定例ハイキングA 龍王(286m 、岡山市北区) 
2020年1月6日(月) 天候:晴れ    しらかわ記

JR利用の今年初めてのハイキングに6名が参加。丸亀駅、宇多津駅でそれぞれ3名が乗車し、坂出駅でマリンライナーに乗り換え岡山駅へ。
岡山駅からはJR吉備線(ももたろう線)に乗り、備中高松駅で下車。 ここは無人駅でトイレは在るが女性用は1ケのみ。

出発準備をして、先ずは水攻めで有名な備中高松城跡に向かう。

本日のコースとコースタイムは以下の通り。

  JR備中高松駅(9:23~35)~高松山妙玄寺(9:45~55)~備中高松城跡(10:00~15)~中国自然歩道
  ~最上稲荷本殿(トイレ休憩:11:00~10)~八畳岩(11:40~45)~龍王山(奥の院、一乗寺)(昼食)(12:10~50)
  ~分岐(12:55)~龍泉寺(13:15~25)~分岐(13:40~45)~最上稲荷旧本殿横(トイレ休憩)(14:05~10)
  ~中国自然歩道~JR備中高松駅(15:00~15:13)

   歩行距離:12.5km、歩行時間:3時間45分、累積標高差(登り)、(下り):410m、
   休憩、観光、昼食を含む所要時間:5時間25分、

 駅西側線路沿いに中国自然歩道の説明版がある。
 説明版には備中高松城跡、最上稲荷、龍王山迄の距離と歩行時間が示されており大いに参考になる。
戦国時代に豊臣秀吉、黒田官兵衛が毛利方の清水宗治の高松城を水攻めにした備中高松城跡と東隣りの高松山妙玄寺の史跡をじっくり観光(約30分)。
それから、中国自然歩道で戦前に最上稲荷迄通じていた電車跡の自転車専用道路を歩いて最上稲荷に向かう。

龍王山麓に最上稲荷本殿、手前に沢山の駐車場、土産物店、食べ物屋が参道両側つながっている。
参道は参拝客で混雑し、歩くスピードが落ち予定通り本殿前に進めない。
本殿前広場にも大勢の参拝者でいたので、祈願もそこそこに上部の旧本殿まで上がり、その横で小休止。

龍王山山頂は最上稲荷の奥の院がある場所と分かっていたので、八畳岩、奥の院の表示板を目印にトイレ横の急な石段を登る。
ジグザグの石段を登って行くと左手に八畳岩があり、ここからの眺望は素晴らしい。
少し戻り、八畳岩を後に長い石段を登った先に奥の院(一乗寺)があり、ここが山頂。
山頂は南無妙法蓮華経の字が刻まれた大きな石柱が何本もたっており異様な光景。ここのベンチで昼食を食べ、三角点を探す。
三角点は少し下がった分かりにくい場所に設置されていた。

集合写真を撮り、5分ほど下り、分岐を右折し龍泉寺へ。
龍泉寺は龍王池の西側にある広い敷地の寺院で、ゆっくり参拝する予定が時間が足りなくなったので、参拝後直ぐに元来た道を引き返した。
分岐で小休止し、最上稲荷境内でトイレ休憩後、参道、中国自然歩道を通ってJR備中高松駅に午後3時に到着。
午後3時13分発の電車に乗り、岡山駅、坂出駅経由でJR宇多津駅には午後4時34分に帰着。

1、駅からの所要時間が計画より約1時間長くなった。観光とハイキングを組み合わせた行事は時間配分がむつかしいですね。
2、今回のコースは舗装道路と石段が大半で特に危険な場所はありませんでした。
  ただ、金刀比羅宮の奥の院(標高430m)までのルートに比べ、段数は少ないが不揃いな石段が多くて歩きにくかった。
3、京都の伏見、愛知の豊川とこの最上稲荷が日本三大稲荷と言われ昔から大勢の参拝者が来るようです。
 元旦6日目の平日でも大勢の参拝者がいたのには驚きました。


▲コース図

▲標高グラフ

▲JR備中高松駅(9:23~35):無人駅

▲中国自然歩道の説明版:駅西側線路沿にあり、高松城跡~最上稲荷
~龍王山のルート、歩行時間などが示されている

▲高松山妙玄寺(9:45~55):高松城跡の道を挟んだ東側にあり、
豊臣秀吉に降伏し、切腹した清水宗治の墓がある

▲清水宗治の墓

▲高松城跡での集合写真(10:00)

▲黒田官兵衛が計画した水攻め時の高松城の水没面積(白い所)
と両軍の配備状態を示す模型図

▲水攻め時の堤防の高さと高松城の高さを示す表示柱と高松城跡の説明版

▲本丸跡

▲本丸跡に建てられた清水宗治の首塚(10:15)

▲中国自然歩道の道標

▲ 電車軌道跡の真っすぐな中国自然歩道を最上稲荷へ:
平坦な自転車専用道路

▲最上稲荷参道入り口(10:45):
ここから本堂手前まで多くの土産物店、食べ物屋が続いており大混雑

▲最上稲荷に到着:左回りに本殿へ

▲ 本殿:今年の山行の安全、健康などを祈願

▲ 小休止(11:00~10)

▲ 旧本殿(修理中)横のトイレの先にある八畳岩、奥の院の表示板:
長い石段の始まり

▲急な長い石段

▲道標(11:37):左が八畳岩、右が奥の院

▲八畳岩から見たJR備中高松駅方面(11:40~45):
八畳岩は眺望がすばらしい。ここは最上稲荷の霊地で、
752年に最上尊が最初にお姿を現された聖域と説明版にある。

▲奥の院入り口(12:00):稲荷山奥の院一乗寺の石柱

▲更に長い石段が続く

▲山頂にある一条寺本堂(12:10)

▲龍王山山頂(12:10~40):ベンチに腰掛けて昼食

▲三角点を囲んで写真撮影(12:45)

▲三角点設置場所:山頂の車道左手の木の下にあり、分かりにくい

▲一乗寺本堂、鐘楼を背景に集合写真(12:50)

▲下山途中、鳥居先にある分岐表示を右へ(12:55):
山道を下りと龍泉寺

▲山道を下った先にある龍泉寺の門(13:00)

▲境内にある六道菩薩の行列

▲龍泉寺入り口:”音玉の坂”の標示(13:20)

▲龍泉寺本堂(13:25)

▲龍王池(13:30)

▲分岐まで帰り小休止(13:40~45)

▲最上稲荷本堂に通じる石段:不揃いで歩きにくい

▲本堂を後に(14:15)

▲参道出口の賑わい(14:25)

▲JR備中高梁駅北側迄帰ってきた(14:55):
最上稲荷の大鳥居が後方に見える