個人山行  開聞岳(924m)・韓国岳1700m  鹿児島県指宿市・霧島市

  2013年11月23日(土)〜24日(日)             しらかわ 記   
クラブ行事で6年前に実施された開聞岳と霧島岳のツア登山があり、一度は登ってみたかったので参加した。

早朝6時にJR宇多津駅前を出発し、バスで鹿児島まで移動し指宿市の砂蒸し風呂温泉のあるホテルに宿泊。翌日開聞岳に登る。

●11月23日(土) 開聞岳登山  天候:晴れ

約40分バスに乗り登山口が近い”かいもん山麓ふれあい公園”駐車場で下車。 出発準備の後2合目登山口まで舗装道を歩く。

本日のコースとコースタイムは以下の通り。
2合目登山口(8:30)〜2.5合目(8:50)〜3合目(8:55)〜4合目(9:15)〜5合目(9:35〜40)〜7合目(10:10)〜仙人洞(10:25)〜8合目(10:35)〜9合目(11:00)〜山頂(昼食)(11:25〜12:05)〜8合目(13:05〜10)〜7合目(13:20)〜6合目(13:45)〜5合目(14:05)〜3合目(14:35)〜2合目登山口(14:50)

歩行距離(上り)、(下り):4.1km、歩行時間(上り):2時間55分、(下り):2時間45分、休憩、昼食を含む所要時間:6時間20分、標高差:744m

(1)天候に恵まれ、5合目及び山頂からの展望は非常に好く、長崎鼻、池田湖、大隅半島の佐多岬、桜島の噴煙などが見えた。
(2)登山道は良く整備されていたが、樹林帯の山道、巨岩の岩道、砂礫帯などがあり、あまり気の抜けないコースであった。
(3)山頂は溶岩の岩場で狭く、登山者が多いと休憩、昼食するのに場所取りに気を使う。
(4)4歳の子供も母親と一緒に登っており、多くの人に親しまれている名山である事を実感する。


開聞岳登山コース


車窓からみた開聞岳(見事な円錐形で薩摩富士とも言われている)

駐車場からイベント広場左側の舗装道を登山口へ

2合目登山口

最初は樹林帯の中

溝状の登山道がしばらく続く

4合目(各合目毎に道標有り)

5合目には展望台があり、見晴らしが良い

9合目通過(7合目からは岩場が続く)

木製階段(慎重にのぼるMさんご夫婦)

ようやく山頂へ(この右手の岩が標高924m)

山頂は狭い岩場

山頂からの眺望(眼下にカルデラ湖の池田湖が)

山頂から北東に池田湖とはるか遠方に桜島の噴煙が

大きな岩のあいだをすり抜けて下山

岩場が続く

5合目からみた長崎鼻と海を隔てた大隅半島の山並み

公園の管理棟近くまで下りてきた


●11月24日(日) 韓国岳(1700m)登山 天候:晴れ


霧島温泉郷から約40分バスに乗り、えびの高原駐車場で出発準備をした後、登山口のある硫黄岳近くまでバスで移動。
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
登山口(8:55)〜硫黄岳分岐(9:00)〜1合目(9:05)〜2合目(9:15)〜3合目(9:22)〜4合目(9:35)〜5合目(9:45〜50)〜6合目(10:00)〜7合目(10:06)〜8合目(10:15)〜9合目(10:20)〜山頂(10:30〜50)〜5合目(11:20)〜登山口(12:10)

歩行距離(上り)、(下り):約2km、歩行時間(上り):1時間35分、(下り):1時間20分、休憩を含む所要時間:3時間15分(コースタイムは2時間)
標高差(上り)、(下り):約500m、

(1)1合目毎に道標が有り、登山道は分かり易い。ただ火山特有の溶岩道、砂礫帯が大半である。
(2)この日も天気が好くて山頂は勿論、登山道からの展望は素晴らしく、霧島連峰の新燃岳、高千穂峰、大浪池などがはっきりと見えた。
  また、はるか南方に噴煙をあげる桜島が印象的であった。
(3)三連休で登山者が多く、なかには幼児、小学生を連れた家族連れがおり、人気のある山である印象を受けた。



韓国岳登山コース

えびの高原のススキ

道路R1南側の韓国岳登山口

登山口左手に見える白黄色の台地状の硫黄岳(1310m)

硫黄岳分岐(左手が硫黄岳)

階段状の登山道(2合目)

南方に噴煙をあげる桜島が

6合目より上には初冠雪の残雪が見られる

南西には大浪池(日本一標高が高い1239m火口湖:周囲約2km)

山頂方面を見上げる(東斜面に残雪が)

山頂へ続く溶岩道

山頂目前の道標

山頂東側の火口跡(直径:約900m、深さ:300m)

山頂は火口縁南側にありこのような断崖絶壁に上にある

山頂から見た新燃岳(手前)と高千穂峰(後方)

下山開始

えびの高原を見下ろす(中央の大きい建物は国民宿舎)

国民宿舎から見た韓国岳(山頂は右手)