定例ハイキングA   粟島・志々島(香川県三豊市詫間町)
  2015年1月31日(土)  天候:晴れ      とうない 記
今回は粟島と志々島のウォークと、カキ料理を楽しむハイキング。
カキ料理と海上タクシーでお世話になる『いせや』さんの都合で、年間計画より1日遅らせて行事実行。 これが幸いして、この日は晴れであったが、前日だったら雪と雨だった。
なにが幸いするかわからない。

今回は詫間より志々島と粟島を訪れるのであるが、志々島〜粟島は海上タクシーを利用、出発港は宮ノ下港、帰着港は須田港と台形コースとなっている。

宮ノ下港はマリンウェーブのすぐそば、駐車場で20名全員がそろう。
天気はよいが、冬の海辺なので、やはり寒い。 車の中やマリンウェーブ内で出航までの30分間ほどを過ごす。

船は我々が船室に乗り込むとほぼ一杯となり、他に数名の乗客が入ってきた。 まもなく出航、20分後に志々島宮ノ浦港に着いた。
 
GPS軌跡図

▲宮ノ下港桟橋

志々島行き定期
志々島に渡るとリーダーの知り合いで港の傍で休憩所を提供しておられる夫婦が出迎えてくれた。 そして島の状況を話してくれた。
島の人口は今19名だそうで、最も人口が多かったときは300名位の住民がいたそうだ。
家の数は今の人口数より多いから空き家が多いということ。 かつては島の山の上までずっと畑になっていたそうだ。

廃墟となった家が多数ある。 寂しいかぎり。

船は折り返し帰っていく

島の説明をしてただいた男性、自転車があるところに休憩所があり、奥様が出て来られた

▲『男はつらいよ』撮影時の記録写真

休憩所から、古い家が立ち並ぶ路地を通って、裏山を登っていく。 崩れた墓地荒れ果てた家などが散在する。 間もなく利益院に至る、ここから海の見晴らしがよい。


▲利益院へ

▲利益院

▲利益院から登ると港が一望できる

▲山の上に畑がある、昔は木が生えている辺りも畑だった

次はこの島が最も誇る大楠の木を見に行く。 山の尾根を越えて、細い道を降りて行くと、大木が現れた。 これは確かに大きい。 福島県の三春の桜も大きかったが、それ以上に大きい。
樹齢1200年、木は今でも元気がよさそう。 自分の枝の重さを支えられず、折れたが、まだ新しい枝が伸びている。


▲尾根を越して下りて行く

▲楠の大木、人の大きさと比べるといかに大きいかわかる

▲折れた枝、まだ生きている

▲鳥居前で

▲『楠の倉』と名づけられた展望小屋

▲景色を楽しむ


▲展望台からの眺め左端が広島

ここから尾根に出て、尾根筋を西に歩いて横尾の辻に向かう。 道が二つに分かれていたので、ちょっと迷うが、横尾の辻に到着。

青空の下、瀬戸内海に浮かぶ島がよく見える。 2012年夏にこの場所にクラブで来ているがそのときに比べて、草木が刈り取られており、展望はよいそうだ。

▲横尾の辻
ここから、来た道を引き返すのが予定ルートであったが尾根に戻らず、海岸にすぐ下りる道を下る。
海岸に下りて、港へ歩く。 次は粟島に海上タクシーで渡る。 小型の船なので我々20名が一度に乗れず、11名が先行して渡る。
残りの9名は船が戻ってくるまで休憩所で過ごす。 そこは朝お世話になったご夫婦が開いている場所でコーヒーを飲みながら島のことなど雑談する。

話こんでいる内に海上タクシーが戻ってきて、先発の11名を追いかける。 15分間で粟島に到着。

島に着くとすぐ目の前に昼食にカキ料理をいただく『いせや』さんがある。 海上タクシーもこの『いせや』さんのご主人が運転されている。
しかし、カキ料理の前に城山に登ってくることにしており、後発の私達は30分差を短縮すべく先発隊を追いかける。

城山登山道は殆どが階段になっている。 山頂で記念写真撮影をし、早々に下山し、『いせや』さんへと急ぐ。


▲粟島港から西正面に見える城ノ山(海洋博物館手前を右折)

▲ 登山口の標識は新しい(山頂まで780m)

▲登山道の大半はこのような階段(五合目)

▲最後の階段(観音様歩道との分岐:山頂まで120m)

▲城ノ山山頂の展望台に着く

▲展望台横に三角点

▲山頂から見た北側の阿島山(182m)

▲山頂からみた東側の粟島港(民宿いせや、海洋会館)と紫谷山(145m)及びその先には志々島

▲城山展望台にて

城山下山後は、、カキ料理の豪華昼食(私達夫婦はカキを食べると腹具合が悪くなることがあるのでは食べなかったが他の18名はいただく)


▲『いせや』さん

▲『いせや』さんでの料理(写せなかった皿が2つほどありました)。Tさんのご好意で撮影できました。
食事の後、須田港に戻る。 そこから朝船に乗った宮ノ下港は3km位離れている。 車道沿いを30分間歩いて、車を置いている駐車場に到着し、解散した。
皆さんお疲れでした。