定例ハイキングB 大山(691m、 香川県東かがわ市 

  2016年1月17日(日)  天候:曇り(気温3〜4℃)      しらかわ 記
12名が自家用車3台に分乗し、丸亀を午前7時に出発。 高松自動車道の引田ICでおり、R34、R102を通って川股ダムに午前8時15分に到着。
ここで出発準備をして以下のコースを歩いた。

コースとコースタイムは以下の通り。

川股ダム(8:30)〜登山口(8:35)〜一本松越(9:15〜20)〜大山越(10:05〜10)〜電波塔(10:25〜30)〜大山(10:55〜11:10)〜黒岩大権現(11:40)〜大山寺(観光と昼食)(12:10〜40)〜大山越(13:30〜35)〜一本松越(14:10〜15)〜登山口(14:45)〜川股ダム(14:50)

歩行距離:14.8km、 歩行時間:5時間10分、 累積標高差(上り)(下り):980m、 休憩、昼食を含む所要時間:6時間20分

川股ダム西側を南に5分程林道を歩くと通行止めの柵が有る。 この左手前に”一本松越”の標示が有る。
ここが登山口で少し行くと苔むした丸木橋が有り、その先の涸れた沢を渡る。

ここから一本松越まではシダが茂っている処があるものの歩き易い一本道である。
一本松越には石仏が安置されており、4本の山道が交差している。

大山越は西方向の急登を登って、四国の道と合流すると分県ガイドに出ていたので標高差約100m程進んだが合流点は見当たらない。 更に尾根筋を行くと大山越537mの道標が有る。
地図とは違う場所ではあるが方向が間違っていないのを確認し、更に進むと車道と斜めに交差する処に出る。 ここが分県ガイドに示された大山越である。
車道を歩き終点まで行くと2基の電波塔が有る。 ここで小休止後、再度山道に入り分岐毎にコースを確認しながら山頂を目指す。

山頂には1基の鉄塔が立っており、その手前に三角点、右手に天測点が有る。
ここで集合写真を撮り、下山しようとした時に黒岩大権現から登って来た男女数名のハイカーに会う。
そこで地形図で確認せずに鉄塔右手の山道進むと一向に黒岩大権現に着かない。 コンパスの方向は北西を示している。
間違いに気付き、山頂近くまで引き換えし、コースを南西にとり下ると黒岩大権現の裏手(北側)に出た。
後で地形図を詳しく観ると鉄塔の手前の林道を南に下るコースを計画にしていた。

黒岩大権現にお参り後、林道は通らずに観音道の道標に従って山道の急坂を大山寺迄降りた。
今日は1月第3日曜日で400年続く伝統行事・力餅大会が行われる日である。
正午からの持ち投げのまっ最中に本堂前に到着したのでザックを下ろさずに餅拾いに興じた。

昼食後、午後1時前に力餅大会が始まるが夕方から雨が降る天気予報が出ていたので子供の部門開始前に寺を後にした。
長い急な石段を下り、山門前から車道を登りかえして大山越まで歩き、ここから今朝来たルートを通って川股ダム迄帰って来た。

1、大山寺の伝統行事・力餅大会を垣間見、その雰囲気を味わう事が出来た。  また久しぶりに餅投げに参加し、昔を思い出した。
2、山頂から下山する際、地形図でコースを確認せずに行動を起し、道を間違えたことは多いに反省している。  参加者にご迷惑をおかけしました。
3、地形図、分県ガイドには実際と異なる記述もあり、また一般的に里山の山道は地形図に無い道もあり道標も無い場合は注意して歩く事を改めて感じたしだいである。

今回の山行は何かにつけて思いで深い記念すべき結果になりました。
ご協力有難うございました。 お疲れ様。



GPS軌跡図(黒の破線:計画ルート、赤い実線:実績)

高低差グラフ

川股ダム(ここの手前西側に駐車)

登山口(林道通行止め柵の手前左手:一本松越の標示)

登山口過ぎた近くの涸れ沢を渡る

衣服調整のため立ち休憩(出発後20分)

登山道は分かり易くて歩き易い(一本松越まで700m、500m、300mの道標が置かれていた)

▲一本松越(天保年間の石仏:後方左手の急登を西方向の大山越に向けて登る)

途中の尾根筋に立つ”どじ山会”の大山越の道標(標高537mの標示有り)

▲ガイドブックに示された大山越に到着(ここから車道の終点の電波塔まで歩く)

▲電波塔(麓から見える2基の電波塔:休憩後、山道に入り大山山頂に向かう)

▲山道には残雪が有る

▲山頂に到着
(三角点は鉄塔手前に、又天測点は三角点東側にある。鉄塔右手の山道に間違って進んだ)

▲天測点(四国に2台ある内の一つ、もう一つは御在所の森:高知県四万十町)

▲大山山頂の集合写真(一等三角点前)

▲黒岩大権現から来た男女数名のハイカーと、山頂で立ち話

▲黒岩大権現(大山寺の奥の院)

▲黒岩大権現の急な石段を下る

▲大山寺に下りる急な観音道

▲大山寺本堂前の餅投げ(12:00〜20)

▲大杉前の特設会場でも餅投げ(遅れて参加する:ザックを背負って)

▲力餅の準備(子供用、女性用63s、男性用140kg)

▲力餅会場(準備中)

▲大山寺本堂前での集合写真(参加者全員:12名)

▲本堂から急な石段を下り山門に出る

▲車道を登りかえして大山越に到着(ガードレールの右手)

▲一本松越から登山口までにある涸れ沢を通る

▲川股ダムに帰る(14:50)