定例ハイキングA  先山  (448m、兵庫県洲本市)

  2017年1月8日(日) 天候:雨(気温5℃)       しらかわ 記 
  日帰りバス山行は久しぶりで、雨にも拘わらずバス定員一杯の15名が参加。
神戸淡路鳴門自動車道の洲本ICを下りから出発地までの道路を間違えたが午前8時50分に盛光寺に着く。

この先は道幅が狭く、マイクロバスが通行出来ないので予定の出発地より少し手前である。
2日前の洲本市の降水確率は10パーセントと低かったが本日は終日雨。下山途中にはみぞれに変わる。
バス内で雨具を着用し、下りのコースは先山東側の十六丁から南への道(GPS軌跡図の黒線:雨の場合は道が悪い)を止めて元来た道を往復する事に変更。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 
盛光寺(9:00)〜十六丁(10:10)〜千光寺(参拝と昼食)(10:25〜11:05)〜十六丁〜盛光寺(11:45)
 
歩行距離:5.5km、歩行時間(登り):1時間25分、(下り):40分、累積標高差(登り)、(下り):480m、
休憩、昼食を含む所要時間:2時間45分、
 
 先山山頂にある千光寺までのコースは参道でもあり、丁石が一から十八まであり迷うことも無く、良く整備されていた。
最初はコンクリート道、続いてコンクリート階段、階段状の登山道、急傾斜の自然道となり、最後は4つの急な長い石段が有る。
その大部分が雑木林の中で1か所のみ東側の展望が開けている。
境内の展望所からは諭鶴羽山、四国の山々が眺められると分県ガイドには書かれているが、この雨で視界が悪く何も見えなかった。
気温が5〜6℃と低く、身体を動かさないと寒くなるので、登りも下りも休憩時間を殆んど取らずに歩いた。
その結果、登りは標準コースタイムより15分短い1時間25分で、又下りは40分と大幅に短い時間でした。
 
千手観音を本尊とする千光寺は淡路西国八十八か所第一番札所で本堂、三重塔、鐘楼、仁王門、不動堂などがあり、この日も訪れる参拝者を見かけた。
雨が降り続き、ゆっくりと境内を見て回る事が出来なかったのは心残りである。
 
今回の様に終日雨の中を歩く山行は最近殆んどなかった。
全員無事下山し、帰りには珍しい甍公園を観光することも出来、思い出に残る山行になったと思われます。
 

GPS軌跡図

盛光寺東側道路で出発準備(8:50〜9:00)
この先は道路が狭くてマイクロバスが通行出来ない

▲雨の中、レインウエア着用し出発(9:00)

▲神戸淡路鳴門自動車道の跨線橋を西へ:正面の山が先山

▲緩やかなコンクリート道が続く:門松が左右に

▲三丁目の丁石(千光寺境内の十八丁石まで続く)

▲下山してきた地元の男性と情報交換(七丁石前)
十六丁から南への登山道は道が悪く、崩壊区間が有る模様で最近は通っていないとの事

▲東側の展望:神戸淡路鳴門自動車道が見える

▲:雑木林に囲まれたコンクリート階段が暫く続く

▲不動明王像:石碑には安政の文字が

▲階段状の登山道に変わる

▲ジグザグになった急傾斜の登山道

▲十六丁までやって来た

▲計画した下山コース分岐の鳥居

▲十七丁に立つ東の茶屋:廃屋か?

▲千光寺境内最初の石段は短い
上部が十八丁で別格本山千光寺の大きな石柱がある

▲不動堂へ上がる長い石段

▲不動堂にお参り

▲不動堂西側にある長い石段上部に有る展望所
ここで昼食(10:30〜11:00)

▲仁王門へ続く最後の石段

▲右の仁王像:運慶作と言われているとか

▲仁王門から見た本堂(本尊千手観音)、右手が三重塔、左手が鐘楼

▲本堂から見た三重塔と仁王門


▲昼食後石段下の寺務所前で小休止(11:05)

▲神戸淡路鳴門自動車道跨線橋まで下りてきた(11:40)

▲最後の丁石を見る(登りでは気が付かなかった):一丁

▲バスの待つ盛光寺に下山(11:45)
甍公園(12:15〜30)

▲公園の土手の斜面が日本瓦で覆われている:不思議な風景である

▲日本瓦7万枚で作られた巨大モニュメント
青海波(江戸浄瑠璃の衣装の模様)のピラミッド
▲その拡大写真と説明版(モニュメントの高さ5m、平面20.5m*19.5m)