個人山行  苗場山(2,145m) 新潟県南魚沼市

  2016年10月13日(木) 天候:曇り(山頂の気温:5℃)       しらかわ記 
 前日、巻機山登山後、苗場山登山口があるスキー場中央付近に位置する和田小屋に泊まる。
午前6時から朝食を食べ、小屋近くの登山口を午前7時に出発。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
和田小屋登山口(7:00)〜六合目(7:40)〜下の芝(8:15〜20)〜中の芝(9:05〜10)〜上の芝(9:25)〜股スリ岩(9:35)〜神楽ケ峰(9:50〜55)〜雷清水(10:15)〜雲尾坂(10:55)〜苗場山(11:25〜30)〜苗場山自然体験交流センター(昼食)(11:35〜12:05)〜雷清水(13:05)〜神楽ケ峰〜股スリ岩(13:45)〜上の芝(13:55)〜中の芝(14:10〜15)〜下の芝〜六合目(15:30)〜和田小屋登山口(16:05)
 
歩行距離(登り)、(下り):6km、 歩行時間(登り):4時間10分、(下り):4時間、 
累積標高差(登り)、(下り):1060m、  休憩、昼食を含む所要時間:9時間5分
 
 最初にゲレンデを横切り、ゲレンデ右側の樹林帯を登る。
途中から木道に変わり1時間余り行くとベンチが設置された下の芝に着く。
この辺りから草紅葉が周辺に見られるようになる。
樹林帯と草紅葉の中を繰り返しながら登り、中の芝、上の芝を通過すると股スリ岩が見えてくる。
ここを乗り越えて八合目の神楽ケ峰(標高2030m)には午前9時50分に到着。
ここから約150m程下り、登りかえして九合目の標示板からは標高差約250m程岩場の急登になる。
ここがコースの一番厳しい処でゆっくりと登る。

登る切ると、突然広大な高層湿原が目の前に開ける。何処までも続いているような錯覚すら覚える。
湿原の草紅葉、池塘、笹原を木道から眺めながら、平坦で少し高くなった苗場山山頂には午前11時25分に到着。
所要時間は4時間25分で標準コースタイム3時間50分を少しオーバーしている。
直ぐ南西側の苗場山自然体験交流センターに移動し、この前のテラスで昼食。少し肌寒い(気温:5℃)。
更に南側には多数の池塘が点在する草原が続いていたが、ここの散策は省略して元来た道を下山。
少しアップダウンが有り岩のゴロゴロある登山道を下ったので、下りの所要時間は4時間と登り所要時間と大差なかった。
 
1、平ケ岳の山頂も広い高層湿原が広がっていたが、規模からすると苗場山のスケールはその数倍とも思われる広さである。
  お花畑の高山植物の見られる時期に山頂ヒュッテに1泊して、ゆっくりと時間を取り湿原、お花畑を散策してみたいものである。

2、雨には降られなかったが曇り空で眺望はかなわなかった。
  翌日、谷川岳山頂から見た苗場山は山頂が平坦で非常に特長有る山容であることを再認識した。
 
  

▲GPS軌跡図

標高図

かぐらみつまたスキー場中央付近に位置する和田小屋

▲登山口(7:00):和田小屋近くのスキー場内に有り、
登山道はスキー場内を左から右方向に付けられている

▲ゲレンデ右の樹林帯に入る

木の根が絡まった歩き難い登山道

ガスが出てきた木道

▲下の芝:休憩用ベンチで小休止後出発

▲右手にスキー場リフトが見える

▲木道が続く

▲中の芝で小休止

上の芝を通過

股スリ岩を超えて行く

▲神楽ケ峰(八合目)で小休止

一度下る(標高差約150m)

九合目から最後の急登に

急登部(標高差約250m)

広大な草原に出た:素晴らしい眺めが続く

笹原、池塘、草紅葉が続く広い高層湿原

まだまだ続く広い草原

木道の先には苗場山山頂が見えてきた

苗場山山頂(標高:2145m)に11時25分に到着
山頂標示と三角点がある
山頂西南西側の苗場山自然体験交流センター、

交流センター前のテラスで昼食を摂り下山開始(12:05)

池塘が続く

草原の木道を下る
神楽ケ峰まで下りてきた

▲岩がゴロゴロした歩き難い登山道

ガスの中の木道をスキー場へ向けて

スキー場のゲレンデを和田小屋に

▲登山口に帰る(16:05)