定例ハイキング 有馬三山   (兵庫県神戸市

  2014年3月15日(土)  晴れ          しらかわ 記   
今回は青春18切符を利用してのハイキングで午前6時前にJR丸亀駅を出発。 坂出、岡山、姫路で乗り継ぎJR三宮駅に午前9時20分に着いた。
ここから阪神電車で新開地まで行き、神戸電鉄有馬線に乗り換えて有馬温泉駅に午前10時30分過ぎに到着。


本日は落葉山(533m),灰形山(619m)、湯槽谷山(801m)を反時計回りに縦走して有馬温泉駅に戻るコースである。

コースとコースタイムは以下の通り。

神戸電鉄有馬温泉口(10:45)〜登山口(10:55)〜妙見寺(昼食)(11:20〜50)〜落葉山三角点〜灰形山(12:20)〜湯槽谷山(13:05〜10)〜湯槽谷峠(13:40)〜分岐(13:50)〜難路(沢筋)〜林道〜有馬温泉ロープウエイ山麓駅(14:20)〜神戸電鉄有馬温泉駅(14:55)

歩行距離:8.3km 、歩行時間:3時間35分、 休憩、昼食を含む所要時間:4時間10分、 累積標高差:(上り)763m、 (下り):761m、

最初は有馬温泉の街中を南に歩き、落葉山山頂にある妙見宮表参道入口を探す。 道路工事中で見逃すところであった。
表参道は外灯があり石段、舗装された斜路が交互にあり歩き易くなっている。 また、参道沿いには西国33番札所の石仏が1番から33番まで安置されている。

妙見宮境内の石の鳥居は地震で壊れて上部は無く柱のみ2本が立っている。 妙見堂は全て木製で、壁面、軒裏には見事な彫刻が施された珍しい建物である。
ここで、日の当たる場所で昼食を食べる。 参加者16名の内1名がここから下山し有馬温泉に向かう。

妙見堂右手を南へ進むと、登山道の右手に落葉山山頂(533m)の4等三角点がある。
ここから下って”やせ馬”の尾根筋を通り、最後に丸太階段の急登を登ると灰形山山頂(619m)に着く。

山頂は雑木の中で展望は無く、山頂を示す石柱と三角点が有るのみ。
ここから更に南に下り、登り帰して有馬三山の最高峰・湯槽谷山へ向かう。
標高差200m以上ある急登で、丸太階段の登山道が延々と続いているので、ゆっくりと休みながら山頂を目指す。
湯槽谷山山頂も雑木の中で展望が望めない。
少し休憩後、南方に有る湯槽谷峠に下る。

途中、極楽茶屋跡への分岐に出たが、予定より時間が短いので更に南下するが登山道が西に向いていることから間違ったと判断。
分岐まで引き換えして、極楽茶屋跡がある東方向へ下る。丸太階段の急坂を下ると分岐の道標があり”難路”と書かれた右へのルートを下る。

ここは谷底で岩がゴロゴロあり、さらに下ると沢になり渡渉を何度か繰り返す道なき道で、赤テープを目印に林道まで慎重に歩く。
途中に巨大な砂防ダムも有りスリルのある山歩きとなった。

林道に出てからはロープウエイ山麓駅の横を通り、車道を歩いて有馬温泉駅には、ほぼ予定の午後2時55分到着。
帰りは今朝と同じコースを神戸電鉄、阪急電車、JRを乗り継いで予定通り、JR丸亀駅には午後8時23分に帰着。

(1)天候に恵まれ、久しぶりに沢歩きを楽しむ事が出来た。
(2)有馬温泉まで来て温泉に入らなかったのは残念。 次回は時間に余裕を持たせた計画にして温泉を楽しみたいと思う。


▲歩いた足跡(GPS軌跡図

神戸電鉄有馬温泉駅前商店街を登山口へ

妙見宮への表参道(落葉山の登山口でもある)

参道沿いにある西国33番札所の石仏(これは4番)

この階段を上がると展望が開ける

東方に見える有馬温泉の街並み

落葉山山頂にある妙見堂(建物全体が木製:壁も)

境内で昼食

落葉山の三角点(妙見堂右手奥の登山道沿いの右手の雑木の中)

道標

やせ馬(危険防止にロープが張られている)

急登が続く

新らしい道標が分岐毎に設置されている

灰形山山頂(展望は無し)

湯槽谷山山頂(小休止)

湯槽谷峠の道標(これより極楽茶屋跡へ下る)

急坂の丸太階段を慎重に下る

道無き道の谷底を有馬温泉へ

沢の中を歩く(赤テープを目印に下山)

沢を渡渉

砂防ダムの山沿いをロープを手掛かりに移動

▲お疲れ様でした