定例ハイキングA   仁淀川町の花見高知県仁淀川町)

  2015年3月30日(月)  天候:晴れ      とうない記 
今回は、ひょうたん桜で有名な仁淀川町の花見である。

伊野ICで高速道路を下りて、仁淀川町に向かう。 高知県の桜の開花はやはり丸亀より早い。 バスの車窓から眺める桜は満開が多い。 

バスが進むにつれて、仁淀川の谷の切れ込みは深く、川からすぐ山の斜面が始まる。 集落は平地がないから山の斜面に広がる。
その眺めを見ていると、よくもまああんな山の上に家を建てたものだと感心する。

山の斜面だから、稲作はおろか畑を開くことも困難で、かろうじて茶畑があちこちにある。 この地区の冬は恐らく、雪が積もって道は凍結し四輪駆動車でなければ移動は困難だろう。
それだけに、春の芽吹きや桜が咲く季節が待ち遠しいだろうと思えた。

我々は季節のよい時期だけ訪れて、花見、なんだか申し訳ないような気分。 しかし、この地区の桜に掛ける情熱はすごい。 昔から引き継いだ花木を何代にもわたって育てている。
前日までの土日の天気がすぐれなかったが、この日は晴れで暖かく、特に、ひょうたん桜が咲く、桜地区は桜も多く、見事な桜を見せてもらった。


▲桜の郷 谷から山の上へと茶畑と花が広がる
■市川家のしだれ桜
樹齢は60年前後。現当主の長男誕生を記念して植えられたとのこと。 秋葉まつりの重要な舞台でもある、仁淀川町別枝岩屋の旧番所市川家の庭にある

▲まずは市川家の桜

▲花が密集している

▲茶畑とのコントラストがよい

▲大きな岩をバックに、岩屋神社
■中越家のしだれ桜
別枝本村の旧庄屋中越家の庭にある樹齢は200年以上

中越家のしだれ桜 もう少しで満開

▲桜を見上げる皆さん

▲中越家しだれ桜の前で
■秋葉神社
秋葉まつりの本拠地

▲秋葉神社

▲特別にまつりに使う神輿を見せてもらう
■大渡ダム

▲大渡ダム公園にて桜を見ながら昼食

▲緑の水に映える桜
■桜地区のひょうたん桜
次に訪れたのはひょうたん桜で有名な桜地区 
雄大な山と水源に恵まれた仁淀川上流に位置する公園。 園内には樹齢約500年、樹高21m、根元周り6m、県の天然記念物にも指定されている桜の古木がある。
学名は「エドヒガン(別名ウバヒガン)」、つぼみの形がひょうたんに似ていることからいつしか「ひょうたん桜」と呼ばれるようになったという。


▲ひょうたん桜:山の中腹に広がる、 春爛漫

▲ひょうたん桜の大木

▲つぼみがひょうたんの形