個人山行 皇海山(2,144m 群馬県片品村) 2016年6月16日(木)天候:曇り時々小雨 しらかわ 記 |
|||
T社主催の3泊4日のツア登山に参加。
前日に松山空港から成田空港に飛び、車で片品村ペンション村に移動し、ペンションてんとう虫に宿泊。
早朝6時過ぎに出発し、悪路で有名な栗原川林道を通り午前8時前に皇海橋北側の駐車場に到着。
ここで出発準備をして皇海山を往復。
曇り空で何時雨が降って来てもおかしくない空模様である。
登山口に有る大標柱を右に見て林道に入る。
林道を少し歩き、その後右に向きを変えて不動沢沿いの登山道に入る。
沢を幾つか渡渉し中間点の処までは比較的緩やかな岩道である。
不動沢の上方まで進むと涸れ沢の岩のゴロゴロした急登を行くようになる。
やがて不動沢のコルに出る。
この頃になって雨が降り出したのでレインウエアを着用。向きを北に変えて緩やかな笹原を登って行く。
しばらく進むと大岩の横の狭い急登をロープ、木の根に掴まりながら登る処も有り緊張を強いられる。
やがて青銅の剣の横を登ると山頂である。 山頂は林の中で展望は無く、渡良瀬川水源碑が有り、誰もいなかった。
ここで昼食を摂る。雨がこの間だけ止んでいてラッキーであった。
下山は元来た道を引き返す。雨で黒い土は滑り易く、特に急坂は慎重にゆっくりと通過したので歩行時間は登りとあまり変わらなかった。
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
登山口(8:05)〜不動沢のコル(10:00〜05)〜皇海山(昼食)(11:00〜30)〜不動沢のコル(12:20〜30)〜登山口(14:15)
歩行距離(上り)、(下り):3.4km、 歩行時間(上り):2時間50分、(下り):2時間35分、
累積標高差(上り)、(下り):860m、 昼食、休憩を含む所要時間:6時間10分
1、日本百名山で他の登山者に遭わなかったのは今回が初めてである。
梅雨時の平日で天気予報が雨だったせいもあるだろうが、最近ポピラーになったこのコースは
登山口までの栗原川林道が狭くて未舗装部分が有りアクセスが悪いのも要因と考えられる。
2、登山道は殆んど樹林帯の中で、山頂も木々の囲まれて展望が無く、晴れていても多くを期待できない山であった。
ただ、シャクナゲの木が多く、花が咲きかけていたのが印象に残った。
その他にも2、3種類の花を見かけたが綺麗な写真が取れなかったのが残念である。
別途、武尊山縦走、谷川岳一ノ倉沢トレッキングの写真を予定しています。
|
|||
![]() ▲GPS軌跡図 |
|||
![]() |
![]() ▲登山口の皇海橋北側にある駐車場:本日駐車したのは我々のみ |
![]() ▲皇海橋を渡り正面の皇海山登山口の大標柱を見て左の林道へ (8:05) |
||||
![]() ▲林道入り口の熊出没の注意書き |
![]() ▲林道を右に曲がる |
||||
![]() ▲沢を渡る |
![]() ▲沢の左手を行く |
||||
![]() ▲中間点の道標(山頂1.8km、登山口1.8km) |
![]() ▲沢の岩のゴロゴロした道を登る |
||||
![]() ▲不動沢のコル(10:00) ここで全員レインウエア上下を着用 |
![]() ▲小雨の笹原を山頂へ |
||||
![]() ▲ロープの有る急登 |
![]() ▲大岩の横の急登を慎重に登る |
||||
![]() ▲青銅の剣の横を通過 |
![]() ▲青銅の剣(庚申二柱大神と刻まれている江戸時代は日光修験道の道場で、庚申山の奥宮とされていたようである) |
||||
![]() ▲皇海山山頂(11:00〜30:昼食) |
![]() ▲山頂にある渡良瀬川水源碑(木々に囲まれて展望は無い) |
||||
![]() ▲不動沢のコルまで下りる(12:20〜30):コル南側の鋸山途中まで登れば見晴らし良好であるが、この雨で行くのを断念 |
![]() ▲ロープを使用して慎重に下る |
||||
![]() ▲沢の水溜りを避けて狭い岩道を通過 |
![]() ▲このような歩き易い場所も有る |
||||
![]() ▲シャクナゲが所々に咲いていた |
![]() ▲皇海橋南側の登山口に帰る(14:15) |
||||