定例ハイキングA  金見山(596m)・大谷山(507m) (香川県観音寺市)

  2017年2月19日(日) 天候:晴れ       とうない 記 

三寒四温の日々が続いている。
春はもうすぐという感じの日、一般参加者3名を含む12名のメンバーでの里山山行である。
丸亀を出発し、現地集合の4名と豊稔ダム近くの駐車場で待ち合わせる。

当初の計画では、金見山の谷の池付近(下の地図で標高281mと記載されている付近)から歩き始めることになっていた。
しかし、その付近から尾根に登って行くのは、駐車場所、道の確かさや費やす時間を考えると、歩きたい道ではないと思い、多くの人が出発地とする、およそ100m位高度の上がる唐谷峠から出発することとした。

この峠は香川県と愛媛県の境で、峠より少し下がった場所(複数)に合計10台位駐車できる場所があった。
ここに車を置き、まず金見山への往復、一旦唐谷峠に戻って大谷山に往復した。

いきなり、急登、乾いた土道なので、足が滑りそうになるが、ゆっくり枯草の中の道を唐谷山に向けて登って行く。
前日の天気は良くなかったが、この日は晴れで風もなく、春のような日。 心地よい汗をかきながら登る。
唐谷山、切山越、木峰と3回ほどアップダウンがあって、金見山に到着。
ここは、見晴らしが効かないと展望はあきらめていた。
確かに山頂は展望がなかったが、登山中北西方向に伊予三島の製紙会社のエントツが目立つ市街地や穏やかな海がよく見える景色はすばらしかった。
山頂で記念写真を撮影し、唐谷峠に引き返す。

次は大谷山、標高は金見山より100m位低いし、距離も短い。 30分少しで山頂まで行けるだろうと予想する。
こちらの登山道は遊歩道の扱いで広い道には、石のテーブルと椅子が設置してあり、登山道脇には階段が何か所かあった。
やがて大谷山の山頂に到着。

この山頂はガイド本によると、展望がよいとなっていたが、今は山頂付近の木々が伸びて、視界を妨げており、枝の上から海や島を覗く感じになっていた。 ちょっと、がっかりだった。
ここで昼食をとり、唐谷峠の駐車場所まで下山。
一般参加者とはここで、お別れし、帰路に着くが、途中の法泉寺付近にある喫茶店でお茶休憩した。
山裾に小さな今は蝋梅、マンサクが咲いた林があり、喫茶室の中はご主人の趣味の絵手紙が部屋一杯に飾ってあった。

のんびりした程よい山歩きでした。

【コースタイム】
唐谷峠9:40→9:55唐谷山→10:10切山越→10:58木峰→10:55金見山→→→11:40唐谷峠→12:05大谷山(昼食)12:50→13:10唐谷峠
所要時間(休憩を含む):3時間35分 、累積標高差:660m、歩行距離:5km



GPS軌跡図

▲標高グラフ

唐谷峠から少し下がった駐車スペース

唐谷峠(香川・愛媛県境)
左手を上がれば大谷山へ

伊予三島の市街地が出発地点でもよく見える

▲峠に金見山への登山道がある、ちょっと目立たない(9:40)

▲次第に見晴らしがよくなる

▲広い登山道、眺め良し

▲向かいの山に大谷山への登山道が見える

▲アップダウンが続く

▲金見山の峰

▲金見山山頂付近

▲金見山で参加者全員(10:55)

▲出発地点まで下りた

▲左手から大谷山への道に

▲広い登山道

▲歩きやすい尾根道、後もう少し

▲山頂への道、左側に階段が続く

▲大谷山山頂で

▲山頂からの展望、木が伸びて良く見えない、残念