定例ハイキングB  寂地山  (1337m、山口県岩国市)

  2017年4月24日(月) 天候:晴れ       しらかわ 記 
 
 山口県の最高峰・寂地山にジャンボタクシー利用の日帰りハイキングを実施しました。
早朝5時30分に丸亀を出発し高速道路を通り、寂地峡キャンプ地南側の寂地峡案内所前に午前9時に着いた。
ここで出発準備後、舗装された林道をタクシーで2kmほど移動し犬戻峡遊歩道入口から歩き始めた。
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
犬戻峡遊歩道入口(9:25)〜犬戻の滝(9:35〜40)〜犬戻林道交差点(9:55)〜林道〜林道終点(登山口)(10:25)〜水場休憩所(11:00〜05)〜尾根分岐(11:30〜35)〜寂地山(昼食)(11:40〜12:10)〜尾根分岐(12:15)〜ミノコシ峠(13:05〜15)〜休憩所(13:45〜50)〜寂地峡〜木馬トンネル(14:50)〜五竜の滝(14:55〜15:05)〜寂地野営場(下山口)(15:15)
 
歩行距離:10.5km、歩行時間(上り):2時間、(下り):2時間40分、累積標高差(上り):950m、(下り):1150m、休憩、昼食を含む所要時間:5時間50分、
 
 遊歩道入口には車が数台止められる場所があり、寂地山を往復する登山者が利用するようで満車状態であった。
遊歩道は犬戻峡を左手に観ながら登るようにつけられており、途中には犬戻の滝がある。遊歩道800m程登ると犬戻林道に出る。
この交差点から林道終点まで歩いて行くと、正面に登山案内板が設けられた登山口が見えてくる。
登山口には山頂まで60分の標示があり距離は2kmとある。
登山道の途中には500m毎に表示板があり、中間地点(山頂まで1km)のベンチで小休止。
急登部には横木の階段がつけられており、段差が大きい個所もあったのでゆっくりと登った。
ブナの原生林の中を登って行くと尾根に出る。この時期のブナは葉っぱが無く少し寂しい。
尾根分岐を右に寂地山山頂を目指す辺りから、登山道沿いにカタクリが咲いておりカメラに収め、暫し観賞。

山頂には午前11時40分に到着。遊歩道入口からの所要時間は2時間。
山頂はなだらかで広く、ブナの大木が何本もありベンチが設置されている。
昼食は他の登山者と相席でベンチを利用した。
30分山頂で過ごした後に尾根筋の登山道をミノコシ峠に向かう。

登山道沿いにはカタクリがブナの根元などに群生しており、ゆっくり見ながら歩いた。
多くの登山者が注目している白いカタクリの花は残念ながら見つける事は出来なかった。
ミノコシ峠で小休止後、寂地峡に下るがかなりの急坂が一部にあった。
途中にある表示板の所要時間(80分、60分など)を参考に寂地峡の自然美を堪能しながら木馬トンネルまで下りる。
この木馬トンネル出口でルートが2つに分かれており、五竜の滝コースに下ることにした。
急な階段を下りながら竜頭の滝、竜門の滝、登竜の滝、竜尾の滝等を観賞。
滝の出口はキャンプ場になっており右手の林道を寂地野営場案内所迄歩いた。

下山時刻は午後3時15分で全行程の所要時間は5時間50分であった。
案内所で記念バッチなどを買い、丸亀には予定より20分早い午後7時10分に帰ってきました。
 
1、登山道は良く整備されており、案内板、説明版が分かり易く安心して歩くことが出来ました。
2、累積標高差は1000mを超えていましたが、ゆっくり歩いたので殆んど疲れを感じませんでした。
3、寂地山はカタクリの花、ブナの原生林と寂地峡の渓谷美、五竜の滝が有名であると言われています。
  それらを心行くまで味わい、楽しいハイキングが出来ました。
  紅葉の季節も素晴らしい様なので機会があれば再度訪れてみたいと思います。
 

GPS軌跡図

▲標高グラフ

▲寂地野営場の案内所(9:00〜05):トイレと出発準備

▲犬戻峡遊歩道入り口(9:15〜25)
案内所からここまで(約2km)、ジャンボタクシーで移動

遊歩道(800m)を登る

犬戻の滝(9:35〜40)

▲遊歩道上部の急登

▲遊歩道と寂地林道との交差点の案内板

▲寂地林道交差点の標示(山頂まで3.3km、犬戻の滝まで290m)

▲寂地林道:舗装されていない

▲寂地林道終点(登山口)の表示板:山頂まで60分

▲登山口:橋を渡り左手が登山道

▲最初は犬戻峡沿いを登る

▲中間点のベンチで休憩:他のグループも休憩中

▲ブナ原生林の中の急登

▲横木の階段状登山道が続く

▲寂地山と右谷山との分岐:尾根筋にあり正面が寂地山方向

▲最初に見たカタクリ:山頂まであちこちに群生

▲(17)75:山頂に到着(11:40〜12:10)
ベンチで他の登山者と情報交換しながら昼食、その後集合写真

▲記念撮影

▲尾根分岐をミノコシ峠方向に向かう

カタクリ

▲ブナ原生林の尾根筋を右谷山方向へ

▲ブナの根元にカタクリが

▲登山道にはブナの倒木が何本も

▲ミノコシ峠:右谷山には行かず寂地峡に下山
(駐車場まで100分の標示)

▲ミノコシ峠に群生していたカタクリ

▲寂地峡の沢筋を下る

▲何度も鉄橋を渡る:清流で川底が綺麗に見える

▲沢沿いの登山道

▲木馬トンネル:照明が無いので足元に注意しながら出口を目指す
(約30m?)、頭上注意

▲トンネル出口の案内標示:
Bコース五龍の滝、寂地峡キャンプ場に下る

▲五龍の滝への急階段

▲竜頭の滝

▲竜門の滝

▲登竜の滝

▲竜尾の滝

寂地野営場(下山口)(15:15〜30)
駐車場、トイレ、案内所が有り休憩が出来る