秘境 坪尻駅〜箸蔵寺(徳島県三好市) 2016年5月22日(日) 天候:晴れ、気温28℃ しらかわ 記 |
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爽やかな五月晴れの下、JR宇多津駅、丸亀駅、讃岐塩屋駅から総勢9名がJR土讃線に乗り、秘境の駅として有名なJR坪尻駅で下車。
ここは香川県・徳島県の県境の猪鼻トンネルを出た処にある山中の無人駅で、駅の掲示板にはその歴史が示されている。
それによればこの駅は昭和4年土讃線が建設される前は鮎苦谷川(あゆくるしだにかわ)の川底であった。
そこを鉄道を通すため導水トンネルを東側に建設し、川の流れを変えて駅(当初は信号場)が造られた由。
その後、坪尻駅になり、一日100人程の乗客が利用する時期もあったが、今は鉄道マニアかハイカーが利用する程度の無人駅になっている。
秘境の駅として全国第5位とか7位にランクされているとか
駅前で準備体操後、約600mの山道を登り、一度国道32号線に出る。
そこから新設された舗装道路を通り箸蔵寺迄歩歩いた。
途中で先に箸蔵駅から国道32号線の坪尻駅近くまで来て箸蔵寺を目指すクラブの男性2人に追いついた。
舗装道路は箸蔵寺のロープウェイ駅西側まで続いており、山道を通る事は無かった。
計画ルートは箸蔵街道の一部を歩く予定であったが少し西側の近道を歩いたようである。 箸蔵寺境内の護摩殿前の休憩所で昼食を食べ、休憩。
時間に余裕があるので急な長い石段を登り、奥の院に参拝する。
その後、護摩殿まで戻り緩やかな石段を高灯篭まで下り、遍路道を通ってJR箸蔵駅に下山。
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
JR坪尻駅(9:50)〜国道32号線(10:05)〜落〜舟原〜箸蔵寺(昼食)(11:20〜12:10)〜奥の院(12:20〜25)〜高灯篭(12:40)〜箸蔵ロープウエイ登山口(13:05〜15)〜JR箸蔵駅(13:25)
歩行距離:7.2km、 歩行時間:2時間30分、 累積標高差(上り):570m、(下り):640m、
休憩、昼食を含む所要時間:3時間35分、
地元出身の参加者の熱意で実施された今回の山行は、予想以上に箸蔵寺までは歩き易く、予定より早く箸蔵寺に着くことが出来ました。
ルートは最近作られた道路が主体で、地形図には無く、少し戸惑うことがあったが、リーダーが2年前に歩いており、安心して周囲の風景を楽しむ事が出来ました。有難うございました。
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![]() ▲GPS軌跡図 |
![]() ▲JR坪尻駅構内(スイッチバック方式で線路は二重になっている) |
![]() ▲木造駅舎前で記念写真(秘境の駅・坪尻) |
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![]() ▲駅前で準備体操 (我がグループ以外に下車したのはカメラを持った男性3人のみ、秘境マニアか?) |
![]() ▲発車時刻表:一日5〜6便 |
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![]() ▲線路を渡り東側の山道へ |
![]() ▲帰りの電車から見たJR坪尻駅東側導水トンネル出口は滝のようになっている (吉野川の支流・鮎苦谷川) |
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![]() ▲廃屋(雑貨商跡?)の横を通る |
![]() ▲樹林帯の中を国道32号線へ |
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![]() ▲国道32号線手前山道にはボンベ、家庭用冷蔵庫などが捨てられていた |
![]() ▲国道32号線に出る |
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![]() ▲国道32号線より左手上部の車道から見たJR坪尻駅(ズームアップ) |
![]() ▲同じ場所から見た風景(下方に小さくJR坪尻駅が見える) |
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![]() ▲車道から山道へ |
![]() ▲再度、車道へ(先に国道から出発したクラブの男性2人組の追いつく) |
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![]() ▲南方には吉野川が |
![]() ▲古い石の道標:右、箸蔵へ |
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![]() ▲箸蔵寺護摩殿前の休憩場所で昼食 |
![]() ▲護摩殿を背景に集合写真(参加者全員:11名) |
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![]() ▲集合写真 |
![]() ▲奥の院へ通じる急な長い石段(数えると223段) |
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![]() ▲奥の院:信者が般若心経を唱えていた |
![]() ▲帰りは護摩殿から右手方向に下りる |
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![]() ▲高灯篭の処から東へ向きを変えて遍路道を降る |
![]() ▲降る途中にあった道標:箸蔵寺まで1.8km、雲辺寺迄約19km |
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![]() ▲樹林帯の遍路道 |
![]() ▲途中で箸蔵ロープウエイ登山口駅に立ち寄る |
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![]() ▲JR箸蔵駅に下りてきた |
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