定例ハイキングA   五剣山(源氏ヶ峰217m、香川県高松市 )
2021年1月10日(日) 天候:晴れ(気温:5℃)   しらかわ記

四国八十五番札所八栗寺の初詣を兼ねて、五剣山に繋がる源氏ケ峰に登り、源平合戦ゆかりの地を訪ねた。
JR高松駅でワンマンカーに乗り継ぎ、高徳線のJR古高松駅に午前9時41分に到着。
ここは無人駅で線路と国道11号線道路が並行しており、トイレが無い。
今日は新会員1名を含め9名が参加。

本日のコースとコースタイムは以下の通り。
JR古高松南駅(9:45)……佐藤継信の墓(9:50~55)……四国の道表参道……八栗ケーブルカー登山口駅(トイレ休憩)(10:25~35)……お迎え大師(11:00~05)……八十五番札所八栗寺(11:10~20)……裏参道……昼食(11:30~55)……登山口(12:10)……源氏ケ峰(12:30~35)……登山口(12:50)……六万寺(13:00~10)……JR八栗口駅(13:30)
   
   歩行距離:8.9km、  歩行時間:2時間35分、  累積標高差:440m
   休憩、昼食を含む所要時間:3時間45分

国道11号線を東に進み左折し、池の堤防と川に囲まれた処にある佐藤継信の墓を最初に訪れた。
説明版には源義経の家来で義経の身代わりで戦死したとある。
その後、マルヨシセンターの横を通り、表参道の八栗ケーブルカー登山口駅に立ち寄りトイレ休憩。
参拝者用駐車場はかなりの空きがあり、ケーブルカーに乗る人は時間が早いのか少ない。
表参道を登る参拝者は若い人が多かった。

”お迎え大師”まで登るとそこが展望台になっている。
展望台から、屋島、その先には六ツ目山、我拝師山、大麻山も見え、素晴らしい景色である。 
八栗寺に参拝し、境内で昼食を摂る予定が参拝者が多くなってきたので初詣客がいない裏参道沿いに変更。

裏参道を15分程下ると源氏ケ峰登山口の表示板が左手にある。
登山口から源氏ケ峰山頂まではかなり急登で標高差は約80m。 木に掴まるなどして20分で登る。
山頂には三角点、祠が有り、屋島方面が良く見える。
もと来た道を下り裏参道に出て、古戦場史跡、六万寺に向かう。

六万寺は池の西側にあり、屋島の源平合戦の折、安徳天皇の仮御所が有った場所。
六万寺から駅までは舗装道歩きで、八栗口駅には午後1時30分に着いた。

電車の乗車時刻まで40分以上時間があったので、トイレ休憩を兼ねて近くのセルフうどん屋に立ち寄った。
午後2時13分の電車に乗り高松駅経由で、予定通り帰宅した。

1、氷が張る寒い一日でありましたが良く晴れたハイキング日和で、初詣を兼ねた里山歩きを楽しみました。
  源氏ケ峰以外は10年前と同じコースを予定より早く歩き終え、新会員も元気な様子でした。
2、例年だと初詣客で賑わっている八栗寺が、今年は新型コロナウイルス感染者の急増で、人影が少なく静かな落ち着いた雰囲気でした。


▲GPS軌跡図

▲標高図

▲国道11号線沿いのJR古高松南駅を北側に出て佐藤継信の墓に向かう

▲佐藤継信の墓の前で新会員Oさんの紹介(9:50):
右手が墓で左手の川には氷が一面

▲佐藤継信の墓:源義経の家来で身代わりなり戦死

▲八栗ケーブルカー駅でトイレ休憩(10:25~35 )

▲表参道のお店で餅を買う人

▲表参道の終点近くのお迎え大師に到着(11:00)

▲お迎え大師から見た屋島、堂山、我拝師山、大麻山

▲お迎え大師

▲ 八栗寺入口、後方は五剣山

▲ 八栗寺山門(11:10)

▲八栗寺本堂:ケーブルカーに乗り初詣に訪れる参拝者、表参道を登ってくる参拝者で混雑してる状態ではなかった。

八栗寺で集合写真

▲多宝塔(11:20)

▲裏参道沿いで昼食(11:30~55)

▲裏参道途中にある源氏ケ峰登山口(12:10):イノシシの柵がある

▲急登が山頂まで続く

▲ 源氏ケ峰山頂に到着(12:30)

▲源氏ヶ峰山頂

▲山頂から見た屋島方面(12:35):
源氏ケ峰は源義経がここで合戦の作戦を考えたと言われているが前方の山で屋島湾が見えないので後世の言い伝えであるようだ。

▲下りは転倒しないようにストックを利用する者あり

▲源氏ケ峰登山口から車道へ(12:50)

▲裏参道から右手の六万寺へ

▲池の先に六万寺が見えてきた

▲六万寺(13:00):屋島の合戦の折、安徳天皇の仮御所であった

▲六万寺本堂

▲境内の奥に最近造られた安徳天皇聖母徳子の碑(13:10)

▲ JR八栗口駅で普通電車を待つ(~14:13):ここも無人駅