定例ハイキングB  氷ノ山(1,510m) 兵庫県養父市

  2016年10月20日(木) 天候:晴れ       しらかわ記 
朝食を午前6時30分から摂り、民宿・岡口屋を7時10分に出発。
登山口のある福定親水公園駐車場には7時20分前に着いた。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
福定親水公園(7:25)〜布滝(7:35〜40)〜地蔵堂(8:20〜25)〜氷ノ山越(9:40〜50)〜氷ノ山(昼食)(11:10〜50)〜神大ヒュッテ(12:20)〜東尾根避難小屋(13:30〜40)〜東尾根登山口(14:05)
 
歩行距離:8.5km、 歩行時間(登り):3時間25分、 (下り):2時間、累積標高差(登り):900m、(下り):760m、休憩、昼食を含む所要時間:6時間35分、
 
公園内の遊歩道を通り抜け緩やかな登山道に入る。すぐ右手の沢沿いに小さな滝が見えてくる。
更に進み少し登ると布滝の標示と分岐が有り、滝の見える階段と広場がつけられている。
分岐まで引き換えし急登にさしかかると28曲がりの標示が有る。
ここから標高差約200mの急登をジグザグに地蔵堂に向かう。
途中で立休憩を取り、更に登り勾配が緩くなると木々の先に青色の建物が見えてくる。
ここが地蔵堂で、昭和初期に活躍した単独行登山家加藤文太郎が止まった処として知られている。
堂内には三体の石仏が祀られていた。
ここからまた標高差約300mの急登が氷ノ山越まで続くが周辺の木々が紅葉しており、疲れた体を癒してくれる。
氷ノ山越には三角形屋根の避難小屋、道標、ベンチが有り、暫し休憩。
ここから山頂までブナ林の巨木を見ながら、展望を楽しみながら歩く。
一部によじ登り様な処も有ったが快適な登山道で有り、8年前クラブ山行で鳥取県側から登ったコースである。
木製階段を登り始めると正面の山頂に立つ三角屋根が見えてくる。
午前11時10分に山頂に立つ。登山口からの所要時間3時間45分で標準コースタイム3時間20分を少しオーバーしている。
山頂南側の展望台に上がり瀬戸内方面を見ながら昼食。

山頂付近で約40分間、昼食、休憩、集合写真を撮り、東尾根を神大ヒュッテに向けて下山。
神大ヒュッテを過ぎ人面岩を見て更に下ると緩やかな登山道にはドーダンツツジ群生地の標示が有る。
やがて正面に三角屋根の東尾根避難小屋が見えてくる。ここから急坂が下山口まで続くので小休止。
最後の階段状の急坂をゆっくりと25分で下り、東尾根登山口には午後2時5分に着いた。
下りの所要時間2時間15分で標準コースタイム1時間55分を少し超過した。
 
予定より少し遅くなったが直線距離で約10km東方に離れた天滝渓谷にジャンボタクシーで移動。
道路の崩壊場所を避けて大回りしたので約40分かかった。
希望者のみ5名が片道1.2kmの遊歩道(標高差196m)を天滝まで往復した。
途中には大小の滝が幾つかあり、最奥にある天滝は落差98mの巨大な滝でその迫力に圧倒されそうになる。
天滝が見える展望所以外では休憩せずに往復したので(所要時間60分)、天滝渓谷散策が一番しんどかったと感じた人も居たのではないかと思われる。
 
1、兵庫県最高峰の氷ノ山で、澄み切った青空の下、山頂での360度の展望を楽しみ、
  途中ではブナの紅葉を思う存分味わう素晴らしいハイキングが出来ました。
2、天滝渓谷の落差98mの天滝(兵庫県最大の滝で日本の滝百選にも選ばれている)は素晴らしい眺めで良い思い出になりました。
 
  

▲GPS軌跡図

標高図

岡口屋:鉢伏バス停の少し北西(午前7時10分発)

▲福定公園駐車場

▲登山届提出所でトイレが有る:午前7時25分スタート

▲福定親水公園内を行く

滝が左手に見えてきた

布滝が階段奥に見える

▲標高差約200mの急登(ジグザグに28曲がりの道)が始まる

▲途中の”のぞき滝”で立休憩

少し傾斜が緩やかになる

地蔵堂で休憩:単独行登山家加藤文太郎が止まった処で有名(新田次郎の小説”孤高の人”主人公で浜坂出身)

鉄階段を下りて沢を渡る

▲紅葉が綺麗

▲氷ノ山山頂まで3.0kmの標示

氷ノ山越への最後の急登(山頂まで2.5km)

青空に映える紅葉

氷ノ山越にある避難小屋に到着

氷ノ山越の道標(山頂まで2.1km、福定親水公園まで3.2km、鳥取県側のキャンプ登山口1.5km)

避難小屋前で小休止(9:40〜50)

この辺りはブナの原生林

大きなブナの下を行く

木の根が絡まった登山道

氷ノ山山頂が見えてきた

北方に昨日登った鉢伏山が良く見える

山頂が近づいてきた

このような段差の大きい処も

もうすぐ山頂だ

氷ノ山山頂(11:10):360度の展望を楽しむ

山頂近くの展望台(二階)兼公衆トイレ(一階):ここで昼食

古い立派な三角点(漢字が古く、明治か大正に設置されたか?)

山頂の道標

山頂で 参加者全員

神大ヒュッテに向けて山頂を後にする(11:50)

▲神大ヒュッテ:かなり大きい建物

少し急な下り

人面岩:右側の輪郭?

なだらかな東尾根を行く

氷ノ山東尾根休憩小屋:ここで小休止(13:30〜40)

最後の急坂

東尾根登山口に下山(14:05)
●天滝渓谷の写真

天滝渓谷駐車場で出発準備(15:05)

天滝渓谷入口

天滝登山道マップ
片道1.2km、標高差196m、所要時間:片道40分

天滝渓谷

鼓ケ滝が見えてきた

鼓ケ滝

天滝:落差98mで日本の滝百選に選ばれて入る(迫力満点)

天滝で、同行5人

滝展望台下の鋼製階段を下りる