定例ハイキングA 不入山  (1,336m、高知県津野町)

  2017年10月4日(水) 天候:晴れ       しらかわ 記 
  
 昨年、雨で中止した不入山に9名が参加。
今日は素晴らしい登山日和である。
丸亀を午前6時に出発し高知自動車道の須崎ICからR197に下り、布施の坂SAでトイレ休憩と林道通行規制のための時間調整をする。
午前9時前に登山口である四万十川源流の碑がある道路が広くなった処にジャンボタクシーを停める。
ここで出発準備をして源流点を目指して登る。
登山道は沢筋に有り、苔むした岩道で何度も沢を渡る。
水量が少なく、靴が濡れる様なことは無かったがやや歩き難い登山道で樹に取り付けられた赤テープが目印である。
源流点は苔生した岩の間から清水が流れている樹林の中にあり、気持よい処である。
ここから上は水は無くなるが相変わらずの岩道が分岐まで続いている。
分岐で小休止を取り、左手のトラバース道に入る。
道幅が狭くてストックが使えない処も有り、足下に神経を集中しながら進む。
狭い道が少し広くなった処を少し進んだ辺りで最後から2番目を歩いていたSさんが突然足を踏み外して左手の谷に約10m程滑落した。
幸いに切り傷と打撲で自立歩行出来る事が確認できたので止血をし、登山をそこで中止して元来た道を下山。
下山後、須崎くろしお病院で傷口を縫い、CT,レントゲンで骨折などが無いことを確認し、ほぼ予定通り午後5時に丸亀に帰って来た。
 
本日のコースとコースタイム。
 
登山口(9:00)〜源流点(9:25)〜分岐(9:55)〜トラバース道で滑落事故発生し登山中止〜分岐(10:45〜50)〜源流点(11:20〜30)〜登山口(11:55)
 
1、不入山は苔生した谷や深い樹林に囲まれた個性的で玄人受けする山と言われている。短時間ではあったがそのような雰囲気が感じられた。
2、滑落事故は幸い大事に至らず全員無事下山出来た。
  参加メンバーによっては負傷者と付添人を先に下山させ、残りの者が予定通り山頂を踏むことも出来たが現在のクラブ事情では止めた方が無難であると判断した。
 
 

GPS軌跡図
登山口(源流の碑が左手上部にある)で出発準備

登山口にある四万十川の説明柱

登山口出発(9:00)

▲最初から急登

▲沢を渡る:水量は少ない

▲苔生した岩の間の登山道

▲沢を何度も渡りジグザグに登る

▲四万十川源流点の標示(9:25)

▲源流点にある道標

やや歩き難い沢道

▲木に取り付けられた赤テープを目印に登る

▲分岐の道標(左手のトラバース道に向かう:不入山山頂)(9:55)

▲急坂もある

▲分岐まで戻り、下り道に入る(10:45)

▲四万十川源流点で集合写真(11:20〜30)

▲大岩に付けられたクサリを握り、慎重に下る

▲素晴らしい自然林

▲出発点に帰る(11:55)

▲四万十川源流碑の前で集合写真(参加者全員:9名)