熊野古道・小雲取越え和歌山県新宮市熊野川町〜田辺市本宮町)紀三井寺、和歌山城 

  2015年4月23日(木)  天候:晴れ       しらかわ 記
午前6時50分、小口自然の家でバスに乗車。 小和瀬バス停まで行き、ここで出発準備。

本日のコースとコースタイムは以下の通り。

小和瀬バス停(7:00)〜桜茶屋跡(8:30〜40)〜桜峠〜石堂茶屋跡(9:30〜40)〜林道交差(10:05)

歩行距離:6.6km、歩行時間:2時間35分、累積標高差(+):600m、(−):240m、休憩を含む所要時間:2時間55分

バス停横の広場には土砂崩壊で林道交差までしか行けない案内板が置かれていた。
赤木川を渡り、民家の間を抜けると直ぐに樹林帯の熊野古道に入る。 良く整備された苔むした石段と杉林の登り坂が続く。
途中に立てられた歌碑を見たり、立ち休憩を取りながら最初の休憩地・桜茶屋跡迄、標高差約450mの登りを1時間30分で歩いた。
ここで10分休憩後、高低差が少ない熊野古道をアップダウンを繰り返しながら石堂茶屋跡の休憩所まで1時間で歩き小休止。
その後も石段を登り、また下って林道交差に到着。
ここでも通行止めの案内板が出ていたので林道谷口皆瀬川線を200m程歩いてバイオトイレの設置されたところでバスに乗車。
バスで林道を走行中にザックを背負った数組の外国人グループを見かけた。熊野古道は人気があるようだ。

わたらせ温泉では大露天風呂に入って汗を流すとともに各自軽い昼食を摂る。
その後、和歌山市内に移動して紀三井寺と和歌山城を観光し、予定通り午後11時過ぎに丸亀に帰って来た。

大雲取越えコースに比べて元々歩行距離が短く、標高差も少ない小雲取越えであったが、更に土砂崩壊で百閧ョら手前の林道交差で歩く事を止めざるをえなかった。
少し残念であったが代わりに大露天風呂での入浴と昼食時間が多く取れ、しかも紀三井寺と和歌山城観光が出来て充実した1日が過ごせたと感じた。

今後、第三回目の熊野古道・小辺路コースを来年の春、又は秋に実施したいと思う。


GPS軌跡図

●小雲取越えコース
 
小和瀬バス停で出発準備

赤木川(熊野川の支流)の清流

最初の急登

番号道標(ここは那智大社から30番目で距離15km:行政区域の違いで
番号道標が大雲取越えの途中から石柱が木製に変わっている)

杉木立の中の熊野古道

尾切地蔵

ツツジが咲いていた

途中で立ち休憩。

▲桜茶屋跡の休憩所で小休止

▲桜茶屋跡の説明版を見る

▲再び杉林の中を登る

▲今度は下る

▲石堂茶屋跡の休憩所で小休止

▲休憩所前の歌碑(小雲取越えコースではここまでに5つの歌碑が古道沿いに立っていた)

▲広くなった道を登る

▲林道交差の道標(小口まで6.6km)

▲林道交差に置かれた通行止めの看板(百間ぐら手前で土砂崩壊が発生)

▲林道谷口皆瀬川線(舗装道を約200m下る)

▲バイオトイレ前で歩くのを止めてバスに乗車
(ここから請川まで谷口皆瀬川林道7kmを下る事も出来る:事実、途中で何組かの外国人を見かけた)

● わたらせ温泉

▲わたらせ温泉の大露天風呂(5つの男女別大露天風呂が有り、入浴後、併設の食堂で昼食を摂る)

● 紀三井寺の観光

▲長い石段(約300段)を登る

▲紀三井寺の本堂(他にも多宝塔、鐘楼、六角堂、楼門などがある)
● 和歌山城観光と和歌山港

▲和歌山城の案内板

▲天守閣前で集合写真(参加者全員:20名)

▲天守閣から見た北側(西の丸跡とその右手は御橋廊下)

▲和歌山港フェリー乗り場