個人山行   唐松岳(2696m)〜五竜岳(2814m)縦走登山
 (長野県白馬村) 2012年7月27日(金)〜29日(日)
                                              しらかわ 記 
                                                   

                                       

クラブ員9名と共に八方尾根から唐松岳、五竜岳を経て遠見尾根に下るツアー登山に参加。
天候に恵まれ、岩と花と雪の素晴らしさに感動した三日間の山旅であった。

登山コースとコースタイム

●7月27日(金):八方尾根〜唐松岳〜唐松岳頂上山荘。 累積標高差(登り):約860m、(下り):約80m、 歩行距離:約5.2km
          天候:晴れ                   昼食、休憩を含む所要時間:6時間20分

八方池山荘前(8:20)〜第二ケルン(9:20)〜八方ケルン(9:30)〜八方池(9:45〜55)〜丸山(昼食)(11:50〜12:30)〜唐松岳頂上山荘(13:30〜35)〜唐松岳山頂(14:05〜20)〜唐松岳頂上山荘(14:40)

(1)八方尾根の遊歩道沿いには沢山の花が咲いており、また晴れて眺望が好く白馬三山、唐松岳、不帰の峰などの山並みがくっきりと見えてその美しさに感動。
(2)八方池から唐松岳山頂までの登山道は岩場もなく良く整備されており登りやすかった。山頂では360度の展望を楽しむ事が出来た。


●7月28日(土):唐松岳頂上山荘〜五竜山荘〜五竜岳〜五竜山荘。 累積標高差(登り):約600m、(下り):約700m、歩行距離:約5km
          天候:晴れ      昼食、休憩を含む所要時間:9時間10分              
    
 唐松岳頂上山荘(6:20)〜大黒岳〜五竜山荘(10:15〜40)〜五竜岳(12:10〜20)〜分岐(昼食、スリング着用)(12:25〜13:10)〜五竜山荘(15:30)

(1)山荘を出発して直ぐにアップダウンの岩場があり、クサリを使って慎重にゆっくりと進むとハイマツ帯の稜線に出る。
 ここでの見晴らしも好くて唐松岳、五竜岳は勿論、右手遠方には剣岳、立山連峰も雲の間から眺められた。
(2)五竜山荘から五竜岳山頂まではザレ場、岩場の連続で緊張を強いられた。下りでは岩場の苦手な参加者はスリングとカラビナを着けてロープを利用して下山。 そのため、登りの90分に対して下りに140分と約1.5倍の時間を要した。

●7月29日(日):五竜山荘〜遠見尾根〜アルプス平駅。 累積標高差(下り):約1100m、(登り):約200m、歩行距離:約6.5km
          天候:晴れ                   休憩、散策を含む所要時間:4時間30分

五竜山荘(6:15)〜白岳(6:25〜30)〜大遠見山(7:40)〜中遠見山(8:40〜45)〜小遠見山(9:20〜25)〜地蔵の頭(10:20〜25)〜白馬五竜高山植物園散策〜アルプス平駅(10:45) 

(1)遠見尾根はアップダウンの稜線歩きが大半で膝には堪えたが、素晴らしい眺望には大満足。
(2)小遠見山(2007m)から下はトレッキングコースになっており、下方にある白馬五竜高山植物園には、白いコマクサ、ヒマラヤの青いケシ、エーデルワイスなどの花が咲いて見事であった。多くの観光客で賑わっていた

7月27日

ゴンドラを降りてうさぎ平のリフト乗り場へ

八方池山荘前から見た八方尾根

遊歩道沿いには沢山の花が咲いており、
このような説明版があちこちに設置されている

木道沿いの花をカメラで撮影

第二ケルン

八方池(標高:2060m)に映る白馬三山

▲丸山への登山道

▲雪渓を行く

▲丸山(2430m)で昼食:右後方は不帰ノ峰

▲花崗岩の露出した登山道

▲唐松岳頂上山荘が見えてきた

▲山荘から北西方向に見える唐松岳山頂

▲唐松岳頂上山荘を見下ろす

▲唐松岳山頂(2696m)での集合写真:二人写っていません

▲山荘から山頂の登山道沿いにたくさん見られた

7月28日(土) 唐松岳頂上山荘〜五竜山荘〜五竜岳〜五竜山荘

▲山荘を出発し直ぐの牛首の岩場

▲牛首のクサリ場(登り)

▲牛首のクサリ場(下り)

▲さらに岩場が続く

▲クサリの無い岩場は3点確保で

▲やっと岩場を抜け出す

▲五竜岳へ続くハイマツ帯の登山道

▲眼下に五竜山荘が見えてきた

▲五竜山荘から五竜岳へのクサリのある岩場を登る

▲山頂近くの岩場:正面後方が五竜岳山頂

▲五龍岳山頂(2814m)での記念写真

▲下山時岩場での安全確保のため、希望者はスリングとカラビナを着用

▲岩場の苦手な人はロープを使用して下りる

▲ザレ場で歩き難い箇所が何箇所かある

▲山荘前のキャンプ場:土曜日で登山者が多く、
登山道まではみ出してテントが張られている

7月29日(日)五竜山荘〜遠見尾根〜アルプス平

▲白岳からみた五竜岳

▲白岳山頂(2451m):眺望好し

▲白岳からみた鹿島槍ケ岳

▲西遠見山(2268m)からみた五竜岳

▲遠見尾根沿いの登山道には一部に残雪あり

▲小遠見山(2007m):ここからの眺望が素晴らしく、
アルプス平から90分のトレッキングコースがあり観光客も登って来る

▲地頭の頭ケルン(1676m):付近は自然の花園

▲花が群生

▲花がここでも

▲アルプス展望リフトの乗り場

▲白馬五竜高山植物園の花(その1):白いコマクサ

▲白馬五竜高山植物園の花(その2):ヒマラヤの青いケシ

▲白馬五竜高山植物園の花(その3):エーデルワイス

▲アルプス平駅の広場(標高1530m):ゴンドラ8分でエスカルプラザへ下りる

▲エスカルプラザ:ここで入浴と食事