個人車旅    北海道の旅 層雲峡、タウシュベツ橋梁、真鍋庭園他 
2024年7月3日(水) 天候:晴れ   とうない記

この日は上の地図の青のルートのように、旭川のホテルから景観が素晴らしい糠平国道を通って、層雲峡・タウシュベツ橋梁・帯広の真鍋庭園を巡る。
走行距離は約200km、純走行時間はおよそ4時間。
まず、層雲峡に向かう。 2016年に黒岳登山をしたときに一度訪れた場所。 層雲峡に近づくと、山頂付近にまだ雪が残る大雪山系の山が見えてくる。 ここに黒岳に登るロープウェイがあり、黒岳登山のおりに利用したことがあるが、今回は登山の予定なし。行ってみることに。

付近の景色や街並みは変わりなく、8年前を思い出す。  しかし、この日は晴れだが、ロープウェイは強風のため、運休になっていた。
平地は晴れでも、山の天気は悪天候もある。 付近で黒岳登山予定の登山者があきらめてひきあげっていた。


▲黒岳ロープウェイ乗り場、運休中

▲強風で運休のお知らせ
この後、年ごとに崩壊が進んでいく旧国鉄士幌線タウシュベツ川に架かる橋梁を見ることに。 ここは、一般車が橋梁の場所まで行くことはできず、それにはガイドセンターが実施している有料ツアーにあらかじめ申し込んでおくことが必要。多くの人は橋を対岸の林の中に切り開かれたタウシュベツ展望台まで、国道から約200mを歩いて行く。 
林の入り口には、熊が出没注意の看板がある。 展望台から対岸にある橋梁までは約700mあるが、よく見えた。 狭い展望台なので、他になにもなく、多くの人は写真撮影したら引き上げていく。

▲タウシュベツ橋梁への道、糠平国道はこのような白樺林が両サイドに続き、道の脇には天然のルピナスの花が咲いている

▲三国峠で一休み

▲バイクで走り回る高齢者が多い
ここからさらに南下し、糠平温泉約8km手前にタウシュベツ橋梁を眺められる展望台がある。

▲車道脇に展望台へ行く道がある。熊出没の看板あり。

▲林の中を約200m歩く

▲対岸の展望台からの眺め、これから秋にかけて、湖面の水位が上がり、橋が水に沈む

▲橋の中央付近が崩れでいる。 崩壊が進むが修復はせず、自然に任すそうだ

▲1937年建設で1955年まで使われた

▲ミズナラの巨木

▲北海道の各地で見られるオオフキと糠平湖、このフキと共に北海道には各地にオオイタドリが繁殖している
タウシュベツ橋梁の見学を終えて、さらに帯広方面に南下し、途中新しいモダンな道の駅『かみしほろ』ができているので立ち寄る

▲道の駅らしくない外観、全国人気NO.1と

▲建物内部もモダン、昼過ぎのせいか客は少ない
帯広に15:30頃着いて、真鍋庭園を訪れた。 庭園といっても花ではなく植物園。 この庭園を明治29年に始めたのは香川県からの開拓者だとのこと。 世代毎に日本庭園、西洋庭園と木々を増やしたそうだ。訪れている人は少なく、園内をゆっくり散策した。

▲庭園入り口、林の中?

日本庭園

▲西洋庭園

▲バラもある

▲シダレヤナギに似た西洋シロヤナギ『トリステス』

▲芝生がめくりあがってモンスターが動き出したと称する
『モンスターガーデン』
この日の観光は、これで終わり、帯広駅近くのホテル泊まり