定例ハイキングB 寒風越〜竜王山(1,059m) 2013年2月24日(日) 晴れ後曇り とうない 記、 |
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![]() コースマップ(GPS軌跡) 杉王神社から寒風越へのトラバース道は標識があるのだが、山への入り口がわかりにくかった。 少し迷ったがまもなく、本来の登山道に出て、ルートにのる。 浅木原から杉王神社へは川沿いの道(上の地図で黒色の道)を歩けばよかったのかも知れないが、車道を歩いた。そのため、歩行距離が予定より増えて、11kmを歩くことになった この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平21業使、第325号) |
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■出発まで | |
この山歩きはBクラスで、会報掲載のコース長さは14.5kmとなっている。 足腰に自信がない私は先週大高見峰に行ったし、雪道の14.5kmはとても無理と思い、今回はパスする気分だった。 だからという訳でもなかったが、いつも準備会に持って行って、計画書作りをやっているパソコンの持参も忘れてしまう。(今回手書になりました) しかし、準備会で、しらかわさんが「14.5kmはサブコースも歩いたときのもので、このコースだけなら8km程度」と、またリーダーの池さんの押し、はるうららさんのノリで、参加するハメになった。 もう一人のKさんも池さんの勧誘で参加となる。 男4人、女4名の合計8名、私を除く男3名は日頃から体力づくりに熱心な方、まあ女性も4名いるからなんとかなるかと・・・・・・。 当日朝、女性1名が急用で不参加になったが、予定どおり、私とカネミツさんの車で登山口に向かう。 |
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■杉王神社まで 阿讃山脈の山並みには、白いものが少し見える程度で雪はそれほど多くはなさそう。 琴南あたりでは、ひょっとしたら道路が凍結しているかもと心配はあるが、タイヤチェーンがあるからいざとなれば装着する気構えはしていたが、杞憂であり、杉王神社まで予定通りに到着する。 |
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![]() ▲杉王神社、樹齢800年?の杉の大木が境内にある(7:55) |
![]() ▲神社横のコミュニティーハウスに車を停める |
■寒風越へ この横畑地区は山間の集落なので、曲がりくねった車道がある他、細い道がたくさんある。 まず、川を横切る車道を歩く。 すると、道路脇に「寒風越ハイキングコース」の標識があった。 曲がりくねった車道を歩くよりもこちらが近道なので、案内に従う。 |
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![]() ▲川を横切り、車道を歩く |
![]() ▲「寒風峠ハイキングコース」の標識(寒風越では?) |
落ち葉が積もった道を登ると、横畑地区の集落と斜面の畑が目に入る。 山に目を向けると、尾根に電波中継基地の鉄塔が見える。 まずは寒風越までのトラバース道に入り、寒風越から北に尾根を歩いて竜王山に向かう。 トラバース道の最初の取り付きを間違えたようで、道を見失うが斜面の20m位上に道があるようなので、斜面を這い上がる。 これでOK、「寒風越まで1500m」の標識があった。 このあたりでは雪は少し残るが、夜間は冷え込むのだろう、日当たりの悪い場所ではツララも見えた。 |
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![]() ▲落ち葉が積もった道を登る |
![]() ▲斜面の畑 |
![]() ▲電線の向こうに小さく鉄塔が見える |
![]() ▲寒風越まで1500m |
![]() ▲岩にツララ、冬山の雰囲気 |
![]() ▲雪が次第に増える |
今回のコースでは、寒風越まで登りが続き、それから先はアップダウンの尾根道、出発から1時間40分、寒風越に到着する。 ここは、見晴らしは悪く、日当たりもよくなくて休憩する雰囲気でもない。 早々に竜王山に向かう。 |
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![]() ▲出発から1時間40分、寒風越に到着(9:50) |
![]() ▲積雪は10cm位 |
■竜王山に向かう 竜王山には二つのピークがある。 地形図に竜王山と記されたピークは阿波竜王山、もう一つは讃岐竜王山。 地形図でピークの高さを確認すると阿波竜王山は1059.8mと記されている。 一方、讃岐竜王山には標高の記述がないが等高線を数えてみると1,050mは越えている。 わずかな差で阿波の方が高いようだ。 寒風越から、尾根道を歩く、道は広くて歩き易いが、ところによっては、積雪がひざあたりまであり、前を歩く人の足跡を踏みながら進む。 10時20分、1012mのピークにある三角点を踏む、標識には竜王山と記されているが、竜王山のピークではない。 このピークから5分間ほど下っていくと、竜王峠に出た。 ここは、麓から見えた鉄塔のあるところ。 |
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![]() ▲広い尾根道を歩く |
![]() ▲1,012m地点の三角点に到着、だがここは竜王山の最高地点ではなく竜王峠手前のピーク |
![]() ▲竜王峠の石碑、名が入っています(10:25) |
![]() ▲竜王峠の電波塔、さすがに道路はアイスバーンになっていた |
■竜王 山頂 竜王峠からまた山に入る。 長い尾根道、4、5回小さなピークを上り下りする、尾根では冷たい風が吹く、Aさんが手元の温度計で確認すると、マイナス2℃とのこと、風がないときは寒さは感じない。 静かな雪道を歩く、雪は湿った感じ、踏みつけるとひざ下くらいまで足が埋まる。 コースマップのGPS軌跡で竜王山手前で右に道をとったのがわかるが、直登の道と巻き道があり、巻き道を登った。 この道の脇には多くの木の名前を記した名板があった。 どうしてここに集中しているのか? 11時40分に展望台のある(阿波)竜王山山頂に到着、見晴らしはよい。 記念写真を撮る、簡易三脚にカメラをのせて撮ったので、フレームがずれたのと、明るい空がバックだったので、皆の顔も暗くなってしまったのは残念。 |
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![]() ▲雪を踏みしめる |
![]() ▲静かな尾根道 |
![]() ▲竜王山展望台で(11:45) |
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■讃岐竜王山へ 晴れだが展望台は風があって寒い。 寒くなければここで昼食というところだが、後に延ばす。 北東に見えるピークが讃岐竜王山、一旦50m位下り、また同じ位登る。 この登りは疑木の階段がつけられているが雪で埋まり歩きにくい。 ゆっくり登る。 12時10分讃岐竜王山のピークに到着する。 ここは日当たりはよくないが、木々に囲まれており風はない。 我々の他には誰もいない。ここで、昼食とする。 腹ごしらえができたら、下山。 下山の時、若い夫婦らしきペアと出会う。 |
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![]() ▲讃岐竜王に |
![]() ▲讃岐竜王へ後、100m |
![]() ▲讃岐竜王山で、風もなく静か |
下山は阿波竜王山方面に引き返し道半ばのところで山の斜面を下る。 道を下るにつれて雪が減る。 浅木原で車道に出る。 道を降りたところの広場にガラクタの店があり、百円食堂があった。 こんなところでは商売にならないだろうなと思う。 ちょっと、立ち寄るが興味を引くようなものはない。 最後は車道歩きとなった。 舗装道路を登山靴で歩くのは苦手だ。 40分間程、曲がりくねった車道を歩き、 14時20分、出発点の杉王神社に無事帰り着いた。 この車道を通らず、谷側沿いの山道を歩けば、よかったかも知れない。 そのため、歩行距離は予定の8kmを越えて、11kmと延びた。 本日の歩行距離:11km、 累積標高差1,200m 、所要時間6時間20分でした。 先週に続いて運動した。 皆さん、お疲れ様。 |