定例AA 天橋立と大江山  (833m、京都府宮津市、大江町)

  2018年5月30日(水) 天候小雨       しらかわ 記 
”京都府立・丹後海と星の見える丘公園”の宿泊棟で朝食を食べた午前7時頃には雨が降って来た。
梅雨に入り天気予報は目まぐるしく変わり、計画変更に気をもむ一日である。

午前8時10分にバスに乗り、天橋立北側のバス停で下車。
傘をさして松並木の天橋立を北から南へ約4kmを約1時間かけてゆっくりと歩く。
観光名所であるが歩いている人は殆んど居ない。
松林の未舗装道の左右には、形の珍しい松が次々と現れ、雨の中でも楽しく歩けた。
また中程には与謝野晶子夫妻の歌碑などがあった。
松並木の終点には大天橋、その先に廻転橋があり、天橋立が宮津湾と阿蘇海を分ける半島になっていることが分かる。
最後、智恩寺に参拝し、駐車場前で土産物を買ってバスに乗り大江山に向かう。いっこうに雨は止まず寧ろ強くなってきた。
山道に入ると道は狭く、木が垂れ下がりバスの屋根をこするようになる。
予め駐車場所(バス回転)と思った車道左手の広い処にバスを止めて車内で雨具を着用。
 
バスを下りて車道を20分程歩くと登山口の鬼嶽稲成神社に着く。
ここでトイレ休憩し、霧で見通しがきかない登山道を登って行く。
最初は急坂であるが山頂までは40分と短いので希望者11名全員山頂に立つ。
広い山頂は霧で全体が好く見えない。
風もあり集合写真を撮って、直ぐに東屋で雨風を避けながら行動食を食べて元来た道を下山。
往復の所要時間は休憩を含め2時間であった。
 
 
 天橋立と大江山のコースとコースタイムは以下の通り。
 
バス停(8:25)〜松並木入口(8:30)〜天橋立ウオーク(約4km)〜大天橋(9:20)〜智恩寺〜智恩寺バス停(9:30〜40)〜バス回転(10:50〜55)〜鬼嶽稲成神社(11:15〜25)〜登山口(11:30)〜分岐(12:00)大江山・千丈嶽(軽食12:10〜20)〜分岐(12:25)〜鬼嶽稲成神社(12:25)〜バス回転(12:55〜30)
 
   歩行距離:3.5km、 歩行時間(登り)55分、(下り):35分、累積標高差:350m、
   休憩を含む所要時間:2時間
 
その後、大江山グリーンロッジで遅い昼食を摂り、となりにある”日本の鬼の交流博物館”を見学。
博物館玄関前には日本瓦を組み合わせた日本一大きい鬼瓦(重量約9.3トン)があった。
博物館内部には大江山の鬼伝説、日本各地、世界各地の鬼の展示物が有り、見学時間30分では十分観ることが出来なかった。
その後、帰る途中にある朝来市の奥香の湯で温泉に浸かり、予定より少し早い午後7時過ぎに丸亀に帰る。
 
1、大江山は航空管制塔から鍋塚、鳩ケ峰、千丈嶽を通り鬼嶽稲成神社に下りる計画だったが、雨風の中4時間の縦走登山は道が悪く、展望もないと予想されたので中止した。
  真に残念であるが縦走登山を希望しない参加者10名に2時間以上バスで待機させることにもなり、中止は妥当な判断と思う。
2、天橋立は観光で訪れた人も居たようであるが松並木約4kmを歩いた者は少なく、思い出に残るウオーキングになったのではないでしょうか?
 
天橋立の写真

GPS軌跡図(天橋立)

バス停(元伊勢龍神神社の向い側)

バス停の説明版(松並木入口まで460m)

天橋立の全景

松並木入口の説明版

珍しい松

双竜の松

松並木を行く

珍しい形の大松

集合写真(カメラマンは写っていません)

▲与謝野晶子夫婦の歌碑前

▲大天橋

▲大天橋から見た宮津湾海水浴場

▲大天橋南側にある特別名勝・天橋立の石柱

▲智恩寺の大門:
この中の本堂に参拝してバス駐車場前でお土産を買い大江山に向かう
大江山の写真

▲GPS軌跡図(大江山)

▲鬼嶽稲成神社手前数百メートルの広場でバスを下りる

▲舗装道を歩いていると赤鬼のモニュメントがある

▲舗装道の終点が鬼嶽稲成神社

▲神社に参拝し、左手奥トイレ前で登山班11名と
神社周辺散策班4名に分かれる

▲トイレ前で出発準備

▲トイレ先が登山口(千丈嶽まで1100mの標示)

最初は丸太の階段の急登

途中で小休止

分岐を右へ(千丈嶽まで300m)

▲山頂での集合写真(カメラマンが写っていません:11名)

▲大江山が赤石ケ岳(763m)、千丈嶽833m)
、鳩ケ峰(746m)、鍋塚(763m)からなる連山を示す表示板

山頂の小屋で行動食を食べる:小雨と風で体感温度は低い

小屋を後に

山頂はガスに覆われて20m先の小屋が好く見えない

元来た道を下山:赤石ケ岳との分岐を通過

雨に濡れたブナの大木

登山口(トイレ横)まで戻る

当初計画したバス駐車場に帰る
日本の鬼の交流博物館

▲大江山グリーンロッジの食堂(13:20〜55):
昼食はカレーライス、そばなど


日本の鬼の交流博物館前の日本一大きい鬼瓦:日本瓦名産地8ケ所の瓦を組合わせた重量9.3トンの鬼

日本の鬼の交流博物館内の展示風景