定例ハイキングA 賎ヶ岳(421m 滋賀県長浜市)
2021年4月15日(木) 天候:快晴   しらかわ記

宿泊ハイクの初日は賤ヶ岳。

賤ヶ岳は戦国時代の天正11年、羽柴秀吉と柴田勝家が戦った古戦場で、山頂には七本槍の武将像、石碑があり、またコース上には首洗いの池、中川清秀の墓、高山右近の砦跡などがある。

午前6時過ぎ、小型観光バスでJR宇多津駅南口を出発。参加者は14名。 山陽道の瀬戸PA、名神高速の桂川PAで弁当購入、トイレ休憩を取り、北陸道の木ノ本ICから北へ進み余呉湖北側にある余呉湖観光館でトイレ休憩。 その後、南側の国民宿舎余呉湖荘跡でバスを降りる。

本日のコースとコースタイムは以下の通り

国民宿舎余呉湖荘跡(登山口)(10:50)……分岐(11:20)……賤ケ岳山頂(昼食)(11:50~12:40)…大岩山(13:45~50)……岩崎山(14:20)……余呉湖観光館(14:35)

   歩行距離(登り):1.6㎞、(下り):5.75km、歩行時間(登り):1時間、(下り):1時間50分

   累積標高差(登り)、(下り):520m、  休憩、昼食を含む所要時間:3時間45分、

クラブ行事で13年前に泊まった国民宿舎余呉湖荘は無く、砂利を敷いた広場になっている。 この西側登山口を午前10時50分に出発し、途中の分岐を左に進んでゆくとやがて賤ケ岳山頂。

登山道は良く整備されており、急傾斜部はジグザク道になっていて歩き易い。山頂までの所要時間は1時間。 賤ケ岳山頂から南側に琵琶湖、北側に余呉湖が見え、素晴らしい眺めである。 山頂は広くて賤ヶ岳の合戦の際には羽柴秀吉が本陣を敷いたと説明版にある。平日でハイカーは数名しかおらず、山頂でゆっくりと展望を楽しみながら昼食。

集合写真を撮り大岩山、岩崎山へと登り下りを繰り返し余呉湖観光館に午後2時35分に下山。所要時間は3時間45分。

途中には古戦場の史跡が随所にあり、説明版で当時の様子がうかがえる。 余呉湖観光館では賤ヶ岳七本槍、余呉湖のダムの仕組み等の展示を見、土産物を購入するなどして20分程過ごす。 その後、木ノ本ICから北陸道を走り、鯖江ICを出てかんぽの宿福井に午後4時10分に着いた。

かんぽの宿福井は新型コロナ対策が徹底されており宿泊客も少なく安心して泊まることが出来ました。

夕食風景を一枚。
当初、心配した雨もなく、絶好のハイキング日和で、賤ケ岳山頂で二手に分かれることなく全員が同じコースを歩くことが出来ました。 明日も天気が良さそうで、一乗城山ハイクが楽しみです。


▲GPS軌跡図

▲標高図

▲ 余呉湖北側にある余呉湖観光館(10:30~35):
観光館左手方向の公衆便所を利用

▲余呉湖南側にある国民宿舎余呉湖荘跡(10:45~50):
ここで出発準備

▲ 賤ヶ岳登山口の古戦場説明版:切通しと七本槍古戦場

▲登山口を出発(10:50):山頂まで1.5kmの標示

▲最初は緩やかな登山道

▲分岐の道標(11:20):賤ヶ岳まで0.7km

▲木の階段の登山道:急傾斜部はジグザグ道で歩き易くなっていた

▲賤ヶ岳砦跡の説明版:秀吉は天正11年3月の合戦の際、
山頂に200m*50mの砦を築造し本陣とした

▲ 賤ヶ岳山頂(11:50):360度見晴らしが良く、南側に琵琶湖、北側に余呉湖、東遠方には伊吹山も見えた

▲ 余呉湖を背景に集合写真:参加者全員14名

▲山頂にある武者の銅像を囲んで(その1)

▲山頂にある武者の銅像を囲んで(その2)

▲山頂にある武者の銅像を囲んで(その3)
▲賤ヶ岳山頂から見た余呉湖(12:40)

▲大岩山方向へ(13:05):
賤ヶ岳山頂1.1km、余呉駅2.9㎞の道標

▲緩やかな登り道

▲大岩山砦跡の説明版:賤ヶ岳合戦の前哨戦で中川清秀が築城した砦で十分な備えがなく、佐久間政盛の急襲で清秀はここで戦死

▲大岩山への分岐の道標(13:42)

▲大岩山にある中川清秀の墓(13:45~50)

▲幅広い登山道

▲岩崎山砦跡の説明版:高山右近が築城した未完成の砦で、
賤ヶ岳合戦中期に右近は早々と撤退

▲岩崎山山頂(14:20):
樹林帯の中にあり木の枝に山名と標高209.66mの表示板があるのみ

▲余呉湖観光館駐車場に下山(14:35)

▲余呉湖観光館(14:40~15:00):見学と買い物

▲ かんぽの宿での夕食風景