個人山行 稲叢山 (高知県土佐町) 2022年5月8日(日) 天候:晴れ とうない 記 |
|||
この頃、気力・体力を落とし、めったに山登りしないのだが、気候の良いこの頃、昔行った山で登りやすかった山に登ってみることにした。 行き先は個人的に20年前に行ったことのある高知県の稲叢山にした。 新緑の山で、運が良ければ、ツツジ・アケボノツツジ・シャクナゲにも出会えるかもしれないと思った。 この山にはいくつか登山ルートがあるが、迷うことなく楽な尾根歩きコースを選んだ。 高速道路を伊予西条で降りて、R194を南下し、大川発電所のある大川大橋を渡り、狭い車道を登っていく、ところどころ舗装道路がくぼんでいて走行に気を使う。 尾根の下を貫通するトンネルを出るとすぐに登山口がある。 時刻は10時前なので、大方の登山者は出発しており、6台位車があった。 愛媛・高知のナンバーが多い。 久しぶりの登山なので足元に気をつけて登る。 山は新緑が一杯、10分ほどで尾根に到着。 ここから西伝いに稲叢山に向かうが東に行けば西門山。 大きなアップダウンはない。 ブナやヒメシャラなどが多い。 ツツジは盛を過ぎているがところどころ咲いていた。 10:50 四ルートが交わる四差路に着き、休憩。 稲叢山近くになるとシャクナゲの木が多くなるがほとんど花はない。 11:30 山頂に着く、しばし休憩、20年前に来た時、この山頂の大岩で短パン姿の外人女性がいたのを覚えており懐かしい。 当時の景色と同じで山頂の祠もまだあった。 山頂からの景色は大岩の上からよく見えるが、絶壁なので、淵には近寄れない。 付近をよく見ると、ツツジやアケボノツツジがところどころに残っている。 昼食後、同じルートを下山したが、登りの時には見えなかったシャクナゲやアケボノツツジもいくつか見えた。 1時間20分で下山した。 2週間ほど前の朝日新聞に稲村ダム付近の植林をした高齢女性の記事が掲載されていた。 稲村ダムには行ったことがないので、その植林とダムを見学することにし、来た時とは反対側の車道を15分程下った。 ダム近くに桜、ツツジなどの多くの木が植えられており、花をつけてきれいだった。 ダムはロックフィル式という形式のもので、堤は岩で形成されている。 珍しい形式だった。 このダムは楊式発電所用のもので、建設当時伊方発電所の夜間電力で川の水をこのダムに汲みあげ、電力が不足する昼間に水を落として発電する目的で建設された。 コースタイム 登り:1時間35分 下り:1時間20分、 累積標高差:530m |
![]() ▲GPS軌跡図 |
|||||
![]() |
![]() ▲トンネルを出てすぐに登山口 |
||||
![]() |
![]() ▲尾根に出ると、左は稲叢山、右は西門山 |
||||
![]() ▲緑の中を登る |
![]() ▲四差路から山頂へ |
||||
![]() |
![]() ▲山頂大岩上にある祠 |
||||
![]() ▲山頂からの眺め |
|||||
![]() |
![]() ▲アケボノツツジ |
||||
![]() ▲開花したシャクナゲ |
![]() ▲シャクナゲの蕾 |
||||
![]() ▲稲叢ではなく稲村ダム、ややこしい |
![]() ▲ダムの堤は岩を積み上げ |
||||
![]() ▲ダムの看板 |
![]() ▲揚水発電の説明 |
||||