熊野古道・伊勢路(伊勢神宮、女鬼峠)三重県伊勢市、多紀町

  2016年11月14日(月) 天候:小雨       しらかわ記 
2014年11月の中辺路、2015年4月の大雲取越え、小雲取越えに続き、熊野古道・伊勢路の山旅(2泊3日)を実施しました。
 
ここでは初日の伊勢神宮・内宮、外宮及び女鬼峠の写真を紹介します。
 
午前6時丸亀で6名、宇多津で4名がマイクロバスに乗り出発。
津田SA,西宮名塩SAでトイレ休憩し、新名神高速道路の土山SAで早目の昼食を摂り、伊勢神宮・内宮駐車場には正午前に着く。
 
伊勢神宮・内宮(観光:約1時間)
小雨が降っているが、沢山の観光バスで駐車場はほほ満車状態である。
大鳥居の先の宇治橋を渡る際には大勢の観光客で傘がぶつかり合い気を使う。
小雨が降る内宮神域を歩くのは初めてである。
手を洗い、五十鈴川沿いの紅葉を眺め、玉砂利を踏みながら進んでゆくと3年前に建てられた白木の正殿が木々の先に見えてくる。
正殿階段下で待っていたKさんと合流し集合写真を撮ってから参拝。
ここから先は撮影禁止で板塀越しに正殿を観る。 もと来た道を駐車場まで帰り、バスに乗り約10分の伊勢神宮・外宮に移動。

伊勢神宮・外宮(観光:約30分)
駐車場には殆んどバスがいない。静かな広い神域を玉砂利を踏み、歩いて行くと右手に開けた広い空間が現れる。その先に正殿が見える。
ここでも撮影禁止であるが隣の広い空間から正殿屋根の千木,鰹木が板塀の上に見える。
この広い空間は20年毎の式年遷宮で正殿が立てられる場所で、内宮にもある。
参拝後、伊勢高速自動車道を通り、西方にある伊勢路で最初に旅人が越えた峠”女鬼峠”に向かう。

女鬼峠(所要時間:40分、歩行距離:1.9km)
登り口は高速道路沿い南側にあるが車道が狭くバスが入れないので少し手前で下車。 道標、説明版、幟があるので分かり易い。
女鬼峠は昼間でもほの暗いと言われており、小雨がぱらついて更に暗く感じる。
峠(標高:120m)まで約600mを登ると岩盤を掘削した切通しが有り、ここから大神宮寺相鹿瀬寺跡までは緩やかな下りの山道である。
峠に向かう途中には岩道に轍跡が見られる。又如意輪観音が女鬼峠に立っている。
下山してR119横でバスに乗り、途中の荷坂峠登り口、道の駅・マンボウに立ち寄ってから伊勢長島の民宿・はま風に午後4時半前着いた。
 
1、計画では内宮参拝後、女鬼峠と荷坂峠を歩く予定であったが雨が降り続くので荷坂峠を止めてい伊勢神宮・外宮に変更した。
  外宮は初めて参拝するクラブ員が多くて好評であったと思われる。
2、民宿は伊勢湾に近く、夕食、朝食の料理は新鮮な魚が盛り沢山で美味しかった。
 
  明日はハイキング日和で良い写真が撮れそうである。

GPS軌跡図(伊勢神宮)

GPS軌跡図(女鬼峠)

▲伊勢神宮バス駐車場:満車状態

▲お手洗い場

▲五十鈴川と紅葉

▲正殿前の集合写真(参加者11名)

五十鈴川の宇治橋を渡る:大勢の観光客で混雑

▲伊勢神宮・外宮の正殿が遠方に見えてきた

▲伊勢神宮・外宮正殿前での集合写真
女鬼峠の写真

登り口;伊勢自動車道沿いの狭い車道

岩道の轍跡

▲峠の切通し

女鬼峠で

峠の如意輪観音と名号碑(南無阿弥陀仏)

▲民宿・はま風

夕食:新鮮な魚料理が美味しい