三上山(432m、滋賀県野洲市)と彦根城観光(彦根市)
 2019年4月3日(水) 天候:晴れ(山頂の気温:2℃)
 
1日目は近江富士とも呼ばれる三上山登山と彦根城観光、2日目は安土城址と繖山登山の宿泊ハイクを実施しました。
 
 JR宇多津駅午前6時13分発の普通電車に乗り、坂出駅で1名、岡山駅で1名が加わり岡山駅で全員7名が揃った。
岡山駅から京都駅まで新幹線、そこから新快速電車に乗り草津駅で乗り換えJR野洲駅には午前9時43分に着いた。
駅構内のコインロッカーに荷物を預け、タクシー2台に分乗し、御上神社駐車場に午前10時15分に着いた。
神社横の国道8号線はこの時間帯も渋滞しており、運転手の話では何時も渋滞しているようである。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
御上神社駐車場(10:20)〜御上神社(10:20〜25)〜表登山道登山口(10:40〜45)〜妙見堂跡(11:00)〜割岩分岐(11:15〜20)〜展望台(11:45)〜三上山(昼食)(11:50〜12:15)〜裏登山道〜登山口(13:05)〜御上神社駐車場(13:15)
 
   歩行距離:4.2km、歩行時間(登り):1時間15分、歩行時間(下り):1時間、
   累積標高差:360m、  休憩、昼食を含む所要時間:2時間55分、
 
先ず、御上神社に登山の安全を祈願。
神社本殿は鎌倉時代の建物で国宝に指定されている。
手前の楼門は重要文化財であり、御上神社の御神体は三上山で山頂には奥宮が祀られている様だ。
交差点を渡り国道沿いを北に歩き、右折して田んぼの中の車道を通って登山口に向かう。
途中の街角毎に道標が有り登山口は分かり易い。
イノシシ防止柵の有る登山口を通過した先が表登山道と裏登山道の分岐である。
予定通り表登山道に進む。
最初は道の両側に石柱がある妙見堂跡への広い道で、妙見堂跡から先は木の根が絡まった処もある登山道になる。
分岐の説明版には表登山道は健脚コース、裏登山道は一般コースとあったが割岩分岐までは歩き易い道であった。
割岩ルートが登れるかを調べるため右手に20m進むと、切り立った大岩の割れ目(割岩)がある。

ここの割れ目の岩には鎖が取り付けられているが狭くてザックを背負っては登れないと判断し、分岐まで戻り左手のコースを登ることにした。
分岐から展望台までは岩場の連続で傾斜がきつく、岩場にステップを切った処、鉄手摺の付けられた処などがあった。
健脚コースではあるが良く整備されて登り易い登山道になっている。
岩場途中と展望台からは琵琶湖方面の眺望を楽しむ事が出来た。
展望台から山頂までも岩場であるが距離は短い。
山頂手前に鳥居が有り、その先に御上神社の奥宮が祀られている。

山頂は木々に囲まれて展望は無い。 山頂で昼食を食べ、集合写真を撮る。
山頂表示板の温度計は2℃とこの時期にしては低い。  そのため山頂近くの岩場には昨夜の雪が少し残っていた。
下りは裏登山道を通った。  一般コースと言われているが一部に急坂がありゆっくりと慎重に下山。
神社の駐車場でタクシーを呼びJR野洲駅まで乗車。

午後1時44分発普通電車に乗りJR彦根駅に午後2時13分に着いた。
駅構内のコインロッカーにザックなどの荷物を預けてから、彦根城まで約15分歩いた。
彦根城の本丸跡、国宝の天守、西の丸等を見てから東側の大名庭園・玄宮園を観光。
時間が余ったので玄宮園内で猿回しを見たり、開国記念館、大老井伊直?の学問所・埋木舎に立ち寄ったりした。
15分歩いて彦根駅まで戻り、駅西口でホテルの送迎バスに乗り午後5時半前ホテルルートインに到着。
 
1、宿泊ハイク1日目の三上山登山と彦根城観光は予定通り無事終了。
  何時も登る讃岐富士(飯野山)と標高はあまり違わない三上山でしたが岩場、急坂ありで変化のある山でした。
  なお、登山道は道標、クサリ、手摺、岩場のステップ等があり良く整備されていました。
2、彦根城は10年以上前に訪れた場所で、そのときはあまり時間が無かった。
  今回は十分な時間があり、天守閣の最上階まで上がるなどしてじっくりと観光を楽しむことが出来ました。
   
  明日は安土城址と繖山登山。 今日と同様、天気が良さそうで快適な登山が期待出来そうです。
 

▲GPS軌跡図
三上山の写真

御上神社駐車場(10:15〜20):神社の南側で綺麗な
トイレがある。ここで出発準備(体操、トイレ)

御上神社の鳥居(10:20)

楼門(重要文化財)

▲本殿(国宝)

駐車場から見た三上山(10:25)

国道8号線の交差点をを渡り、民家の間を通り登山口へ向かう

各所に表示板が有り、道は分かり易い

三上山登山道の案内版

▲表登山道登山口が見えてきた(10:40〜45)

▲妙見堂跡へ通じる登山道で道幅が広い

▲妙見堂跡(11:00):桜は蕾状態

▲割岩分岐(11:15)

▲割岩(11:20):
クサリが岩に取り付けられているが岩の隙間が狭くて通過出来ない

▲岩場にさしかかる

▲急坂の岩場

▲岩場に手摺が有り、岩にステップが切られており登り易い

▲琵琶湖方面が良く見える岩場

▲急登が続く

▲展望台から見た眺望(11:45)

▲三上山山頂(11:50):山頂手前にある御上神社奥宮

▲山頂で昼食

▲三上山山頂での集合写真:気温2℃とこの時期としては寒い

▲神社奥宮横の分岐の表示板(12:15)

▲神社奥宮

▲裏登山道にある祠

▲急坂はゆっくりと慎重に下る

▲緩やかな登山道

▲JR野洲駅構内:午後1時44分発の米原行き電車に乗る

▲JR彦根駅西口

▲JR彦根駅構内のコインロッカーにザックを預ける
彦根城観光の写真(14:50〜16:50)

▲彦根城手前の護国神社:桜が見ごろ

▲彦根城内の掛橋:敵が攻めてきた場合に壊せるようになっている

▲天秤櫓

▲彦根城天守前での集合写真

▲西の丸から見た天守

▲西の丸下部から見た石垣群:苔むした石垣は珍しい

▲玄宮園に向かう

▲玄宮園:井伊家の豪華な日本庭園

▲大老・井伊直弼が不遇の時代を送った埋木舎:護国神社の東側