個人山行  恵那山(2,191m) 長野県阿智村

  2016年10月25日(火) 天候:曇り後雨       しらかわ記 
   
 早朝、バスでJR宇多津駅を出発し、途中伊吹山を散策、翌日恵那山、最終日荒島岳に登る2泊3日のツア登山に参加。
 
 前日、米原市の伊吹山山頂(1377m)付近を約2時間散策し、その後中央自動車道の園原ICから阿智村に入り月川温泉・月川に泊まる。
早朝5時30分に宿のマイクロバスに乗り、恵那山広河原ルートに通じる峰越林道のゲート手前の駐車場まで移動。
ここで出発準備をして以下のコースを歩いた。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
登山者用駐車場(5:50)〜広河原登山口(6:15〜20)〜恵那山(9:20〜25)〜恵那山避難小屋(昼食)(9:35〜10:00)〜恵那山(10:10〜15)〜広河原登山口(13:00)〜登山者用駐車場(13:25)
 
歩行距離(登り)、(下り):6.5km、 歩行時間(登り):3時間35分、(下り):3時間30分、
累積標高差(登り)、(下り):1690m、休憩昼食を含む所要時間:7時間35分
 
 最初は舗装された峰越林道を広河原登山口まで約30分歩く。途中に落石箇所が有り車での移動は困難である。
林道左手にある広河原登山口から一度、本谷川の河原まで下り木製の橋を渡る。
ここからは急登が続く。樹林帯の登山道が大半で300m毎に山頂までの距離を示す表示板が設置されている。
これが無ければ今何処にいるのか判らない様な単調な道である。
少し紅葉が見られる処、展望が開けた処も有るがガスで遠方は見えない。
カラマツ林の笹原を通る処もあり、山頂近くになると勾配が緩やかになる。
山頂は木々に囲まれた広場で展望櫓が有るが木に遮られて展望は無い。
雨が降り出したのでその先にある避難小屋に急ぐ。
避難小屋に入る頃には本降りになり寒さを感じるようになる。
避難小屋にはストーブの有る土間と靴を脱いで座れる部屋が有り快適であった。
駐車場から避難小屋までの所要時間は3時間45分で標準コースタイム4時間より少し短かった。
避難小屋で昼食を摂って外を見ると雨が止む様子はない。
寒さも増してきたので余り休憩を取らずに元来た道を下山。
ただ途中で体調不良の参加者が出たのでゆっくりペースで下りてきた。
下りの所要時間は3時間25分と登りの場合とあまり変わらなかった。
 
1、恵那山の山名はいざなぎといざなみの子・天照大神の胞(エナ:胎児のへそ緒)を納めたと言う伝説に由来すると言われている。
  中央自動車道から良く見える山で、一度は登って見たかった。
  広河原コースは最短時間で登れるのが魅力であるが、大半が樹林帯で、山頂からの展望も無く、少し期待外れに終わった。
2、木橋を渡ってから山頂近くまでは急登の連続(標高差約900m)で、単調な登り、下りが印象に残った。
 

GPS軌跡図

▲中央高速道路から見た恵那山(前日:10月24日午後)

▲登山者用駐車場(峰越林道ゲート前):午前5時50分出発

▲峰越林道を登山口へ

▲峰越林道のトンネルを通過

広河原登山口(6:15〜20)

▲本谷川の木橋を渡った処から急登になる:少し紅葉が

▲笹原とカラマツ林

▲300m毎にこのような標示版がある

樹林帯主体の登山道であるが、所々見晴らしの良い所がある

山頂まで1.3kmの標示版

傾斜が緩くなり山頂まで0.3kmの標示版:相変わらず樹林帯

恵那山山頂:気温5℃で小雨が降り出した(かなりの寒さ)

▲山頂から200m奥にある恵那山避難小屋
ここで昼食(9:35〜10:00)

山頂の恵那神社奥宮:小さいが立派な社

山頂まで戻る:小雨は続いおり展望台からは木々と雨で展望無し

▲広河原登山口手前近くの本谷川の木橋を渡る:濡れて滑り易い

峰越林道:未だ小雨が

登山用駐車場に帰る:雨が止んだ