定例ハイキングB 明神山(668m 兵庫県姫路市) 2016年4月12日(月) 天候:晴れ とうない 記 (しらかわさんの写真含む) |
|||
前日の小富士山に続く2座目の山、姫路市夢前町にあり、姫路市街地から北約20kmにある。
標高は高くはないが、富士山のように裾野を広げた山容で、登山口は夢のさと農業公園「夢やかた」で、コテージやキャンプ場もある。 主要なコースはABCの3コースあり、Cは険しい岩場があり中級者向けコース。 我々は沢を登るBコースから山頂に登り、下山は岩が多く傾斜の急な場所もあるAコースを利用することとした。 (24名の内2名は逆コースを歩き、途中で引き返す) 前日宿泊した香寺荘より、バスで明神山登山口のある夢やかたまで移動する。 出発準備後、桜並木の道を通り、Bコースに入る。 別の女性数名のグループがCコースへと入って行った。 ■ 明神山のコースとコースタイム 夢やかた(8:40〜8:55)〜岩屋池(9:05)〜ABCコース合流点〜明神山山頂(10:35〜11:00)〜ABCコース合流点(11:50)〜西の丸ピーク(12:25)〜マンモス岩(12:50)〜夢やかた(13:20) 歩行距離:5.1km、歩行時間(休憩、ロスタイム含む):4時間40分、累積標高差:762m |
|||
![]() ▲コースマップ |
![]() ▲高低グラフ |
![]() ▲夢やかた前の広場 |
![]() ▲明神山全容、中央の谷を登り左の尾根を下る |
||||
![]() ▲こっちはCコース、女性数名のグループが行く |
![]() ▲我々は池に沿ってBコースに入る |
||||
![]() ▲岩屋池と明神山 |
![]() ▲滝の観音への入り口、Sさんのみ覗きに行く |
||||
![]() ▲ゆるやかな沢を登る |
![]() ▲やがて傾斜のきつい杉林を登る |
||||
![]() ▲展望の良い地点から出発口の夢やかたと岩屋池が見える |
![]() ▲山頂到着10:35、所要時間約2時間 |
||||
![]() ▲山頂から南の眺め |
![]() ▲山頂から西の眺め |
||||
![]() ▲明神山山頂で |
|||||
休憩を約30分取った後、下山開始。 約20分後の標高550m付近でアクシデント発生、下山時の坂でKさんが足をなにかに引っ掛けて、前に倒れる。 その時右手の腕と膝を負傷。 その場では大した出血ではなく、持参の医務袋のバンドエイドと三角巾で応急手当をし、本人も痛くないから大丈夫と言い、注意しながら下山する。 しかし、負傷した右手からの出血は止まらず、シャツの袖が血で濡れるようになった。 Kさんは血液が固まりにくい薬を服用しているから、しかたないと言う。 心配しながらも下山してよく確かめることにした。 |
|||||
![]() ▲Aコースは尾根歩き |
![]() ▲尾根からの眺め |
||||
![]() ▲マンモスの背と名付けられた巨大な岩 |
![]() ▲13:20登山口まで帰る |
||||
下山後、夢やかたで昼食タイムとした。 ここで、Kさんの負傷した腕の具合を確認すると、腕の内側の皮膚が破れ、浮いた状態で血がにじみ出ており、すぐに治療が必要な状態であった。 近くの医院に電話をかけるがすぐに対応してくれるところがなく、消防に電話して、医療機関を紹介してもらう。 福崎町の外科医院が休診時間帯ではあったが、対応してくれることになり、バスで寄り道してもらう。 約40分間かかって、傷口を治療をした。 その間、他のメンバーはバス内で待機する。 治療後の腕は包帯でグルグル巻きになったが、それでも包帯からまだ血がにじみ出ている。 バスに戻り、通常通りに帰路に就く。 余裕を見た行程になっていたので、丸亀への帰着時刻はほぼ予定どおりになった。 この程度で済んだのは幸運であった。 高齢になると体のバランスは悪くなり、体も衰えているから、高齢者の山登りには注意が必要なことを痛感した。 |