個人山行    男体山2,486m、栃木県日光市)

  2015年6月13日(土)  天候:晴れ   しらかわ記 

T社主催の3泊4日のツア登山に参加。 今年からバス代の大幅値上げにより、今回は高松空港から成田空港まで飛行機に乗り、その後は車による移動で山旅が実施された。
前日の午後は日光東照宮を観光し、日光湯元に宿泊。
昨日も今日も天気に恵まれ、快適な観光と登山を楽しむ事が出来た。

本日のコースとコースタイムは以下の通り

志津峠(7:15)〜2合目(7:40)〜6合目(8:45)〜8合目(9:25)〜山頂(昼食、休憩)(10:10〜55)〜5合目(12:15)〜2合目(13:05)〜1合目(13:15)〜志津峠(13:30)

歩行距離:6.6km、歩行時間(上り):2時間55分、(下り):2時間35分、 昼食、休憩を含む所要時間:6時間15分、累積標高差(上り)(下り):763m

志津峠は男体山の北側にあり、太郎山、大真名子山の登山口にもなっており、車が路肩に10台程度駐車出来る。
ここから南に笹原の中の登山道を行くと志津避難小屋と男体山志津宮がある。

暫くは樹林帯の木の根が多い急勾配の道が続くがやがて見晴らしの良い場所に出る。振り返ると太郎山、大真名子山が見え、更に登ると、女峰山の雄姿見えてくる。
コースには1合目毎に道標が有り、登山道も整備されていて歩き易い。
八合目辺りから火口縁になり右手前方に男体山山頂の二荒山神社奥宮、展望所が見えてくる。

やがて穏やかな稜線に出ると山桜の花が登山道脇に咲いており、これまでの疲れをいやしてくれる。
山頂には大剣が岩上に天を突き刺すように立っており、各自登頂の記念写真を撮る。その後、山頂付近で南側の中禅寺湖を見下ろしながら昼食。

良く晴れていたので展望所まで足を運び、日光白根山、戦場ヶ原、中禅寺湖、黒檜山、妙高山など山の同定を楽しんだ。
山頂には南側の二荒山神社中宮から登って来た者もおり、大勢の登山者に賑わっていた。
日光二荒山神社奥宮、日光二荒山太郎山神社に参拝し、しばらく休憩した後に元来た道を下山。
道沿いにはイワカガミ、イチヨウラン、などの花を見かけたが写真が不鮮明で載せる事出来ないのは残念である。
志津峠には午後1時30分に下りてきたので、車で男体山南側の中禅寺湖湖畔にある二荒山神社中宮に参拝するとともに、日光三大名瀑の一つである龍頭の滝を観光。
その後、日光湯元ビジターセンター近くのクリンソウの群生地にも立ち寄った。
日光湯元の温泉湯は登山の疲れをとるには非常に適していたように感じた。
明日は日光白根山であるが、天気が少し気になる。


▲GPS軌跡図

▲志津峠(男体山北側の峠で男体山、太郎山、大真名子山の登山口):正面は男体山

▲登山口を出発(7:15)

▲志津避難小屋(元男体山志津宮社務所であった小屋を避難小屋として利用)

▲途中から太郎山を振り返る

▲大真名子山(2375m)とその後方に見える女峰山(2483m)

▲火山特有の赤い土の登山道を登る

▲右手方向に山頂が見えてきた(画面左端が山頂で右端が展望所)

▲八合目近くになり傾斜が緩くなってきた

芽吹き

山桜が青空に映えて美しい

▲山頂手前のなだらかな稜線を行く

山頂の大剣の前で記念の写真

▲山頂西方向にある二荒山大神の像

山頂西方向にある展望所に祀られた日光二荒山神社太郎山神社

日光二荒山神社奥宮

元来た道を引き返す

一合目の道標:新緑が美しい

男体山志津宮
●日光観光

南側(中禅寺湖側)から見た男体山

二荒山中宮神社の二荒山上奥宮登拝道

二荒山中宮神社に掲げられた説明書き(入山料500円)

日光三大名瀑の一つ竜頭の滝(正面の巨岩が龍の頭に見える)

日光湯元ビジターセンター近くのクリンソウ群生地
●登山道で見かけた花
 
        イワカガミ
 
ゴゼンタチバナ                 クリンソウ(花の色は白も有った)
引き続き、日光白根山、赤木山(黒檜山)を掲載予定です