長者ヶ岳(1,336m 静岡県富士宮市)と
その周辺観光
(富士山本宮浅間大社、白糸の滝、青木が原樹海、富岳風穴)

  2016年5月9日(月)~10日(火)        しらかわ 記 
 
 2年前にクラブ行事として候補になった今回の”残雪の富士山を眺める山旅”は6ケ月前に具体的計画に取り掛かった。
残雪があり、しかも東西南北から富士山が見えて、且つクラブ会員の体力に合った山を見つけて計画を立てる事は比較的容易ではある。
しかし、果たして天候がどうなるかは全く分からない。

そこで過去20年間の富士山近くの気象実績を調べて5月中旬に決定した。
ここでは3泊4日の山旅前半の長者ケ岳登山とその周辺の観光地(富士山本宮浅間神社、白糸の滝、青木が原樹海、富岳風穴)の記録写真を紹介します。
後半の三ツ峠山登山と周辺の観光(河口湖美術館、富士山レーザードーム館、忍野八海、富士ビジターセンター、河口湖ハーブ館)は別途紹介予定。
 
 5月9日午前6時前に丸亀市民会館前で15名が、JR宇多津駅前で6名が観光バスに乗る。
参加者は登山班15名、観光班6名、総勢21名である。

瀬戸中央自動車道、山陽自動車道、伊勢湾岸自動車道、新東名自動車道を通り、約7時間かけて東名自動車道の富士川サービスエリアに到着。
ここは美保の松原と同様に富士山が良く見えるビューポイントとして有名な場所であったが、生憎の小雨で全く見えない。
富士ICで高速道路を下り、最初の観光地である富士山本宮浅間神社と境内にある湧玉池に立ち寄る。
その後、北方にある音止の滝、白糸の滝を観光し、近くの民宿・西の家に午後3時30分に到着。
翌10日、田貫湖の西方にある長者ケ岳に登る。 ここは民宿・西の家から約20分と近い所にある山で、観光班は登山班と分かれて田貫湖を一周(約4km)した。
下山後は全員が周辺を観光してから、富士河口湖南側にある河口湖パークホテルに宿泊。
以下に長者ケ岳登山の記録写真を紹介する。
 
長者ケ岳登山:5月10日(火) 天候:曇り後時々小雨
 
富士山を西側から眺められ、しかも西方に南アルプスも見える長者ケ岳は、田貫湖北側の尾根筋に付けられた東海道自然歩道が登山道になっており、良く整備されている。
これを往復する予定であったが下山は田貫湖分岐から右に向きを変えて公衆トイレのある田貫湖キャンプ場に変更した。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。

長者ケ岳登山口8:05……田貫湖キャンプ場分岐8:25……休暇村富士分岐9:00……10:05長者ケ岳10:25……田貫湖キャンプ場分岐11:35……11:45田貫湖キャン場駐車場11:55==12:45青木が原樹海散策(コウモリ穴周辺)(70分)13:55==14:05富岳風穴(観光:30分)14:35==15:10河口湖パークホテル(着) 河口湖散策16:00

 

歩行距離:6.5km、歩行時間(上り):2時間、(下り):1時間20分、

累積標高差(上り):705m、(下り)706m、休憩、昼食を含む所要時間:3時間40分

 

 登山道の大半は樹林帯であるが展望が良い処にはベンチがある。

最初の勾配が比較的キツイ登山道は丸太階段が多いが、山頂に近づくと階段ではなくて土の道となる。

前日の雨で少しぬかるんでいた処も有ったが全般に歩き易い道であった。

途中から霧が出てで視界が悪くなり、山頂からの富士山、南アルプスは霧で全く見えなかったのは残念であったが予定通り全員山頂を踏むことが出来た。

明日は更に天気が悪そう、最後の12日は天気が良さそうなので期待したい。

 

 

GPS軌跡図

標高グラフ

田貫湖北側駐車場

田貫湖

▲長者ケ岳登山口(8:05)

階段状の登山道

階段状の登山道を避けて登る

▲階段状の登山道が続く

▲:田貫湖キャンプ場分岐:下山はここを左に下りる

▲途中で休憩:霧が出てきた

▲休暇村富士分岐

▲段々と霧が濃くなる:朝霧高原が近くに有る由縁か

▲長者ケ岳山頂の三角点と道標(10:05〜25)

▲山頂での集合写真(参加者全員:13名)

▲山頂では霧が濃くて富士山(右手)、南アルプス(左手)は見えず

▲霧の中を下山

▲途中の道標(長者ケ岳:1.1km、田貫湖入口:2.0km)

▲ベンチで休憩

▲正面に田貫湖キャンプ場が見えてきた

▲田貫湖キャンプ場(11:45):管理棟と公衆トイレがある
観光の写真
5月9日(月)
1.富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社の大鳥居

浅間大社拝殿前での集合写真(参加者全員:21名)

湧玉池:富士山の伏流水が湧き出していて澄み切った池で美しい


2.音止の滝、白糸の滝

音止の滝:水量が多くて轟音で会話が聞き取りにくい
(曽我兄弟密談の場所と言われている)

白糸の滝
富士山の伏流水が流れ落ちる幅200m、落差20mの滝で日本滝百選に選ばれている
3.民宿:西の家

夕食で乾杯

5月10日(火)
4.青木が原樹海

▲青木が原樹海の説明版:遊歩道入口にある

遊歩道から見た樹海の風景

遊歩道を散策

現在位置を示す説明版

遊歩道を出口へ(歩行距離:1.3km:歩行時間:40分)

5.富岳風穴

富岳風穴の駐車場

富岳風穴の内部

6.富士河口湖湖畔散策

河口湖大橋付近:黒い雲が出てきた(明日の天気予報は雨)

7.河口湖パークホテル

河口湖パークホテルの夕食風景