個人山行    泉山(1209m、岡山県苫田郡 鏡野町)

 2013年5月5日(日) 晴れ   とうない記
連休後半は「美作の家」で、庭の草取りに精出したが、せっかくの連休なので、県北の山に行くことにした。

つれあいが泉山に行きたいと言う。 聞いたことがある山だが登ったことはない。 この山を調べてみると、花が多い山で結構人気のある山のようだった。
コースはいくつかある。 笠菅峠から登るのが一番近道のようだが、どうやら花は一般向けのAコースに多いようなので、泉ー神社から登ることにした。
「美作の家」から津山〜院庄を経てR179を北上し、奥津小学校のところから右折し養野に入る。 「美作の家」から1時間半余りで登山口駐車場に到着した。

神社の手前に駐車場があり、1台車があった。 その車の横に駐車し、登山準備中の夫婦に話かけてみる。
その車は日産自動車のリーフという電気自動車なので、長距離ドライブは可能なのか気になった。 充電に時間がかかるとは言っていたが、井原市から来ているとのことで、それくらいだと往復可能な距離のようだ。


ースマップ(GPS軌跡)(登りの累積標高差740m、片道4.9km
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50m(承認番号 平21業使、第325号)

コースは、標識がよく整備されている。 津山高校山岳部の活動拠点なのか山頂付近には立派な避難小屋もある。 

コースを迷うことはまずないが、念のため、GPSのルートを時々見ながら登る。
車のナビのごとく、GPSに頼りきるのもだめだが、ルートガイドがあると安心、今回予備の電池を持参するのを忘れていたので、電池切れを心配したが、下山まで電池切れにはならなかった。
山ではカメラも携帯電話もGPSも電池が必要、電池は重要です。


広い駐車場、奥の車が電気自動車のリーフ(8:20)

▲神社の鳥居横から舗装道路を歩く(8:30)

▲登山口に至るまでに道端に咲いているイカリソウやスミレの撮影に時間を費やす

▲タチツボスミレ

写真撮影していたら登山口まで出発後30分もかかった(8:55)

杉の植林を歩く。歩きやすい登山道。
登り始めてしばらくすると白い花がたくさん咲いていた。 なんの花だかわからなかった。 下山後によく知っている方に確認するとミヤマカタバミという名だそうだった。  カタバミなら自宅の庭にもあるではないか・・・・。 後で自宅に帰った後よく花を観察する。
確かに、普通のカタバミとよく似ている。庭に生えていると少しきれいな雑草くらいに思ってしまうが山でたくさん見るとそれなりにきれいな花と感じる。

▲朝方は花は下向きで余り開かず

▲下山時の花は開いていた

▲ショウジョウバカモもあり

▲キスミレ

▲福ケ乢に到着ササ原(9:50)

▲ツツジの道

▲井水山に到着(10:45)

▲井水山から向かいの中央峰を望む、泉山山頂は右側(10:55)

▲ササ原の気持ちよい中央峰登山道

▲中央峰登山道から井水山を振り返る。中央右は津山高校の避難小屋

▲中央峰登山道にはキスミレが一杯咲いている

▲11:40泉山山頂に到着 この岩はライオン岩というそうだ。なるほど右に向いたライオン

▲山頂には子供づれや若い人も

▲山頂は360度の展望あり、登ってきた峰
写真を撮りながら、ゆっくりと登ったので、登りに3時間余り必要だった。 登山口の看板には所要時間2時間とあるが、これは若い高校生が休まず登っての時間でしょう。
話はそれるが、今回タブレットPCを携帯しての移動だった。 私の車のナビは10年近く前のもので地図データが古くて時々新しい道を走るとナビ上は道のないところを走ることになるなど不具合もある。

持参のタブレットでGoogleマップを利用すると、たちまち最新地図のナビに変わる。 これからの時代は車のナビもタブレットやスマートホンにシフトしていくのではないか。
またタブレットは携帯電話のつながる場所なら、どこでもインターネットができる。 泉山の山頂でも利用できた。
今持っているガーミンGPSもそのうちいらなくなるかも知れない。

話を元に戻して、泉山は元岡山県人の私が知らなかったように、それほど一般人には知られていないが、歩きやすく、花も多い、よい山でした。 5月6月がベストシーズンでしょう。
山中にはタラの芽も結構ありました。