三ツ峠山(1,785m 山梨県富士河口湖町)と
その周辺観光
(河口湖美術館、富士山レーダードーム、忍野八海、富士山ビジターセンター、河口湖ハーブ館

  2016年5月11日(水)~12日(木)        しらかわ 記 
  
”残雪の富士山を眺める山旅”の後半に行った三ツ峠山登山とその周辺観光の写真を紹介します。
当初の計画では11日に三ツ峠山に登り、12日に愛鷹山(越前岳)に登る予定であったが、11日は午前中大雨で夕方より曇り、12日は朝から晴れるとの天気予報。
そこで、急遽予定を11日は全て観光に、12日に三ツ峠山登山に変更した。
三ツ峠山、越前岳はいずれも日本二百名山である。

越前岳の登山道は三ツ峠山に比較して悪く、しかも富士山は見えるが南アルプスは見えない事から越前岳を中止し三ツ峠山を選んだ。
 
三ツ峠山登山:5月12日(木) 天候:晴れ
 
今日は朝から雲一つない快晴で、民宿の前庭から富士山が良く見える。
午前7時過ぎにバスに乗り三ツ峠山登山口には30分程で着いた。
ここで出発準備をして観光班は途中の展望ベンチまで、登山班は山頂を往復することでほぼ同時に出発。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
三ツ峠山登山口7:55……展望ベンチ8:40……四季楽園9:10……富士見荘9:15……9:25三ツ峠山(昼食)10:20……トイレ休憩……展望ベンチ11:00……11:25三ツ峠山登山口
 
歩行距離:6.5km、歩行時間(上り):1時間30分、(下り):1時間5分、累積標高差(上り)、(下り):706m、 休憩、昼食を含む所要時間:3時間30分
 
 予想通り登山道は良く整備されていた。 前日の大雨にも拘わらずぬかるみも無く快適に歩くことが出来た。
登山道の大半は山頂近くの四季楽園(山小屋)まで四輪駆動車が登れるようになっており、それに並行するように山道が所々につけられている。

山頂近くの富士見荘からは急登になるが富士山、南アルプスが見えるようになり疲れも無くなった。
山頂には”三つ峠:1785m”の立派な石碑が有り、南に富士山、その右手遠方に南アルプスの名峰が、更に右手に金峰山、甲武信ケ岳が見える。
山頂は岩場で少し狭いが他の登山者が少なかったので眺望を楽しみながら13名全員がゆっくりと昼食を摂る。
下山時、山頂直下の赤い山土が湿って滑りやす処は慎重にゆっくりと歩いたが、予定より早い午前11時25分には登山口に下りてきた。
 
ここで観光班と一緒にバスに乗り、富士吉田ICから富士五湖道路に入り富士山を東側から眺めながら、南側にある愛鷹連峰を車窓から見た後、新東名自動車道 、伊勢湾岸自動車道、山陽自動車道を通り、午後8時30分にJR宇多津駅前に到着。 丸亀市民会館前には午後9時前に帰着。
 
3泊4日の山旅は無事終了した。
天候に振り回された4日間であったが、バスを利用することで観光と登山を組み合わせることが出来、ほぼ満足すべき山旅であった。
特に最後の日の三ツ峠山からは最高の富士山を眺める事が出来ました。

今後は7月末の夏山登山・乗鞍岳、西穂独標に向けて体力維持に努めましょう。
 
 
三ツ峠山の写真:5月12日(木) 天候:晴れ
  

GPS軌跡図

標高グラフ

温泉民宿・丸弥荘の前庭から見た富士山:旭日に映えて美しい

三ツ峠山登山口でバスを下り、登山班13名が出た後、観光班8名は後から出発

最初は緩やかな登山道(下山時に四季楽園の四輪駆動車が登って行くのとすれ違った)

四輪駆動車が通れる登山道横の狭い登山道を行く

ベンチのある場所で休憩:林に囲まれて展望は無い

広い道に出て四季楽園、富士見荘へ向かう:左斜め方向に行くと三ツ峠山荘がある

四季楽園を左手に見て先に進む

ロッククライミング練習場の屏風岩が四季楽園から南方向に見える

富士見荘の前を通過

青空に映える富士山:素晴らしい眺めである

富士山を背景に三ツ峠山での集合写真(参加者全員:13名)

富士山の左手(東側)には山中湖も見える

三ツ峠山山頂(1785m)から見た残雪の富士山

山頂でゆっくりと昼食:平日でも数組の登山者が登って来た

山頂から西遠方に南アルプスの仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳などが見える
(手前は御坂山)

手前の左手には三つ峠山荘、右手には四季楽園が、
その先には御坂山、その更に遠方に南アルプスが

山頂直下は滑りやすい急坂:慎重に下山

山頂方面を振り返る:NHKのアンテナ施設

三ツ峠山登山口にある三ツ峠の説明版

登山口に帰る:水洗トイレ(右手)があり、バスも駐車可能な広場
観光の写真
5月11日(水)は終日観光、天候:雨のち曇り
1、河口湖美術館(60分)

河口湖美術館:河口湖の東湖畔に立つ富士河口湖町の施設

美術館内部の展示:富士山の写真、絵画、

2、富士山レーザードーム館(100分)
富士山山頂の気象レーザーとそのドームを移設展示した科学館で、
その歴史、山頂の環境を再現した体験コーナー、建設の記録映画、新田次郎コーナーなどがある

道の駅・富士吉田の丘の上にある富士山レーザードーム館

館内の天井を見上げると実際使われていたレーザー見える仕組みになっている

富士山頂で実際使用されていたレーザーが回転している様子

ロビーで集合写真

3、忍野八海(60分)
:富士山の伏流水が湧き出る八個の池が世界遺産に登録されている

忍野八海の遊歩道

忍野八海:湧池

メイン広場は中国人観光客で混雑していた

富士山の伏流水が湧き出ており綺麗:池の底が良く見える

銚子池

4、富士山ビジターセンター(50分):山梨県営で富士山の自然、成り立ちを展示映像で分かり易く解説した施設

センター屋上で、富士山を背景に集合写真:山頂は雲に隠れて見えない

5、河口湖ハーブ館(10分)

河口湖ハーブ館

館裏側の庭園

6、温泉民宿・丸弥荘

夕食風景:乾杯