定例ハイキングA 一乗城山(473m 福井市 )と朝倉氏遺跡観光
2021年4月16日(金) 天候:晴れのち曇り   しらかわ記

宿泊ハイク2日目は一乗谷の城山登山と朝倉氏遺跡観光である。

午前7時40分に宿を出発し、交通渋滞、コンビニ店での弁当購入で予定より30分遅れで馬出ルートの出発地:堂福橋に午前8時45分に着いた。  ここで登山班8名がバスを降り、残り6名は福井市内の丸岡城と永平寺に向かった。

一乗城山登山のコースとコースタイムは以下の通り

堂福橋(8:50)~登山口(8:57)~小休止5分~英林塚分岐(9:47)~千畳敷(10:00~10:05)~安波賀分岐(10:10)~一の丸跡(10:15)~一乗城山(10:30~40)~英林塚分岐(11:05)~小休止~英林塚(11:42)~諏訪公園駐車場(11:50)

   歩行距離:6.0km、  歩行時間(登り):1時間30分、(下り):1時間5分
   累積標高差(登り):630m、(下り):620m、  休憩を含む所要時間:3時間

登山口から英林塚分岐までは急登の連続であるが歩き易い山道。 この馬出ルートは、途中に石仏、小見放城があり一乗城山山頂への3ルートの内のメインコースのようである。

英林塚分岐の上部に不動清水があり、その上には広い平坦な千畳敷がある。ここが本丸跡のようだ。千畳敷には予想しなかったカタクリの花が咲いていた。 千畳敷を通り安波賀分岐を左へ登ると一の丸跡、その先に二の丸跡、最後の三の丸跡の標高473mの処に一乗城山の標示版が大木に取り付けられていた。

山頂での展望は無いが、ここで集合写真を撮り小休止。 
登り所要時間1時間40分はカタクリの花などの写真撮影、城山の遺構説明版を理解しながらのゆっくりペース。 下りは、先ず英林塚分岐まで戻り、ここから谷沿いの英林塚ルートを諏訪公園駐車場まで下山。

途中には急坂、岩がゴロゴロした山道があったが全員、転倒することも無く無事に下山。 諏訪公園駐車場には観光班6名が既にバスを降りて待っており、それぞれ近くの場所で昼食。 その後14名揃って、朝倉氏館跡、一乗朝倉遺跡の平面復元地区などを約40分歩いて観光。
最後にバスで5分程移動し、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館を30分見学。

午後1時50分にバスに乗り、福井ICから北陸道の南条SAでお土産を購入し、舞鶴若狭道の西紀PAでトイレ休憩、中国道、播但道、山陽道の瀬戸PAでトイレ休憩、瀬戸中央道を通り午後7時20分にJR宇多津駅南口に帰着。

1,登りの馬出ルートは急登がありましたが歩き易いコースで、下りの英林塚ルートは、沢筋でやや歩き難いコースでした。

2,一乗谷朝倉氏遺跡の観光は少し時間が足りなかったように思います。来年秋、資料館の隣に博物館が新たにオープンされるので再度訪れてみたい。

3,新型コロナウイルス感染者は大都市を中心に急増していますが滋賀県(賤ケ岳)、福井県(一乗城山)は香川県と同程度で少なく、
  また一乗谷朝倉氏遺跡の観光客はまばらで、夕食は自宅でなどコロナ対策を徹底して宿泊ハイクは予定通り無事終了しました。


▲GPS軌跡図

▲標高図

▲ 出発地の堂福橋(8:50)

▲馬出ルートの説明版(8:52):山頂まで約1.5㎞、約1時間、

▲八幡神社鳥居右手の林道を登山口へ

▲林道左手の登山口(8:57)

▲登山道には水が流れている
▲小見放城の説明版(9:10):城山まで1㎞、

▲急登が続く

▲英林塚分岐(9:47)

▲ 不動清水(9:55):
左側の倒れた不動明王の前に清水が湧き出ている(千畳敷下方約30m)

▲22:千畳敷跡(その1)(10:00):
ここに城山本丸の建物群があったようだ
▲ 千畳敷跡(その2):
説明版には一乗城山の広い平坦な千畳敷の概要が示されている

▲ 千畳敷跡(その3):カタクリの花をカメラに
▲千畳敷跡(その4)(10:05):カタクリの花
▲安波賀分岐の道標(10:10):一の丸跡は右へ

▲一の丸跡(10:15)

▲急坂

▲三の丸跡にある一乗城山の山頂:標高473m(10:30~40):休憩と集合写真(8人全員)

▲元来た道を下る

▲英林塚分岐まで戻る(11:05)

▲英林塚ルートは急坂と沢があり歩き難い処あり
▲右側が沢(11:15)
▲苔むした岩がゴロゴロした処

▲朝倉家初代朝倉孝景公募所:英林塚(11:42)
▲諏訪館跡庭園横を通り、集合場所(諏訪公園P)へ:
観光班8名と諏訪公園駐車場で合流(11:50)

一乗谷朝倉氏遺跡の写真(11:50~13:15)

▲ 諏訪公園駐車場の一乗谷川を挟んだ向かいの桜の木の下で昼食:
駐車場横のレストランで越前ソバを食べる人もいた

▲川向こうは復元町並み(見学は有料)と諏訪公園駐車場

▲朝倉館跡唐門での集合写真(12:40)

▲朝倉館跡の建物礎石

▲朝倉館跡の説明版:第五代義景の邸宅で、館は三方に濠と土塁が巡り6400㎡に敷地に17棟の建物が立っていたとの事

▲朝倉館跡の内部(その1)

▲朝倉館跡の内部(その2)

▲平面復元地区(町家地区には沢山の井戸跡)を見てバスに
(13:15)

福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館の写真(13:20~50)

▲資料館の正面

▲資料館の展示室
賤ヶ岳と一乗城山のお花 (ヤマさん撮影)

▲イチリンソウ

▲イカリソウ(濃いピンク)

▲カタクリ

▲チゴユリ

▲イカリソウ(白)

▲ヤマエンゴサク

▲トキハハゼ

▲キケマン

▲イカリソウ(薄ピンク)

▲カキドオシ
観光班の集合写真(ナガさん提供)

▲丸岡城にて

▲永平寺にて