定例ハイキングA 弥山(535m、広島県廿日市市宮島) 

  2016年3月27日(日)  天候:曇り時々晴れ      しらかわ 記
  
青春18切符を使用した弥山ハイクは10年前の夏以来である。
その時は大聖院コースを登り、紅葉谷コースを下るルートであったが今回は逆のコース。
丸亀を午前5時55分に出発し、坂出、岡山、糸崎、広島の各駅で乗り継ぎ、JR宮島口には午前11時過ぎに着く。
そこから約5分歩いてフェリー乗り場まで行き、乗船。
宮島桟橋には約10分後の午前11時半に到着。 ここで出発準備をして以下のコースを歩いた。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
宮島桟橋(11:40)〜紅葉谷公園(昼食)(12:00〜20)〜獅子岩・弥山分岐(13:35)〜弥山本堂(13:50〜55)〜弥山(14:00〜20)〜弥山本堂(14:25)〜仁王門(14:35)〜大聖院(15:30)〜宮島桟橋(16:00)
 
  歩行距離:8.2km、歩行時間(上り):1時間55分、(下り):1時間40分、累積標高差(上り)、(下り):620m、
  休憩、昼食を含む所要時間:4時間20分
 
先ず海岸沿いの土産物屋、厳島神社の大鳥居、五重の塔を見ながら歩き、紅葉谷公園まで行き公園内のあずま屋で昼食。
その後ロープウェイに乗るKさんと分れ、14名は石段が多い紅葉谷登山道を休憩を取りながら獅子岩・弥山分岐まで登る。
その途中では多くの外人ハイカーが下山して来るを見かけた。
 分岐から弥山本堂までは緩やかな遊歩道に変わる。 霊火堂、弥山本堂前で小休止、お参りをしてから大岩の間を通って弥山山頂に登る。
山頂には立派な展望台があり、厳島神社、フェリー桟橋、ロープウェイ山頂駅、北東には旧海軍兵学校の有った江田島などが良く見えた。
ここでKさんと合流し、参加者全員15名で展望を楽しんだ後、集合写真を撮る。
その後、元来た道を弥山本堂まで下り、大聖院コースに向かう。

6年前の個人山行時には無かった仁王門が新築され、登山道も石段の区間が相当増えていた。
これは平成17年9月6日の台風14号による白井川沿いの土砂崩れで登山道が崩壊し、新しい道が造られたことによるものと思われる。
下りはゆっくりと歩いたので厳島神社参拝の時間が無くなった。
海水に浸かっていない社殿、大鳥居を柵の外側から眺め、宮島桟橋には予定通り午後4時に着いた。
行きと同様帰りのフェリーも立っている観光客が大勢いた。
JR宮島口、午後4時45分発の電車に乗り西条(広島)、糸崎、岡山、坂出と電車を乗り継ぎ、予定通り午後9時半過ぎに丸亀駅に帰る。
 
 準備会時点、その後も天気予報が目まぐるしく変わり、予定通り実施できるか懸念されていたが、JR乗車時間約10時間、宮島での滞在時間約5時間、合計約15時間強の山行が無事ほぼ計画通り実施できました。
 
新年度も青春18切符利用山行を計画し、電車内でワイワイガヤガヤ会話を楽しむ機会を増やしましょう。
 
 

GPS軌跡図(赤線)と計画のコース(黒の破線)

標高グラフ

糸崎駅で広島行きJRに乗り換える(新しい車両で皆さん笑顔)

▲JR宮島口からフェリー乗り場へ

宮島口から見た宮島の山並み

▲宮島桟橋でフェリーを下り、厳島神社方面へ

厳島神社の大鳥居が見えてきた(手前は観光船?)

▲大勢の観光客に動じない鹿

▲何時見ても美しい厳島神社

▲紅葉谷公園のあずま屋で昼食(鹿が直ぐ近くまで来て餌を欲しがる):少し寒い

▲紅葉谷橋

▲ロープウエイと紅葉谷登山道との分岐(Kさん一人がロープウエイに乗り場へ)

 ▲石段が続く(段差が大きい)

▲外国人ハイカーとすれ違う

▲獅子岩・弥山分岐(山頂まで700m、ロープウエイまで300m))

▲霊火堂

▲弥山本堂

▲山頂からロープウェイ乗り場が東方に見える

▲展望台から見た弥山山頂

▲山頂標示(標高535m)

▲弥山山頂での集合写真

弥山本堂まで下り大聖院コースに向かう

▲新築された仁王門

▲白井川土砂崩れ後復旧された登山道

▲整備された道が続く(6年前より石段が多く足には苦痛)

▲眼下に厳島神社が見えてきた(遠方にはフェリー三船が併走)

▲大聖院の伽藍

▲大聖院門前の桜が三分咲き

▲大鳥居近くの浜辺まで多くの観光客が歩いている珍しい風景

▲フェリーを下り、JR宮島口へ向かう大勢の観光客