定例ハイキングA 笹ヶ峰(1,016〜三傍示山(1,158 高知県大豊町 

  2015年12月6日(日)  天候:曇り      しらかわ 記
 丸亀を午前7時に出発し、高知自動車道の新宮ICからR5号線に入り狭い車道を笹ヶ峰隧道近くまで来ると法面崩壊のため全面通行止めになっていた。
そこで新宮ICまで引き返し、高速道を南下し大豊ICで再度R5号線に下り、逆方向に北上して70分遅れの午前9時25分に登山口に着いた。
ここで出発準備をし、以下のコースを歩いた。

本日のコースとコースタイムは以下の通り。

登山口(9:35)〜笹ヶ峰(10:10〜20)〜975m三角点(11:10)〜三傍示山(昼食)(11:30〜12:10)〜三県境(12:15)〜975m三角点(12:30)〜笹ヶ峰(13:10〜15)〜登山口(13:40)

歩行距離:5.8km、 歩行時間(上り):1時間45分、 (下り):1時間25分、 累積標高差(上り)、(下り):540m、 休憩昼食を含む所要時間:4時間5分

 最初は江戸時代に参勤交代で使われていた土佐街道の山道を愛媛県と高知県の県境・笹ヶ峰迄約40分で登る。
県境には木製の大きな標識が二本と歌碑、峠の説明用立札が有る。

このすぐ西にある小高い山・笹ヶ峰山頂で小休止。 その後、笹薮の中にブナの木々が有る尾根筋を木に付けられたテープを目印に東方向に進む。
アップダウンを繰り返しながら進むと975mの三角点が登山道に立っている。
その後、更に東方のスズタケの中を進むと高知、愛媛、徳島の三県境の分岐に出る。

ここで北方に向きを変えて約5分で三傍示山の山頂に着く。 山頂に木々は少ないが展望は良くない。
残雪が有り気温は低い。 風が無かったので山頂で昼食をゆっくりと食べる。
集合写真を撮った後は元来た道をゆっくりと尾根歩きを楽しみ、午後1時40分に登山口に帰って来た。
下りで笹ヶ峰の県境からしばらくの区間・土佐街道は石ころの上に落ち葉がびっしりと有り歩き難かった。

下山後、R5号線沿いにある江戸時代の大名宿泊場所・旧立川番書院(国指定重要文化財)を観光し、ほぼ予定通り午後4時に丸亀に帰って来た。

1、笹ヶ峰から三県境の尾根筋はスズタケをかき分けて進むと覚悟していたが登山道は全て刈り取られており、快適な尾根歩きが出来た。
2、この山行は1年前に計画したもので最新の道路事情をチェックしておらず、通行止めを見逃していた点は大いに反省しなければと思う。
3、参加者9名の足並みが揃っており、所要時間が約4時間と短く、丸亀帰着はほぼ計画通り。参加者の御協力に感謝。



GPS軌跡図

高低差グラフ

R5号線沿いの登山口で出発準備(9:25〜35)

参勤交代で歩かれた土佐街道を笹ヶ峰を目指して登る

愛媛県と高知県の県境に到着(大きな県境標識が二本:昭和57年の標示)

県境の北西の小高い山・笹ヶ峰山頂(1016m)での集合写真(10:20)

県境から東へ伸びる尾根道(枝につけられたテープを目印に三傍示山を目指す)

途中にある975mの三角点(所々に残雪が)(11:10)

正面左手に三傍示山が見えてきた

▲三傍示山(1158m)での集合写真

▲山頂で昼食(残雪が有り寒い)(11:30〜12:10)

▲元来た道を戻る:徳島県(三好市)、愛媛県(四国中央市)、高知県(大豊町)の三県境

▲スズタケが刈り取られた道を下る

▲このような場所も有る

▲ブナの木と笹原の登山道

▲所々に残雪が有る

▲倒木が登山道をふさいでいる処が何か所も有った

▲笹ヶ峰の県境に帰って来た(小休止)(13:10〜15)

▲杉林の中を下山

▲R5号線の登山口に帰る(13:40)

▲参勤交代の本陣だった旧立川番書院
(国指定重要文化財:寛政年間に建築され、一度解体復元された建物)

▲番書院の裏側

▲帰りに立ち寄った馬立PAの真っ赤な紅葉