宿泊ハイク     神鍋山469mと 神鍋溶岩流(兵庫県豊岡市)  
2019年9月26日(木) 天候:晴れ     しらかわ
2日目は神鍋高原にある神鍋山ハイクと神鍋溶岩流ウオーキング、植村直己冒険館見学、生野銀山観光である。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
民宿(7:55)〜風穴駐車場(8:05〜10)〜風穴(8:12)〜神鍋山(9:05〜15)道の駅神鍋(9:40〜45)
〜コンビニ(9:50〜55)〜溶岩流出発地(10:00)〜八反の滝〜R482〜神鍋溶岩流遊歩道(11:15)〜溶岩流ゴール(昼食)(12:10〜30)〜植村直己冒険館(12:50〜13:50)〜R482〜日高神鍋高原IC〜R483(高速道路)〜和田山IC〜播但連絡道〜生野北第一IC〜生野銀山(14:50〜15:50)〜生野IC〜播但連絡道〜山陽道〜吉備SA(夕食)〜瀬戸中央道〜坂出北IC〜JR宇多津駅南口(19:30)〜丸亀
 
●神鍋山ハイク
 
 歩行距離:3.6km、歩行時間(登り):55分、(下り):25分、 累積標高差(+)、(−):176m、休憩を含む所要時間:1時間30分
 
最初、西側にある風穴を見て緩やかな遊歩道を東方向に登ると噴火口の道標が見えてくる。
ここから向きを変えて舗装道を登ると噴火口南側の展望台に出る。
展望台の北側は噴火口で噴火口を挟んで向こう側に神鍋神社のある山頂が見える。
南方の眺望は素晴しく、スキー場のある神鍋高原全体が良く見えた。
噴火口を時計回りに一周し山頂の神社にお参り後、東側のスキーのゲレンデを下り、道の駅神鍋に下りた。
所要時間は1時間30分。
 
神鍋溶岩流
 
道の駅から国道R482を南東にタクシーで移動しコンビニ前で下車。
コンビニで弁当、飲み物を買い、その南方向にある神鍋溶岩流の目玉の八反の滝まで歩く。
少し分かりにくかったが、稲葉川の滝壺前まで遊歩道を下ると、落差24mの八反の滝が見てくる。
轟々と音を立てる巨大な滝を暫し眺め、対岸に渡る橋を探すが見当たらない。
後で判ったのであるが橋は行事がある時の仮設橋で、常時は無く対岸の遊歩道を歩くことが出来ない。
そこで国道482迄戻り、下流の二段の滝近くまで国道を歩いてから神鍋溶岩流遊歩道に下りた。
その後は遊歩道沿いの二段の滝、溶岩瘤、畳滝、せせらぎ淵を見ながら”溶岩流せせらぎ口”バス停の駐車場まで歩いた。
所要時間は若干のトラブルもあり約2時間。歩行距離は約5km。
駐車場脇のベンチで昼食を食べてから、タクシーで南方にある植村直己冒険館に移動。
 
植村直己冒険館(12:50〜13:50)
 豊岡市生まれの世界的冒険家植村直己の遺品、活動などを展示、上映等をしている施設で約1時間見学。
 実際、エレベスト登山で使われたザックを担いでみて、その重さに驚く。
 
●生野銀山(14:50〜15:50)
 観光用の坑道約1km歩いた後に、鉱山資料館を見学した。
 
 生野銀山資料館でお土産を買い、山陽自動車道の吉備SAで夕食を食べ、丸亀には午後8時前に帰着。
 
1、観光とハイキングを組み合わせた今回の行事は天候に恵まれ、楽しい2日間でした。
 また、このような定例AAレベルの宿泊ハイクを計画する予定ですので山行、観光提案をお願いします。
2、スケジュール管理がやや難しかったがクラブ員全員の協力により、行事を全て無事終了することが出来ました。
  ご協力に感謝します。
 

▲GPS軌跡図(神鍋山と神鍋溶岩流)
神鍋山の写真(8:00〜9:40)

▲国道482沿いにある風穴の駐車場

風穴:神鍋火山が噴火した際に融けた溶岩やガスが抜けた跡で
年間を通じて8℃の気温:現在は柵で入る事は出来ない。

▲噴火口に通じる遊歩道

▲遊歩道沿いに立っている石仏の一つ

▲展望所から左回りに噴火口の縁を一周

▲山頂から見た噴火口(周囲:約700m、深さ:約50m)

▲山頂(標高469.5m)にある神鍋神社前での集合写真(9名全員)

▲一周してからゲレンデを下る

▲道の駅神鍋(9:40):トイレ休憩
神鍋溶岩流の写真(10:00〜12:10)

八反の滝:稲葉川流域で最も大きな滝で落差24m。
  ここから稲葉川沿いの遊歩道を下ることが出来ず国道482に登り返 して二段の滝まで国道を歩く  (行事の際に仮設橋が八反の滝下流に架けられるとの地元住人の情報:観光協会ガイドマップには記載なし)

▲国道482から二段の滝に向かう(11:15)

▲二段の滝:光線の関係で一段に見える

▲稲葉川の川底は溶岩流

▲畳滝

▲川沿いの遊歩道を下る

▲せせらぎ淵

▲ゴールの国道482沿いトイレ付き駐車場横のベンチで昼食
(12:00〜30)

植村直己冒険館の写真(12:50〜13:50)

▲入口:玄関まで長い通路は氷の割れ目、クレパスを表しているとか

▲館内展示(その1)

▲館内展示(その2):冒険の装備品や記録写真など
生野銀山の写真(14:50〜16:00)

▲正面入り口での集合写真

▲坑内入り口付近

▲坑内の展示物(その1)唐箕で風を送る様子を再現した人形

▲坑内の展示物(その2)狸堀:狭い穴を這いながら掘り進んだ跡

▲坑内の展示物(その3)近代化された削岩機の実物

▲坑内の展示物(その4)鉱脈の銀を手掘りした後

▲鉱山資料館:内部は生野銀山の歴史などを展示、お土産物も売っている