早朝、午前５時に姫鶴荘前で空を見上げると星がキラキラと輝いて見える。気温が４℃と低く、空気が澄んでいて街中で見るのとは少し違う。
寒さを避けて一度部屋に戻り、日の出の時間を待って再度外に出て東の空を見る。 雲があり、少し遅れたがまぶしく光る朝日を見ることが出来た。
７時から朝食を摂り、姫鶴荘を午前８時に出発。
本日のコースとコースタイムは以下の通り。

姫鶴荘８：００……８：１０展望所８：１５……姫鶴平……R３８３号線９：２０……五段城（１４５６ｍ）横９：３５ ……遊歩道入り口９：４５……１０：００見晴台１０：０５……天狗荘１０：２５

　　歩行距離：６．４ｋｍ、歩行時間：２時間１５分、累積標高差（登り）：２８５ｍ、（下り）：２２０ｍ、
　　休憩を含む所要時間：２時間２５分

姫鶴荘は姫鶴平西端の高台にあり、姫鶴平にある風力発電の風車、カルスト台地を利用した牧場、牛舎等が一望できる。 幹線の県道R３８３号線は通らずに、姫鶴平北側にある展望所で広大なカルスト台地を眺め、 放牧された牛が草を食む様子などを見ながら東方の五段高原に向かう。

五段高原に差し掛かる処にはカルスト地形特有のドリーネ（石灰石が侵食されて地面に出来た窪地）、カレンフエルトが見られる。 一度、県道R３８３号線に出て五段城を左手に見ながら、遊歩道入り口まで緩い坂道を登る。その途中にある天狗高原、姫鶴荘迄の距離を示す道標前で小休止。
遊歩道は天狗荘まで続くルートが幾つか通り、途中には見晴らし台がある。
見晴台からは東に天狗高原、西に五段高原の眺望を楽しむことが出来た。

出発して約２時間半でバスが待機する天狗荘駐車場に到着。
昼食を予約している姫鶴荘にバスで移動する途中で、巨大風車近くに下車し、二基の風車とその説明版を見る。

●よく晴れた青空の下、カルスト地形の特徴あるカレンフエルト、ドリーネ等を見ながら四国カルストのメインルートを歩いた。
　　カルスト台地の多くは牛の放牧地として利用されており、四国には珍しい風景が印象に残る。