定例ハイキングA     本島 遠見山(101m)、高無防山(199m) 香川県丸亀市  
2019年10月28日(月) 天候:晴れ    しらかわ

6年ぶりの本島ハイクは前回と同じく瀬戸内国際芸術祭2019に併せて実施しました。
当初10月24日(木)の予定が、雨で翌25日に変更しようとしたが参加者が3名に激減したので28日に再延期して実施(参加者は4名)。

丸亀港に午前7時20分に集合し、フエリーで本島に渡る。 船内は瀬戸芸の観光客でほぼ満席状態。

本日のコースとコースタイムは以下の通り。

丸亀港7:40〜〜(フエリー)〜〜8:15本島港8:25・・・8:35塩飽勤番所・・・8:40瀬戸芸展示品(恋の道)8:45……8:50東光寺・・・9:20専称寺9:25……9:30笠島町並み保存地区9:40・・・10:05遠見山(101m)10: 20・・・11:05分岐……11:25正覚院(昼食)12:00・・・12:15八ケ峰(161m)……12:35分岐・・・・・・12:50登山口……13:15高無防山(199m)……13:30登山口・・・14:00本島港14:15〜〜(高速船)〜〜14:35丸亀港着

   歩行距離:10.3km、歩行時間:4時間35分、累積標高差(登り)、(下り):515m、 休憩、昼食を含む所要時間:5時間35分、

泊港の待合所ではレンタサイクルを利用する観光客が多く、歩いて瀬戸芸を見物する者は我々以外ほとんど見かけなかった。6年前と同じ港から東方向の本島中学校、塩飽勤番所を通り瀬戸芸の作品”恋の道”を見てから東光寺に参拝。残念ながら平日で国指定の重要文化財:薬師如来坐像を拝むことは出来なかった。ここから新在家を通り笠島地区の専称寺にお参りし、笠島町並み保存地区を散策。塩飽水軍の本拠地として栄えた時代の遺構が随所にあり、良く整備保存されている。

その後、瀬戸芸作品、笠島町並み保存センターを見学してから遠見山に登る。 登山道は整備されており、山頂広場からは瀬戸大橋、鷲羽山、五色台まではっきり見ることが出来た。

山頂広場にはNHKの遠望カメラが設置されていて瀬戸大橋方面に向けられている。 ここからは前回と異なるルート、すなわち遠見山から屋釜方面には下山せずに南側から正覚院に向かった。 正覚院は通称山寺で、真言宗大本山で京都の醍醐寺を創建した理源大師の誕生所として有名である。境内で昼食を摂り、その北側の奥の院を通り、八ケ峰(標高166m)に登る。奥の院は台風で建物の屋根が壊れ、塀が横倒しになったまま放置されていて痛々しい。 八ケ峰山頂には建物の土台石があるのみで、山火事による消失前は建物があったようである。

本日の最後は高無防山登山である。前回と異なり登山道は草木が生い茂り、山頂手前は足元が見えないくらい木々が絡まっていたので登頂を断念。 泊港には予定通り午後2時に着く。 高無防山に登らずに港近くの瀬戸芸作品を鑑賞した2名と合流し、午後2時15分発の高速船で丸亀港に帰る。 こちらも満席状態でした。

●雨で日時が変更された結果、参加者は少なかったが、ゆっくりマイペースでハイキング、瀬戸芸を楽しむことが出来ました。

●遠見山、八ケ峰の登山道は前回と変わらず歩きやすかった。 一方、高無防山はやぶ漕ぎ状態で登山道整備はあまり行われておらず、雨後の登山は止めた方がよさそうです。
 


▲GPS軌跡図

本島泊港(8:15):フエリーは予定通り着岸
(岸壁左手には帰りに乗船した高速船が見える)


塩飽勤番所(8:35):見学せずに東方へ(午前9時から見学可能)

瀬戸芸作品:恋の道(8:40〜45)

東光寺(8:50)

瀬戸芸作品:6年前に造られたトイレ(善根湯*版築プロジェクト)

年寄(人名の代表者)の墓:
江戸時代、塩飽諸島は天領で人名が合議制で島を治めていた

専称寺(9:20〜25):法然上人が一時滞在した寺

笠島街町並み保存地区(9:30〜)

笠島町並み保存地区(9:40):ここから遠見山遊歩道へ

遠見山への入り口

▲遠見山山頂(10:05〜20):
瀬戸大橋、鷲羽山、五色台がはっきり見える

▲遠見山展望台

▲遠見山展望台から見た本島泊港方面

▲遠見山を下山

▲正覚院と高無防山への車道交差点(11:05)

▲正覚院への上り坂

▲山門下の山道:少し荒れている

▲正覚院の山門(11:25)

▲正覚院の境内で昼食(11:30〜12:00)

▲八ケ峰(標高161m)(12:15):
山火事の影響で建物の土台石のみ

▲正覚院の奥の院:屋根が崩れ、塀が横倒しになっている

▲高無防山の登山口(12:50):草が生い茂り標識がないと見過ごす

▲階段状の登山道

▲登山道が見えずらくなる

▲展望の良い好い場所

▲山頂手前の登山道(13:15):草木が絡まって前進が困難となる

▲登山口に下山(13:30)

▲ 泊港に到着(14:00)