定例ハイキングAA    小富士(282m 興居島) 経ヶ森(203m 愛媛県松山市) 
2019年6月16日(日) 天候:晴れ     しらかわ
フエリーの乗船時刻を考慮し、丸亀を午前6時半に出発。 参加者が増えて15名になり、ジャンボタクシー2台の行事は初めてである。 
豊浜SAでトイレ休憩後、松山自動車道の松山ICを降りて市内のコンビニで弁当、飲み物を買い込み、高浜港には午前9時過ぎに到着。 

着くとほぼ同時にフエリーが着岸したのでフエリー”しとらす”(定員27名)に乗船。  フエリーは定刻9時25分に出港。
10分で興居島の泊港に着いた。
 ここで出発準備をして、島の最高峰・小富士を往復。
 
小富士のコースとコースタイムは以下の通り。
 泊港(9:45)〜登山口(9:55)〜小富士(10:40)〜展望所(昼食)(10:45〜11:30)〜小富士(11:32)〜登山口〜泊港(12:25)
  歩行距離:2.5km、歩行時間(登り):55分、(下り):60分、累積標高差(登り)、(下り):295m
    休憩、昼食を含む所要時間:2時間40分
 
 フエリー正面の民家の塀に大きな立派な小富士登山道の看板が出ていて分かり易い。 
その看板先の右手の狭い路地を登って行くと広いミカン畑が広がっており、コンクリート道路の終点に山頂まで700mの表示板が立っている。 
ミカン畑の作業道を登り、右手の薄暗い樹林帯の登山道を暫く登ると急に開かれた場所に出る。ここからは対岸の高浜港、その後ろの経ケ森、岩子山、更には右手に松山市街が好く見える。
 
再度、樹林帯の山道を登ると急坂が有り、その先が山頂である。山頂には鳥居と社、東側方面の説明版がある。 
山頂を踏んで航空標識灯の先を少し下ると、西側に展望所が有り、ここでゆっくりと昼食。その後、集合写真を撮り、元来た道を下山。
 
フエリー乗船時刻(13:35)まで1時間以上待ち時間があるのでフエリー待合所と隣の公園のベンチで過ごす。爽やかな風が心地よい。  思い思いの話題で1時間は短く感じられた。 
予定通りフエリーに乗り、高浜港からはタクシーで5分程移動し、天理教建物前で下車。ここから岩子山、経ケ森、太山寺を通り太山寺駐車場迄を9名が歩いた。
残り6人はタクシーで太山寺まで移動し、ゆっくりと太山寺境内を散策。
 
経ケ森のコースとコースタイムは以下の通り。
 出発地(13:55)〜墓地(14:20〜25)〜岩子山(14:30)〜経ケ森(14:50〜15:00)〜太山寺(15:25〜30)〜太山寺駐車場(15:40〜50)
 
  歩行距離:約3km、 歩行時間:1時間25分、 累積標高差(登り):210m、(下り):180m
    休憩を含む所要時間:1時間45分、
 
結婚式場の横の道を登り左折して民家の庭先を通り、天理教建物横から墓地へ通じる広い道に入る。この道をジグザグに登って行くと見晴らしの好い墓地がある。 
この墓地の右手の木に付けられたテープを見印に登って行く。やがて山道は分岐しており右手の急登を行くと岩子山山頂に出る。山頂は木々に囲まれていて石の祠と山頂の表示板がある。 
ここで単独の男性に会い、経ケ森へのルートを聞くと先の分岐まで引き換えすルートが間違いないとの事であった。 
ただ、距離が長くなるので計画書のコース図と地図ロイドで現在位置を確認して予定コースを通り、経ケ森に登る。経ケ森の山頂には太山寺の十一面観音像が立っており、そこからの眺望が素晴らしかった。 
山頂から急坂を下った分岐には太山寺への標示板が有り、分かり易くなっていた。
 
太山寺へは本堂裏手からの道が有り、巡礼での道とは逆のコース(本堂、大師堂、仁王門)で駐車場まで下る。ここでジャンボタクシーに乗り、丸亀には予定より早い午後6時30分に帰着。
 
1、小富士の登山道は良く整備されており、山頂近くの展望所からの瀬戸内の風景はいつも眺める青ノ山展望台と同様に素晴らしかった。 
2、経ケ森は標高、歩行距離が青ノ山とほぼ同じで歩き易い里山と想像していましたが、分岐に道標が無く、急坂も一部有り少し歩き難いコースでした。 
  ただ人数が9人と少なかったので、予定より短い時間(所要時間1時間45分)で歩くことが出来ました。
3、小富士、経ケ森ともに、新緑が美しく、爽やかな風が非常に心地好かったのが印象に残ります。
 

▲GPS軌跡図

高浜港でフエリーに乗り込む(9:10)


▲高浜港から見た興居島:小富士が正面に

フエリーの船内(9:25〜9:35)

▲準備体操をしてから泊港を出発(9:45)

▲小富士登山道の立派な表示板(9:46):フエリー乗り場正面の民家


▲民家の間の狭い石段を登り振り返って見た高浜港方面:正面が経ケ森、その右手が岩子山

▲ミカン畑の道の正面に小富士登山の表示板が見えてきた

▲山頂まで700mの標示(9:55)

▲ミカン畑の作業道を進む

▲山頂まで430mの標示(10:10)

▲樹林帯の急登の先は、このような笹に覆われた登山道

▲山頂に到着(10:40)

▲山頂の先にある展望所

▲展望所への道:航空標識の鉄塔が右手、この付近に三角点

▲展望所で昼食(10:45〜11:30)

▲小富士山頂で

▲もと来た道を下山

▲ミカン畑まで下りてきた

▲泊港に帰って来た(12:15)

▲公園で約1時間フエリー待ち

▲フエリーに乗り込む(13:10)

▲タクシーを降りて県道を行く(13:55)

▲天理教建物を左に見て墓地方面へ(14:00)

▲登山道に向かう

▲(見晴らしの好い墓地で小休止(14:20〜25)

▲海を隔てて小富士がよく見える

▲岩子山への登山道

▲岩子山山頂(14:30):展望は無い

▲経ケ森への急登

▲経ケ森山頂(14:50)

▲山頂(15:00):十一面観音像

▲ここに登った参加者

▲山頂から見た東方面の展望

▲崩壊した横を慎重に下山

▲丸太階段の登山道は段差が大きい

▲太山寺本堂(15:25):国宝に指定されている

▲二階建ての楼門

▲太山寺境内

▲石段を降りて参道を駐車場へ(15:30)

▲太山寺駐車場(15:40〜50)