天城山( 1,406m 2011-5-24〜26 静岡県 伊豆半島)
                                         
 とうない 記

伊豆半島の天城山は、「伊豆の踊子」で有名だけど、シャクナゲの山としても有名な山。
天城山は連山の総称で最高峰が今回登る万三郎岳(1,406m)となっている。

この山をフルに体験するなら、天城縦走路を選ぶことになるが、参加メンバーの脚力相応で一般向きの「しゃくなげコース」を巡るコースを歩いた。

丸亀出発の朝は雨だったが、天気予報では午後から雨は止んで、我々が登山する翌日の25日は晴れ、その翌日も曇りで雨には会わないとの見込みだった。
結果は予報どおり、山では晴れだったし、翌日の観光コースも曇りで雨には会わず、しかも予報どおり帰路のバス中で雨となった。

最もラッキーだったのは、天城山のシャクナゲが満開であったこと。
聞くところでは、昨年はシャクナゲは殆ど咲いてなく、ここ数年間で最もきれいに咲いているとのこと。 

花はシャクナゲだけではなくこの山にはツツジとアセビも多い。 この3つの花をコース至るところで見ることができた。
圧巻は万二郎岳と万三郎岳の尾根辺りで、赤みがかったピンクや白っぽいピンクの花が咲き乱れ、花のトンネルのところもあった。

コースは尾根道は歩きやすかったが、万三郎岳から涸沢までの下山道は傾斜がきつく、木の階段も荒れている所も多く、足元要注意だった。
しかし、涸沢を過ぎてからはトラバース道となり、緩やかな道であった。
全コースで約8kmあり、我々の足で、登山開始8:10、下山14:20と6時間程かかった。(昼食・休憩時間を含む)

下山後、城ヶ崎海岸に立ち寄る。 観光船はあいにく運休中だったが門脇灯台から優美な海を見下ろす。

翌日は観光ウォーキング。 フランス庭園のバガテル公園のバラを楽しんだ。また旧天城トンネルや河津七滝、浄蓮の滝などを巡った。

好天の下、緑の中を満開のシャクナゲやバラを満喫する旅だった。

5月24日

▲宿に着く前、十国峠に立ち寄る

峠からの富士山、かすんでいるが全容が見えた

5月25日

 登山開始の駐車場、平日だが、シャクナゲの季節
とあってか、駐車場の空きは少ない


出発、コース確認(8:10)

木立の中、緩やかな登りが続く

四辻に到着

ツツジがお出迎え

ツツジの中を歩く

▲時折、海が眺められる

万二郎岳に到着

▲伊豆半島は山が多い所

▲アセビのトンネル

▲アセビのトンネルとツツジ

▲シャクナゲ

ピンクのシャクナゲ

▲白色に近いシャクナゲ

▲ 満開のシャクナゲの下で

▲ブナの緑もいきいきとしている

▲万三郎岳山頂に到着(11:10)

▲万三郎岳山頂で記念撮影

▲下山のトラバース道

▲ここにもシャクナゲ

▲一休み

▲まわりにはブナが多い

城ヶ崎海岸

▲青い海

門脇灯台

5月26日


▲河津川(桜の名所)の上流に七つの滝がある

▲初景滝と踊子の像

バガテル公園

▲西洋庭園

▲多くの品種があるバラ

▲辺り一面 バラ!バラ!バラ!

旧天城トンネル

▲明治37年に開通した旧天城トンネル

▲トンネルの中は一応電燈は有るが暗い
全長445m

▲数分歩くとトンネルを抜ける

▲伊豆の踊子の作者 川端康成のレリーフがある

このハイキング参加者全員