寒 峰 2006-3-25(徳島県、1605m)   とうない記

 

徳島県の寒峰は雪解け時の福寿草が有名な山である。 この時期だけ福寿草が見られるので、3月25日(土)に8名で寒峰に登る。 これ以上は望めない好天に恵まれ、目的の福寿草を楽しむことができた。 
山頂付近の低地には雪がまだ残っているが、山頂付近のながめは絶好で360°の展望がある。 気持ちいい天気と風景。
だが、帰路に選んだルートはガイドブックにはあるものの荒れており、更に雪も残りコンディションはよくない。
雪に残る足跡を頼りにルートをとるが、どうもちゃんとしたルートに出ない。 

ついに、道に迷う。 基本に帰り、下るのを止めて、地図とコンパスを頼りに、尾根に上がって行く。 やっと、整備されたルートに出る。 下山後にわかったが、下った場所は思っていた場所とは違っていた。 このため、順調なら2時間少しで下山できるところが4時間半もかかった。 幸い、明るい内に下山できて、事なきを得たが、有名な山だから道に迷うことはないと安易に考えたことを反省する。
我々の他にも迷ったグループがいたが、当日のリーダーとして申し訳ないことをした。

 ▲登山のはじまりはこの住吉神社。 登山口は境内にある。  ▲ 1時間足らずで福寿草の咲く日当たりのよい斜面に到着。
 ▲ あたり一面に福寿草が咲いている。  ▲  強い日差しを受けて、花が一杯に開いている。

▲ 花の園でオカリナを演奏する娘さん。情緒ありますね。
 ▲ ぐっと花に近づく。 後ろの白いのは雪。近くに雪があったらもっと良い写真になっていたのではないか。  
 ▲  祖谷の谷をはさんで、南側に天狗塚、三嶺などが望める。 ▲ 高度1500m位の所に広がる雪原。
 ▲ 雪の原を歩く。  ▲ 雪原を抜けると寒峰の山頂はすぐ。
 ▲ 12時頃に山頂に到着。  ▲ 山頂は昼食時。天気が良くて気分爽快。
 ▲ 山頂から東側の景色。 ▲ 中央遠くに見える剣山と次郎ぎゅう
▲ 南東方面の景色。 ▲ 北側の景色。 中央の高い山は国見山。
▲ 下山時は、こんな風に雪道が多く、道を失う。 ▲ やっと、整備された道に出る。三嶺・天狗塚がまばゆい。
▲ 参加の皆さん(カメラマン以外)。 福寿草を踏まないよう気をつけて。