那岐山(1,255m、(岡山県奈義町)
   2012年7月1日(日)   雨
                                             とうない 記 
                                                   

                                       

昨年も計画しながら雨予報で参加申し込みが少なく、山行を中止した山。 今回も雨は避けられない予報であったが、参加申込者も20名近くあり、実行とした。
丸亀を出てバス移動中も時折雨が車窓を濡らす。 やはり雨・・・・・・。
予定より30分程早く登山口に到着。 雨は止まず、雨天装備で出発、登山道は広いのだが、雨水で登山道は濡れ、水が流れる場所も多く、小石が多い道は歩きにくい。
雨具を着けての登山は、服の中で汗が出て、蒸れて暑い。 ゴアテックスと言えども、着ていないほうが快適だ。
女性は全員上着も雨具着用だが、男性の多くはズボンだけ雨具で、傘を差す。 傘は手が片方使えなくなるが、風がないときは、この方が快適だ。

雨の中を頑張って、1時間余り登ると大神岩がある高度1000mのポイントに着く。 ここで急登の登山道は終わり、緩やかになる。
雨は降り続き、晴れなら見える麓の高原は全く見えない。
那岐山は私は個人で以前に3回ほど登っているが、雨の時は初めて、晴れなら、登山中、下に日本原高原を見下ろしながら登ることができるのだが、雨の日は視界が利かない。

大神岩から50分で、滝山-那岐山分岐点(高度1,240m)に到着、ここに避難小屋があったのだが、風雪のためかあばら家になっていたのは驚いた。
更に、15分で那岐山山頂に到着。

山頂は風雨が強く、見晴らしは全くない。 急いで記念写真を撮影、すぐに山頂下の避難小屋に退避し、早めの昼食とする。 雨の日の避難小屋はありがたい。

今回のコースは滝山経由で広戸仙までの縦走コースであったが、悪天候のため、縦走はあきらめ、元来た登山口に下山した。

雨にたたられた山ではあったが、登山道には、ノリウツギ、山紫陽花、ササユリ、ヤマツツジなどが見られたのは救いであった。 帰路、リーダーの提案で総社市の「サンロード吉備路」という道の駅風の国民宿舎に立ち寄り、買い物・喫茶・入浴(¥600)などでリラックスタイムを過ごした。

H15年にできた人気スポットで、岡山県北の山旅の帰りにはまた利用したらよいところだと思った。


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第325号)

赤い線はGPSの軌跡だが、電波の受信状態が悪かったのか大神岩より上のルートには直線になってしまったところがあります。

▲雨具を着けて出発

林道と交差する

▲休憩ポイントで一休み

▲ブナ林を歩く、ブナは雨に似合うようだ

▲大神岩に出る、標高1000m

▲なだらかな尾根道を歩く、雨が残念

▲滝山との分岐点、避難小屋が霞んで見える

▲壊れた避難小屋 無残

▲雨と風、写真を写し、早々に避難小屋へ退散する

▲避難小屋で食事を終えてこれから下山

▲三角点を後に下山する

▲帰路立ち寄った総社のサンロード吉備道
 

 
 ▲登山中に見かけた花達