個人山行 御在所岳(1,212m 三重県菰野市)  
 2019年4月12日(金) 天候:晴れ
    しらかわ
 
 鈴鹿山脈の御在所岳、藤原岳、御池岳日帰り登山2泊3日のT社主催ツア登山に参加。
御在所岳は15年前クラブ行事があったが未会員で行けず、藤原岳は昨年計画するも参加者が少なく中止した名山である。
 
午前7時50分、JR宇多津駅南口で乗車し、高松自動車道、淡路鳴門、中国、新名神、名神、新名神・土山SA(昼食)を通り、中道登山口下方の鈴鹿スカイライン横駐車場に12時30分に到着。
ここで出発準備後、中道から山頂を踏み、表道を下るコースを歩いた。
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
鈴鹿スカイライン横駐車場(12:40〜45)〜中道登山口(12:50)〜おばれ岩(13:30〜35)〜地蔵岩(14:00〜05)
〜6合目(14:15)キレット〜7合目(14:40)キレット〜キレット(15:05)〜富士見岩展望台(15:25〜30)〜山上公園
〜御在所岳(15:45〜16:00)〜トイレ休憩(16:10〜25)〜表道下山口(16:30)〜表道〜スカイライン路肩(17:40)
 
   歩行距離(登り):3km、 (下り):1.7km、 歩行時間(登り):2時間45分、(下り):1時間10分、
   累積標高差(登り):770m、 (下り):590m、 休憩を含む所要時間:4時間55分、
 
駐車場から数分歩くと車道右手に中道登山口が見えてくる。
最初は緩やかな花崗岩の山道で次第に岩がゴロゴロした急登に変わる。
途中には山頂方面の展望が望める処がある。
その先のロープウエイ下を通過すると、まないた2枚が重なり傾いたような巨岩・おばれ岩が見えてくる。
おばれ岩を通り、岩場を登ると道の右手に特徴ある巨岩・地蔵岩がある。
この地蔵岩は登山者の是非登ってみたい処で御在所岳のシンボル的存在であるようだ。

その先の6合目表示板にはキレット表示が有り、クサリを使って登り、下りする岩場が2か所ほどある。
慎重に足元を確認しながら無事通過すると富士見岩展望台に出る。

展望台からは伊勢湾方面の展望が素晴らしい。
ここから平坦な遊歩道がスキー場のある山上公園内を通り公園西端の御在所岳山頂まで続いている。
山頂には大きな一等三角点、滋賀県と三重県の県境表示板、360度の展望が分かる表示板(琵琶湖、藤原岳…)等があり、観光客、スキー客向け設備が整っている。
生憎,今日はロープウエイが定期点検で止まっており、観光客はおらず登山者が2、3人いるのみであった。
帰りは表道の急坂を鈴鹿スカイラインまで下り、その路肩から車で国民宿舎・湯の山ロッジに直行した。
 
1、何時か登ってみたいと思っていた御在所岳登山が漸く実現しました。
  好天に恵まれ巨岩、奇岩を近くで見、山頂からの眺望、キレット通過と盛り沢山の体験が出来た素晴らしい山旅になりました。
2、湯の山温泉の国民宿舎・湯の山ロッジは15年前クラブ行事で利用した宿であることを帰宅後、クラブの会報で知りました。
  2日間とも宿泊客が少なくゆったりと温泉に浸かり、美味しい夕食、生ビールの味は格別でした。
3、明日は福寿草の藤原岳、明後日は鈴鹿山脈の最高峰・御池岳日帰り登山である。
  今日と同様、天気も良さそうなので快適な登山が期待出来そうです。
  

▲GPS軌跡図:GPSの電池切れで、山頂下山後の山上公園以降のデータなし

▲駐車場を出発(12:45)

▲中道登山口(12:50)

▲最初は緩やかな道

▲山頂方向の展望:ロープウエイの白い支柱が見える

ロープウエイを見上げる

花崗岩の岩道

急坂でクサリが設置

▲巨岩のおばれ岩(13:30):この間を通過する

おばれ岩の全景

上方から見たおばれ岩

登山道沿いにそびえ立つ巨大な地蔵岩(14:00)

別の角度から見た地蔵岩:落ちそうで落ちない不思議な巨岩

▲6合目(標高900m)キレット(14:15)

▲キレットを下る

▲振り返って見た岩山

▲岩場が続く

▲このような場所もある

▲キレットはクサリを利用

▲再度の登り

▲振り返って見た岩場

▲富士見岩から見た伊勢湾方向の展望(15:25〜30):
眼下のスカイライン橋脚先に今夜の宿:湯の山ロッジが見える

▲富士見岩からなだらかな遊歩道を山頂に向かう

▲御在所岳山頂(15:45〜16:00)

▲山頂から東に広がる山上公園:東端にロープウエイ山頂駅、

▲山上公園案内板:スキー場、レストラン、観光リフトなどがあるが
今日はロープウエイが動いていないので観光客は誰もいない

▲山上公園から表道への降り口(16:30):残雪が少し

▲表道:急坂であるが岩場、クサリ場は無い

鈴鹿スカイライン路肩で乗車(17:40):ゴール

▲国民宿舎湯の山ロッジ(18:10)

▲国民宿舎近くから見た御在所岳:翌日の早朝