定例ハイキングA 風の道(岡山県倉敷市児島) 

  2013年8月18日(日) 晴れ                  しらかわ 記   
”風の道”とは平成2年に廃線となった下津井電鉄の軌道敷設跡地を倉敷市が遊歩道、自転車専用道として整備したもので、旧児島駅跡から下津井駅跡までの約6.3kmの区間である。

ここ十日ばかり、気温35度を超える猛暑日が続いており、今日は熱中症対策をしての参加である。この暑さのためか参加者は7名と少ない。
午前10時前にJR児島駅を降り、スタート地点の旧児島駅跡地に向かう。
既に気温は30度を超えており、先ず近くにある旧瀬戸大橋記念館に入り冷房の効いたホールで早速休憩。
今は児島市民交流センターとして利用されている。建物外観は江戸時代の太鼓橋風、室内天井には江戸時代の庶民の風俗画が全面に描かれ、室内ホールには古代ギリシャ、ローマ様式の橋をイメージした事務室がある珍しい空間である。
休憩後、出発地点の旧児島駅跡に行き、炎天下を下津井港まで歩いた。なお、途中で少し寄り道をし瀬戸大橋架橋記念公園の北の丘の東屋で昼食を取る。

コースとコースタイムは以下の通り。
JR児島駅(9:55)〜旧瀬戸大橋記念館(10:15〜30)〜旧児島駅跡(10:35)〜旧備前赤坂駅跡(10:55)〜旧阿津駅跡(11:00)〜休憩(11:20〜25)〜旧琴海駅跡(11:35)〜高架下(休憩)(11:55〜12:00)〜旧鷲羽山駅跡(12:05)〜東下津井駅跡(12:12)〜瀬戸大橋架橋記念公園(昼食)(12:30〜13:05)〜旧下津井駅跡(13:35〜13:40)〜下津井港バス停前(13:45)着

(1)、全コース6.3kmに日陰になる所は殆んど無く、熱中症、日射病対策としての日傘(雨傘)は非常に有効であった。
(2)、風の道の標高差は数十メートルと僅かで、土の道が大半で、歩きやすく、また道端には手入れされた花が咲いている処もあり、やさしい道である。
(3)、旧瀬戸大橋記念館での休憩、瀬戸大橋架橋記念公園での東屋での昼食は猛暑ハイキングにはうれしいプレゼントであった。



▲ハイキングコースGPS軌跡図

JR児島駅(9:46〜55)

駅前にある市内案内板:風の道のルート説明有り

旧瀬戸大橋記念館前での集合写真(7名全員)

冷房の好く効いた館内で休憩

館内にあるギリシャ、ローマの古代橋を模した事務室

天井には江戸時代の庶民風俗画が

出発点の旧児島駅正面

駅構内:45年前に何度も利用したプラットホームは今も変わらず

日傘をさして旧下津井駅に向けて廃線路跡を南へ

風の道の両側に車道が平行している珍しい交差部

旧備前赤坂駅跡

旧阿津駅跡

よく手入れされた花の道

木陰で休憩

旧琴海駅跡:後方に見えるのは瀬戸中央自動車道高架橋

児島競艇場は左手眼下に

高速道路下の日陰で休憩

旧鷲羽山駅跡

下津井瀬戸大橋と櫃石島(香川県坂出市)

旧東下津井駅跡

瀬戸大橋架橋記念公園の北の丘で休憩と昼食

食後の集合写真:後方には鷲羽山ハイランドの遊戯施設が見える

風の道で唯一木蔭が続く処:日傘不用

旧下津井駅跡で集合写真:後方には平成2年まで使われていた電車が2両

下津井港:ここで下電バス(とこはい号)に乗る:(13:48)