東赤石山( 1,707m、2010-9-12 愛媛県)
                                         
 とうない 記

参加者8名、車2台で定刻に丸亀出発。 約2時間で登山口に到着、車1台を下山口の床鍋に置いて、筏津より登る。

瀬場谷付近までの登山道は杉の植林で日差しを遮ってくれるし、道の傾斜も緩いので快適な登山道歩きである。
この夏の暑さもそろそろ終わり、涼しい風がときおり吹く。

しかし、この山はやはり本格的な山で山頂に近着くに従い、岩が増えて来て、疲れを感じるようになる。
赤石越えまでほぼ3時間を要した。 それから約40分、山頂到着。展望は良好で隣の八巻山の山容も手に取るように見え、遠くには笹ヶ峰・沓掛山なども望めた。

下りは、分県ガイド本に紹介されているルートを下りることとし、巻き道を東進し権現越から床鍋に降りた。
このルートは結構厳しかった。 

東赤石山山頂から権現越まで地図でみると高低差は殆どないのだが、実際の巻き道は小さなアップダウンが繰り返し続き、岩の道で歩きにくい。
それでも谷からの涼風と白骨林や谷の眺めはよかった。

権現越えではお花畑が広がっており、シコクフウロやアキノキリンソウなどが咲き乱れていた。

今回は累積標高差 約1100m、歩行距離 約10kmと我がクラブの選定する山としてはハードな方だった。


▲ルートマップ


朝の天気は良好。 川之江の製紙工場の煙突からの
煙もまっすぐに上がっている


筏津の登山口で登山届を出して登る

▲ 林の向こうに滝が流れる

▲谷沿の登山道は木陰で傾斜も緩い。 快適。


▲谷川の水は冷たい程

▲谷川には何か所か丸太で作った橋がかかる

▲山頂に近づくと岩がころがる道になる

▲山頂付近の大岩

▲山頂到着


▲参加メンバー8名、親切なお兄さんにシャッターを押してもらう
後の山は岩山の八巻山

▲権現越えへの巻き道歩きにくい

▲見晴しのよい所もある

▲この山の特徴的な蛇紋岩

白骨林もあって雰囲気は高山

▲権現越え、 写真では見えないが、シコクフウロが咲き乱れている

▲ 床鍋への下山ルートは荒れ気味

■ この山の山野草■

▲アキノキリンソウ

▲シラヒゲソウ

▲ツルリンドウ

▲ツリガネニンジン
     
▲ヤマホトトギス            ▲シコクフウロ