個人山行     藤原岳(1,140m 三重県いなべ市)  
 
2019年4月13日(土) 天候:晴れ     しらかわ
 2日目も好天で、湯の山ロッジから車で50分程の三岐鉄道西藤原駅西上方にある登山口休憩所に向かう。
車窓から見た藤原岳の東斜面は石灰石採掘場があり、山肌が大きく削られていて痛々しい。
登山口休憩所に駐車場はあるものの土曜日で既に満車状態。
ガイドが下方の駐車場に車を移動する間にトイレ、準備体操を済ませる。

本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
湯の山ロッジ(7:50)==藤原岳登山口休憩所(8:45〜9:00)〜神武神社〜2合目(9:25)〜4合目(9:55)〜8合目(休憩)(10:55〜11:05)〜9合目(11:25)〜藤原山荘(昼食)(12:00〜25)〜藤原岳(12:45〜50)〜藤原山荘(13:10〜25)〜寄り道(13:50)〜天狗岩(14:05〜15)〜藤原岳山荘(14:50)〜8合目(15:30〜35)〜4合目(16:15)〜2合目(16:35)〜藤原岳登山口休憩所(16:50〜17:00)==湯の山ロッジ(17:50)
 
  歩行距離:10.4km、 歩行時間(登り):3時間10分、(下り):3時間30分、
  累積標高差(登り)、(下り):1150m、 休憩、昼食を含む所要時間:7時間50分
 
 休憩所左手上の神武神社の鳥居からが登山道。
8合目分岐まで連続した樹林帯の登りが続く。
登山道沿いには2合目、4合目、6合目の道標があり、単調な登りを忘れさせてくれる。
又、花の百名山と言われるだけあって、色々の花が咲いていた。
土曜日で天気が好いので登山客が多い。
8合目広場で休憩し、9合目前後まで登ると福寿草があちこちに見られるようになる。
何回も立ち止まって写真撮影し、急坂を登り切るとカルスト地形の広い平原になり、藤原山荘とバイオトイレが見えてくる。
トイレ前には行列が出来、藤原山荘前も多くの登山客で場所を確保するのも気を使う。
山荘前で昼食を摂り、西側の藤原岳に向かう。
残雪が融けてぬかるんだ道があり、注意しながらなだらかな斜面を登ると藤原岳山頂である。
山頂までの所要時間は写真撮影、昼食タイムを含めると3時間45分とゆっくりペースである。
山頂にも大勢の登山客が居て、360度の展望を楽しんでいる。
山頂からは北西方向にこれから向かう天狗岩が、その遠方には明日登る御池岳が見えている。
山頂から一度、藤原山荘に戻りトイレ休憩後、西方の天狗岩に登る。
この辺り全てがカルスト地形であり、天狗岩も石灰石で覆われ独特の山容である。
天狗岩にも福寿草が咲いており、福寿草と遠方の藤原岳が一枚の画面に収まる貴重な風景が撮影できた。
ここでの展望も素晴しく十分風景を堪能し、藤原山荘経由で元来た道を下山。
 
1、思いがけず、福寿草の花を観、また藤原山荘、藤原岳、天狗岩にかけては広大なカルスト地形で、予想しなかった素晴らしい風景を見ることが出来ました。
 
2、標高差は1000mを超えますが登山道は好く整備され歩き易いコースでした。
  クラブ山行として紅葉の時期に再度挑戦してみてはと思います。
 

▲GPS軌跡図

▲藤原岳登山口休憩所(9:00):
休憩所左手に見える神武神社の鳥居から出発

▲二つ目の神武神社鳥居の右手登山道へ

▲2合目を通過(9:25)

▲4合目で立休憩(9:55)

馬酔木の花

青空に映える山桜

花の撮影に時間がかかる

▲8合目広場(10:55〜11:05):若い女性の登山者も多い

9合目を通過(11:25)

お目当ての福寿草:この辺りで群生してる

藤原山荘:この前で昼食(12:00〜25)、左手20分で山頂(展望台)、右手30分で天狗岩の標示

山荘前トイレ左手の道を藤原岳へ:
山頂はなだらかなカルスト地形で見通しが良い

山頂付近から北方向の眺望:正面が天狗岩、左手遠方が御池岳

▲登って来た方向を振り返る:所々に残雪が

▲藤原岳山頂(12:45〜50)

▲山頂からは360度の展望が楽しめる

▲藤原山荘に戻りトイレ休憩(13:10〜25)後、天狗岩へ

▲天狗岩への道:カルスト地形が続く

▲天狗岩への道標:縦走すると明日登る御池岳に行くことが出来る

▲天狗岳山頂(14:05〜15):正面は藤原岳

▲天狗岳南側は断崖:こちらもカルスト地形

▲天狗岳山頂に咲く一輪の福寿草:正面には藤原岳

▲再度、藤原山荘に(14:50)

▲藤原岳登山口休憩所に下山(16:50)
登山道で見かけた花

▲花(その1)

花(その2)
▲花(その3)

▲花(その4)