定例ハイキングAA    芸予要塞ウォーク(愛媛県今治市来島、小島) 
2025年3月29日(土) 天候:晴れ   しらかわ記
6日前から続く今治市の山火事が昨夜の雨でほぼ鎮火され、道路の通行止めが無くなったので、予定通り村上水軍の城跡のある来島と、日露戦争のため造られた芸予要塞のある小島に9名で行きました。
午前7時にJR宇多津駅前を出発し、豊浜SAで20分程待ち合わせて9時過ぎに高速道路の左右の山火事跡を見ながら渡船乗場の波止浜観光港に10時前に到着。

波止浜観光港は造船所に取り囲まれているような処で、金毘羅大権現の燈篭が無いと観光港には見えません。
ここで渡船切符を購入し、くるしま丸に乗船。5分で来島に渡り、来島城跡、村上神社などを観て1時間で次の小島に渡る。
小島では明治31(1898年)~36年に築造された石造り、レンガ造りの芸予要塞跡を2時間程かけて見て歩いた。その後、港近くの小島観光休憩所で古い芸予要塞の写真などを観て渡船を待つ。

帰りの”くるしま丸”は貸し切り状態でした。午後2時50分に波止浜観光港でジャンボタクシーに乗り、午後5時JR宇多津駅前に帰着。

本日のコースとコースタイムは以下の通りです。
波止浜観光港10:10==渡船(くるしま丸)==10:15来島港……来島ウオーク(来島城跡、村上神社、来島観光休憩所)……来島港11:15==渡船==11:20小島定期船乗り場……小島要塞ウオーク(発電所跡、中部砲台跡、小島山頂、弾薬庫跡、南部砲台跡、探照灯跡、小島観光休憩所)……小島定期船乗り場14:30==渡船==14:40波止浜観光港

歩行距離:約5km、所要時間:4時間30分

1,来島山頂の来島城本丸跡、小島山頂の司令塔跡からの眺望は素晴らしく、東にしまなみ海道大橋、南に波止浜の造船所が身近によく見えました。
2,小島では芸予要塞跡をゆっくりと見学し、その途中の道では椿の花を見ることが出来、ほぼ全員が満足するウォークになったようです。

コースマップ

標高図

高速道路左手の山火事で焼け焦げた山並み(9:00):
4年前に登った世田山、笠松山付近

波止浜観光港(9:50):金毘羅大権現の燈篭

▲波止浜観光港渡船の切符売り場(9:55)

渡船”くるしま丸”に乗船(10:10)

▲くるしま丸の船内(定員58名)

来島に上陸(10:15)

▲来島港にある来島城跡の説明版を見て歩くコースを確認(10:20)

来島城本丸跡(10:35):来島の頂上(標高42m)

本丸跡から見た来島海峡大橋

来た道を下山:道が崩壊している部分は慎重に

村上神社下の急な石段

石段が続く(10:48)

来島観光休憩所前で休憩しながら渡船待ち(11:00~11:15)

渡船”くるしま丸”(11:15~20)

小島定期船乗り場近くにある”28センチ榴弾砲”(11:25)

防火水槽(11:32):レンガ造り

道標(11:55):中部砲台跡へ

中部砲台跡(12:00):レンガ造りの倉庫、石造りの砲台跡を見学

中部砲台跡の中ほどにある司令塔跡(展望台)への急な石段
(12:02)

小島山頂(標高100m)の司令塔跡近くのベンチで昼食
(12:10~12:30):眺望が素晴らしい

司令塔跡から見た波止浜方面

再度司令塔跡を見学(12:45~12:50)

要塞内部

椿の花

弾薬庫跡(13:10)

▲弾薬庫跡:木造の屋根部は朽ち果ててありません

レンガ造りの弾薬庫跡

▲南部砲台跡(13:20)(その1)

南部砲台跡(その2)

探照灯跡(13:40)(その1)

▲探照灯跡(その2)

探照灯跡(その3)

くるしま丸から見た小島定期船乗り場(14:30)

来島海峡大橋

▲波止浜の造船所

▲波止浜観光港に到着(14:40)
集合写真(会員用)→クリック