個人山行    八甲田山1,584m、青森県)

  2015年6月30日(火)  天候:晴れ時々曇り とうない記 
今回の山旅 2座目の山 八甲田山、昨年も北海道の帰りに寄った。 そのときはあてにしていたロープウェイが強風のため運行されず、登山をあきらめた。
手持ちのガイドブックに掲載されている八甲田山の登山ルートがロープウェイを利用したものとなっており、今回もこのルートでと考えていたが、前日にロープウェイ山麓駅まで行って、始発時間を確認すると9時となっている。
またロープウェイを利用した場合、山野草の咲く毛無岱は通らないばかりか、ロープウェイを降りてからのアップダウンも結構ある。 おまけに料金も¥1850と高い。

朝6時には麓にいるのに、9時まで待つなんて・・・・・と思案した結果、ロープウェイ利用はやめて、酸ヶ湯温泉から登って大岳に行き、仙人岱へとの時計まわりのルートを歩くことにした。
同じルートでも多くの人は、反時計方向を歩くようで、以前にしらかわさん達のグループが歩いたルートも反時計方向になっていた。

仙人岱ルートは岩が多く、登りの傾斜がきついので登りに使ったほうが安全というのが反時計方向まわりが多い理由かと思う。
昨日の八幡平は、標高差は少なく、観光気分でも行けるところだが、八甲田山は私の足で山頂まで約3時間かかった。 花が多いきれいな山ではあるが、観光気分では無理、観光なら、ロープウェイを降りた場所付近の散策ですね。

今回当初の登山ルートを変更したが、結果的にはこの方が、ガイドブックに掲載されている八甲田山の登山ルートより良かった。


▲GPS軌跡図、 酸ヶ湯登山口から時計方向にまわる

▲前日通った城ヶ倉大橋、谷底まで122mある。 
上の地図の城ヶ倉
渓谷に架かる(観光スポット)

▲城ヶ倉大橋から八甲田山大岳を望む、これほどよく見える時は少ないとのこと

▲酸ヶ湯温泉、冬でもここまでの道路は除雪していて来られるそうだ

▲温泉建物の左脇の登山口から入る(7:30)

▲少し登ると酸ヶ湯温泉とその向こうに公共駐車場が一望できる。
公共駐車場はシーズン前とあってよく空いている

▲最初は急登だがすぐになだらかになる。歩きやすい道

▲ブナ林の木道を少し下る(8:05)

▲広い草原、白いのはヒナザクラ

▲草原からまわりを見回す。ローウウェイ山頂駅が左のピークの肩にある。ローウウェイ利用だと、この4つのピークを踏んで右端のピーク大岳までを往復する

▲毛無岱の上と下の間にある長い階段を登る(8:30)

▲コルの避難小屋が見えてきた(9:35)

▲避難小屋前広場で休憩、中腹に雪渓が残る(9:40)

▲大岳への登り道から避難小屋を見下ろす(10:10)

山頂到着、風が強く皆さん短時間で下る(10:20)

下山は登って来た道と反対側を仙人岱に下る

下山道から山頂を望む(10:35)

ここを下ると仙人岱

▲仙人岱まで下りてきた(11:30)

▲火山ガスが漂う谷(11:45)

▲駐車場のある登山口まで下りてきた(12:55)
 見かけた花の一部
 
▲マイヅルソウ                      ▲ウラジロヨウラク
 
コバイケイソウ                   ▲イワハゼ
 
▲ハクサンチドリ                  ミヤマオダマキ
 
▲ショウジョウバカマ                  ▲ワタスゲ
 付近の景勝地

▲地獄沼

▲睡蓮沼
次は白神山地 暗門の滝です