定例ハイキング B ポンポン山 (679m 大阪府高槻市、京都西京区) 2016年12月10日(土) 天候:晴れ時々曇り(2℃) しらかわ 記 |
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山頂で四股を踏むとポンポンと音がする事からユニークな名で親しまれているポンポン山は、高槻市と京都市の境界にある679m山で古くは加茂勢山と呼ばれていました。
今回は青春18切符を利用した山行で午前6時前後にJR丸亀駅で3名、宇多津駅で3名、坂出駅で1名が乗車。 岡山駅で4分、姫路駅で12分列車が遅れたのでJR高槻駅には15分遅れの午前10時15分に着く。 遅れを取り戻すためバスの代わりにタクシー2台で出発地の原立石バス停に向かい午前10時40分に到着。 ここで出発準備をして以下のコースを歩いた。
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
原立石バス停(10:50)〜牛地蔵(11:00〜05)〜神峯山寺(11:15〜30)〜いこいの広場(昼食)(11:40〜12:00)〜本山寺(13:00〜20)〜天狗杉(13:45)〜ポンポン山(14:20〜35)〜釈迦岳(15:00〜05)〜善峯寺バス停(16:05)
歩行距離:11.7km、歩行時間(登り):2時間30分、(下り):1時間25分、累積標高差(登り):882m、(下り):750m、
休憩、昼食を含む所要時間:5時間15分
バス停から10分程の牛地蔵が有る鳥居まで行き衣服調整をし、最初の神峯山寺に向かう。
ここは毘沙門天が祀られていて役行者が開祖の由緒ある寺院で広い境内には寂定院、龍光院などの古い建物が立ち並ぶ。
その先のいこいの広場で昼食を摂り、コンクリート舗装の東海自然歩道を登って行くと正面に本山寺の勧請掛に着く。
境内の参道を通り、石段を登ると立派な本堂が有る。
京都の鞍馬寺、奈良の朝護孫子寺と共に日本三毘沙門天と言われている寺院。
ここでトイレも含め15分程休憩してから本堂右手の山道に入りポンポン山に向かう。
途中には天狗杉といわれる2本の巨木が有り、その先の植林された杉林の中の登山道がポンポン山山頂まで続いている。
山頂からは京都市街が良く見えた。四股を踏んで見たがポンポンを言う音は聞こえてこない。
山頂に設置されている気温計は2℃を示しており、かなり寒い。
この寒さにも拘わらず山頂には幾組もの登山者が次々と登ってくる。
やはりこの辺りでは人気の高い山であるようだ。
ここから東方にある釈迦岳に向かう。
途中の送電鉄塔の根元を通過し分岐を右に折れると大阪環状自然歩道の標示に変わるが釈迦岳までは歩き易い山道である。
山頂にはテラスが有り休憩するには適しているが、周囲は木々に囲まれて展望は効かない。
釈迦岳を過ぎると善峯寺まで急な坂道で落ち葉が深くて滑り易い処があり、ゆっくりと慎重に下山した。
予定通り、善峯寺バス停には午後4時5分に到着。
25分始発のバスに乗り、終点JR向日駅まで乗車。
ここからJRの普通電車、快速電車を乗り継で、JR宇多津駅には予定通り午後9時32分に帰着。
1、青春18切符利用の山行はJR乗車時間約9時間と長いがそれなりの利用方法が有り面白い。
2、ポンポン山の山名に惹かれて参加した訳であるが途中の神峯山寺、本山寺と古い寺院の落ち着いた雰囲気に心が癒されました。
また、紅葉が未だ綺麗な処があり楽しいハイキングが出来ました。
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![]() ▲GPS軌跡図 |
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![]() ▲原立石バス停のユニークな待合所 |
![]() ▲牛地蔵が有る登り口 |
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![]() ▲牛地蔵:お参りすると足の痛みが取れるとか |
![]() ▲青空に映える紅葉が美しい |
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![]() ▲神峯寺山門 |
![]() ▲神峯寺本堂に参拝:登山の無事を祈る |
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![]() ▲いこいの広場で昼食 |
![]() ▲みぞれが降り出したのでレインウエア、傘をさして本山寺に向かう みぞれは数分で止む |
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![]() ▲道端には丁石が本山寺まで一丁毎に置かれている:七丁目 |
![]() ▲本山寺までの車道は東海自然歩道であるが コンクリートで舗装されている:歩き難い |
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![]() ▲本山寺の勧請掛 |
![]() ▲本山寺の境内 |
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![]() ▲本堂へ通じる石段 |
![]() ▲本山寺本堂 |
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![]() ▲本堂右手を通りポンポン山へ向かう |
![]() ▲途中に有る天狗杉(夫婦杉)の巨木 |
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![]() ▲杉林の整備された尾根道 |
![]() ▲ポンポン山山頂前の丸太階段 |
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![]() ▲ポンポン山山頂 |
![]() ▲山頂から京都市街を観る |
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![]() ▲ポンポン山山頂での集合写真(参加者全員:7名) |
![]() ▲山頂直下の道標(釈迦岳まで1.5km) |
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![]() ▲登山道沿いの送電鉄塔:送電線は2本平行に南北に通っている |
![]() ▲釈迦岳山頂のテラスにて:展望は無い |
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![]() ▲落ち葉を踏みしめて下山 |
![]() ▲善峯寺に向けて急坂を下る |
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![]() ▲一ヶ所短い沢を渡る |
![]() ▲善峯寺手前の紅葉 |
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![]() ▲車道に出て善峯寺バス停に向かう (左手は善峯寺境内:桜の大木が見られる) |
![]() ▲善峯寺バス停(阪急バスでJR向日駅まで約40分) |
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![]() ▲JR向日駅構内:午後5時過ぎで薄暗い (17:11発の普通電車に乗車) |