定例ハイキングB  太龍寺山(618m 徳島県阿南市)  (高松市)

  2018年1月30日(火) 天候:晴れ(山頂の気温:-1℃)      しらかわ 記 
 
当初、昨年12月予定していましたが天候が悪くて延期した行事で、今回は数年に一度の寒波が予想されたことも有り参加者は5名でした。
午前6時に丸亀を出発し、日の出の頃(7:00)高松自動車道の鳴門西PAでトイレ休憩を取り、徳島市内の交通渋滞で約30分遅れて登山口の道の駅・わじきには午前9時20分に着きました。
ここで出発準備をして以下のコースを歩きました。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
道の駅・わじき(9:30)〜平等寺道〜元分岐(10:55)〜いわや道〜分岐(11:40〜50)〜太龍寺山(昼食)(12:00〜40)〜舎心ケ嶽(13:00〜10)〜太龍寺(13:30)〜太龍寺山門(14:00)〜太龍寺駐車場(小休止)(14:10〜20)〜四国の道案内板(小休止)(15:05〜10)〜道の駅・わじき(15:45)
 
   歩行距離(登り):5.8km、(下り):9.1km、歩行時間(登り):2時間20分、(下り):2時間50分、
   累積標高差(+):(ー):1380m、   休憩、昼食を含む所要時間:6時間15分、
 
道の駅を出て東に約300m歩き、ガソリンスタンドの処で左折し20m程で再度左折して西に歩くと右手に薬師庵が有りました。
ここから緩やかな林道を暫く行きますと、やがて山道になり杉林の標高差約250mの急登(数か所にロープ設置)になります。
この辺りが平等寺道と言われている最近整備された遍路道です。
その後は緩いアップダウンの繰り返しが続く遍路道・いわや道になりますが、所々狭い岩道の急坂で緊張を強いられます。
暫く登ると、いわや道と中山道(太龍寺山)の分岐に到着します。ここで小休止を取りました。
山道は良く整備されていましたが、ここから太龍寺山山頂まではかなりの急登でした。
急登の途中からは残雪を踏みしめながら登り、最後の石段を登ると太龍寺山山頂です。出発からの所要時間は2時間30分でした。

山頂から北方には太龍寺のロープウエイ、その先には中津峰山が良く見えました。
気温はマイナス一度と寒く、弁当は山頂東側下石垣の日当たり良い場所で食べました。
40分程山頂で過ごし、元来た道を分岐まで戻り、北方面の太龍寺に下りました。
途中には空海が24才の時に100日修行したと言われている舎心ケ嶽の岩場がありここで記念写真を撮りました。
その後、太龍寺のロープウエイ乗り場から本堂への石段を登り、大師堂、楼門、山門を出て、計画ルートとは異なる四国の道を通って出発地の道の駅に帰ってきました。

太龍寺境内を観光した事と歩行距離が9.1kmと長かったので山頂から道の駅までの所要時間は2時間50分とやや長くなりました。
今回は山頂往復コースから周回コースに変更したこと交通渋滞に遭遇したことも有り、丸亀には計画より約1時間遅れの午後7時に帰ってきました。
 
1、太龍寺山の登山コースは太龍寺への遍路道(加茂道、太龍寺道、中山道、四国の道、いわや道〜平等寺道)が利用されている。
  今回、登りは平等寺道〜いわや道を歩き、下りは四国の道に変更した。
  下りもいわや道〜平等寺道は可能であるが急坂、ロープが多くて所要時間が読めず、安全を優先した結果である。
2、太龍寺は広い境内に本堂、多宝塔、大師堂、楼門、山門など多数の仏教建築があり、
  又弘法大師(空海)が若い時に修行した舎心ケ嶽も有り四国八十八か所の中でも特異な寺(西の高野山?)であるようだ。
  観光するにはもう少し時間の余裕が欲しかった。 残念。
3、自家用車利用して片道3時間の山行行事は最近なかったように思う。 快く引き受けて頂いたOさんに感謝。
 

GPS軌跡図

▲標高グラフ

▲道の駅・わじき(9:30):ここで出発準備

薬師庵(9:40):左手の林道へ

▲廃屋の左手の林道を西方向に行く
(遍路道の道標が有り分かり易い)(9:50)

▲ロープが在る急登が続く(10:20)

▲急登にはロープが張られていて遍路道としてよく整備されている

▲古い石柱(10:55)
へんろみちは左と記されているが現在は廃道になっている

舟形丁石(11:00):太龍寺まで24丁(約2.6km)

▲分岐(11:40〜50):左がいわや道、右が中山道(太龍寺山)

▲太龍寺山への最後の急登、残雪有り

▲太龍寺山山頂(12:00〜40:昼食):山頂は平坦になっており、観音堂跡の礎石が雪の中に点在(気温ー1℃と寒い)

▲山頂から見た中津峰山方面(北西):
近くにはロープウエイの架線支柱が見える

山頂での集合写真(参加者5名)

▲山頂を出発(12:40)

▲急坂を分岐へ

▲分岐の道標:
ふだらく山(太龍寺山)と中山道、いわや道(道の駅・わじきまで
約5km)は左へ、22は22番札所平等寺の意味(12:55)

空海(弘法大師)修行の銅像がある南舎心ケ嶽(12:57)

▲空海銅像前の岩場で記念写真(13:05)

▲南舎心ケ嶽から太龍寺ロープウエイ乗り場までの道沿いには
ミニ八十八か所の石像が並んでいる

▲太龍寺へ(13:30〜40):ロープウエイ山頂駅前の売店で小休止

▲太龍寺本堂への石段

太龍寺本堂に参拝し、大師堂方面へ

▲大師堂(13:45)

▲広い境内:正面が本堂、石段は多宝塔へ、右手が大師堂

楼門(13:50)

▲山門(14:00)

▲四国の道の案内板(15:05〜10):県道28号の民宿山口屋前

県道28号線を道の駅・わじきへ
(200m先でR195号線と交差)

▲道の駅・わじきに帰る(15:45)