定例ハイキングAA 土器川生物公園散策と西山(190m 丸亀市垂水町~綾歌町)
2021年6月29日(火) 天候:晴れ   しらかわ記

梅雨のなかばで不安定な天気が続き、1日順延しての行事で8名が参加しました。

土器川生物公園は1997年に堤防が壊されるのを防ぐ「霞提」という堤防内側の空間を利用して作られた施設で全国でも珍しいと言われています。 公園駐車場に午前9時30分前に集合。
先ず公園を散策し、その後、西山北西麓にある滝ノ鼻神社近くまで車2台で移動し西山に登りました。
なお、公園散策のみで西山に登らない者が2名いました。

本日のコースとコースタイムは以下の通りです。
土器川生物公園駐車場(9:30~40)……土器川生物公園を南から北へ……フジグラン川西東側(10:45) ……丸亀市水防センター(トイレ休憩5分)……土器川生物公園駐車場(11:05~10)==滝ノ鼻神社下の路肩(11:20~25) ……滝ノ鼻神社(11:30)……西山(昼食)(12:00~50)……滝ノ鼻神社下の路肩(13:05~10)

     土器川生物公園散策の歩行距離:3.4㎞、 歩行時間:1時間20分
     西山の歩行距離:2.6㎞、 歩行時間:50分、 標高差:約120m

1,公園には土器川の伏流水を利用した”せせらぎ水路”があり、湧き水には鯉が数匹勢いよく泳いでいました。
 この伏流水は子供の頃、土器川の河下にトンネルを掘り”下新田出水”として江戸時代中期から利用していたもので、
 現在はこのように姿を変えて公園の一部になっており灌漑深いものがあります。
  また、西山は70年前のツツジが咲く頃に登った山道は無く、山容が大きく変わっていました。
 高度成長の頃、ダイナマイトで西山西部を爆破し建設用砕石を取ることで山半分近くが消滅し、逆に池のような窪地に変わっています。
 現在も引き続き砕石場が操業していました。
 ただ西山山頂からの眺めは昔も、今も変わらず、丸亀平野とその先の瀬戸内海の島々が良く見えました。

2,今回は、のんびり、ゆっくりしたウオーキングと低山ハイクを組み合わせた行事でしたが、
  高齢化したクラブ員が多い当クラブでは今後このようなウオーキング行事を増やしてみてはと思います。

▲GPS軌跡図
土器川生物公園の写真

▲土器川生物公園駐車場(9:30~40)

▲土器川生物公園の説明版:せせらぎ水路、ホタル広場、ホタル水路など

▲駐車場を出発(9:40)

▲せせらぎ水路こども宣言:垂水保育所

▲水路にコイが数匹泳いでいる

▲水路を渡る

▲公園の広場:
数年前まで警察犬”きな子”の訓練場で映画のロケにも使用された

▲土器川生物公園の説明版を見て再度公園内へ

▲公園内のモニュメント:ドジョウ?

▲公園内の遊歩道は鉄道の枕木廃材:歩き易い

▲菖蒲の花は終わっていた。黒色の竹林

▲遊歩道から見た土器川:上流にこれから登る西山が見える

▲遊歩道から堤防上に上がるとフジグラン川西の建物が(10:45)

▲土器川下流正面に飯野山

▲丸亀市水防センターと公衆トイレ(5分休憩)

▲集合写真:参加者全員8名

▲駐車場北側にあるコレラ地蔵(11:10):明治中期にコレラが大流行し多くの民が無くなったとある。
西山の写真

▲西山のGPS軌跡図

▲滝ノ鼻神社の石碑(11:20~25)

▲滝ノ神社(11:30)

▲神社裏側を西山へ

▲広い砕石運搬道:現在は使われていない

▲このような道が山頂近くの石段下まで続く

▲石段

▲山頂直下

▲祠がある西山山頂(12:00)

▲山頂から東方には羽床富士、その先には鞍掛山が。
右手手前はレオマワールド

▲山頂下の木陰で昼食(12:05~40)

▲山頂から西方には大麻山、我拝師山が。手前直下は採石場

▲山頂から北方には飯野山、青ノ山が

▲西山山頂での集合写真(12:55):3名が写っていません