個人山行  道後山(1,271m)広島県庄原市

  2016年9月16日(金)        とうない記 
今年の9月は、天気不順が多くて、天気予報も外れが多い。
私のクラブ行事への参加はめっきり減ったが、個人山行でゆったりした山は行ってもよいと思い、それほど遠くない広島の道後・比婆山付近への旅を考えた。

当初は道後山・比婆山・吾妻山を3日間かけて行くつもりであったが、初日の15日の天気予報が雨なので仕方なく出発を1日ずらした。
出発したら、後は天気を見ながら行動を決めまで。
まず、道後山に行くことにした。

今回の計画の山の内比婆山はBクラスの山だが、道後山と吾妻山はAクラス。
標高差は少なく、この時期に多い山野草を楽しみながら歩く。
丸亀をAM7:00出発、途中高梁SAで休憩をとり、岩桶山登山口に10:30に到着した。

この日は曇りで湿気が多く、登山中は汗も出て、岩桶山の中腹は花もなかったが、山頂近くになると展望が開け、登山道にはフウロ、アキノキリンソウ、リンドウなどがあちこちに咲いていた。

さすが、花の山だ。
ルートは下の軌跡図のとおりで、岩桶山を越えて道後山に行き、帰りは巻道を帰る。
この日出会った登山者は宮島から来た夫婦一組だけだった。
彼等は、私達より少し早く登山口に着いたようで先を歩いていたが、夫婦のどちらも一眼レフカメラを首に下げて、お気に入りの花を撮影して行くというスタイルなので、途中私達が追い付いて追い越すという具合だった。
この人達と同行した時は花の名前など教えてもらった。

道中、花は岩桶山山頂付近が最も多く、さながら山頂付近は花園のようだった。 
適度な運動にはこのコースはよい。 今のクラブの状態であれば、この程度の山がぴったりだと思う。

下山後は、吾妻山のロッジに宿泊したが、ロッジへの車道は狭く通行に難儀した。
宿に着いて、フロントの人曰く、あの車道ルートは、自分達でも通りたくないルートだと言っていた。
だけど道後山からだとその道がもっとも近道だそうだ。
まあ、私はナビの案内で走ったまでだが。


▲GPS軌跡図

▲登山口の駐車場に着く、他の車は奥の一台のみ(10:30)

▲登山口はキャンプ場から、まわりは栗の木が一杯

▲途中展望がよくなった付近に休憩用東屋があった(11:05)


▲中腹まで歩くと巻き道との分岐点に到る。 行きは岩桶山山頂に向かうので近道は使わず、帰りにこの近道(巻き道)を使う(11:10)

▲栗のイガグリ

▲岩桶山の山頂に近くなると展望が開ける

▲岩桶山山頂が見えてきた

▲付近には花が一杯

▲岩桶山山頂から道後山を望む

▲山頂で(10:30)

▲山頂のマツムシソウとその向こうのなだらかな道後山

▲岩桶山を下って道後山に向かう(12:00)

▲岩桶山と道後山のほぼ中央部に巻き道の分岐点がある(12:10)

▲なだらかなで見晴らしのよい道が道後山山頂に一直線に延びる

▲道後山山頂(12:40)
咲いていた高山植物


▲マルバダケブキ

▲フウロ

リンドウ

▲ヤマラッキョウ

ホソバノヤマハハコ

▲カワラナデシコ

▲リンドウ

トリカブト

フウロが一杯

ツリガネニンジン

マツムシソウ

マツムシソウ

シラタマノキの実

何の実?

サラシナショウマ

アケボノソウ

ウメバチソウ